2008年は日本人のブラジルへの移住が始まってから100年という節目の年、日本ブラジル交流年です。兵庫県はブラジルのパラナ州と姉妹提携を結んでおり、神戸はブラジルに住む日系人にとって、そこから日本を旅立ったという想いの深い街です。当館では、パラナ州にありますオスカー・ニーマイヤー美術館との交流によってこの展覧会を実現しました。 　本展では、都市をモチーフとして描くマゼ・メンデス、ブラジルのプリミティブなかたちを表現するジョゼ・アントニオ、ブラジルの自然の風景を描くフランシスコ・ファリアの3人の作品を紹介します。また、今年6月から同美術館で開催された「日本の美術　近代から現代へ−兵庫のコレクション−」展に出品された作品も新たな視点によってご覧いただきます。 　地球の反対側にある日本とブラジルは、季節、時間が逆転した、旅をするには遠い国ですが、サッカーや音楽などを通じて近しく感じているのではないでしょうか。3人のブラジル人アーティストの作品や、会期中に繰り広げられるさまざまなイベントを通じて「ブラジル」を感じ取っていただき、新たな交流の一歩としたいと思います。 ■ 11月3日 [月,祝] トークショー サッカーとアート ■ 11月1日 [土] 出品作家によるアーティスト・トーク ■ 11月8日 [土] オスカー・ニーマイヤーの建築 ■ 11月15日 [土] ブラジルのいま 新聞記者の眼 ■ 11月22日 [日] クリチバの街づくり ■ 11月15日（土） コーコーヤ　ライブ ■ 11月22日 (土) [美術館の調べ] コンジュント・ショヴィ・シュヴァ ライブ ■ 11月23日 (日) これがカポエィラだ！サンバでおどろう。 ■ 11月8日 (土) KEN-Vi名画サロン特別上映会〉「フランシスコの二人の息子」 ■ 11月9日 (日) DVD上映・「ガイジン２−心の祖国」 ■ 11月2日 (日)、13日 (木)、14日 (金)、20日 (木)、21日 (金)、27日 (木)、28日 (金)、29日 (土)、12月4日 (木)、5日 (金)、6日 (土) DVD上映「黒いオルフェ」 ■ 11月1日 (土)、2日 (日)、3日 (月・祝) ブラジルの香りを楽しむ ■ 11月2日 (日)、3日 (月・祝) こどものイベント ■ 11月22日 (土) おやこ解説会 ■ 毎日曜 ■開催期間 2008年11月1日（土）〜12月7日（日） ■休館日 月曜日（ただし11月3日[月・祝]、24日[月・振休]は開館、翌火曜日休館） ■開館時間 午前10時〜午後6時（金・土曜日は夜間開館午後8時まで）入場は閉館30分前まで ■観覧料 一般1000（800）円　、大・高生700（500）円、中・小生400（200）円 ※（　）は前売り料金および20名以上の団体割引料金 ※兵庫県内在住・在学の中・小生はココロンカードの提示により無料 ※障害のある方とその介護の方（１名）、および兵庫県内在住の65歳以上の方は当日料金の半額 ※コレクション展の観覧には別途観覧料金が必要（本展とあわせて観覧される場合は割引あり） ■主催 兵庫県立美術館、オスカー・ニーマイヤー美術館、神戸新聞社 ■後援 ブラジル大使館、在名古屋ブラジル総領事館、在神戸ブラジル名誉領事館、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、財団法人日伯協会、ＮＨＫ神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西 ■協力 独立行政法人国際協力機構 兵庫国際センター、財団法人兵庫県国際交流協会、財団法人兵庫県学校厚生会、日伯交流年兵庫県実行委員会、NPO関西ブラジル人コミュニティーCBＫ、、、株式会社クリムゾンフットボールクラブ（ヴィッセル神戸）、フレシオンかめや、FM COCOLO ■協賛 ▼「兵庫のコレクション展」 オスカー・ニーマイヤー美術館へ