会田誠(1965-)

新潟県出身。1991年、東京藝術大学大学院美術研究科修了。美少女、戦争、サラリーマン、日本の国際化や時事問題などの幅広いテーマを、洋画・日本画にとどまらずアニメや児童画のスタイルも借りた平面作品、映像や立体と、ありとあらゆる技法を用いて皮肉たっぷりに表現する。その風刺精神と脱力感にあふれる作品は、時に物議をかもしつつ、幅広い世代からの支持を集めている。小説『青春と変態』(1996)、エッセイ『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(2012)など執筆活動も旺盛。