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この部屋では、「特集 こどものための美術鑑賞術」と銘打って、一般的にわかりにくいとされている現代美術や抽象彫刻をピックアップ。その楽しみ方をご紹介します。
絵の見方に正解、不正解はありません。でも、ちょっとしたコツを知っていれば、もっと楽しめます。
今回は、県立美術館のコレクションに合わせて、ワークシートやパズルなど、体験して発見できる仕掛け「やってみよう」を用意してみました。あなたも挑戦してみませんか?

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清水登之の《テニス・プレーヤー》
の登場人物に、台詞をつけよう! |

清水登之《テニス・プレーヤー》1918年
ワークシートの一例 |
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『ころころころ』や『もけらもけら』など、
元永さんの絵本を楽しめるよ。
ぜひ、読みに来てね。

元永定正《ヘランヘラン》1975年 |
山村コレクション |
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S.Motonaga |
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ここには「はだかのからだ」、つまりヌードをモチーフとする作品ばかりが集められています。この部屋に集められたヌードを見比べながら、それぞれに込められた画家の狙いや思いを想像してみてください。体の一部である「手」をかたどった彫刻3点もあわせてご覧いただきます。 |


前田寛治《ベッドの裸婦》1928年頃 |


ヴィクトール・パリモフ《海水浴場》1920年頃 |
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この部屋では当館が誇る20世紀後半の日本で生まれた、いわゆる「現代美術」の作品をご覧いただきます。絵具とキャンヴァスによって表現される世界の幅広さ、木・金属・アクリル・布といった様々な素材による表現をお楽しみください。 |


白髪一雄《作品II》1958年 |


斎藤義重《ペンチ》1967年
山村コレクション |
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現在の美術表現において、写真は欠かすことの出来ない技法となっています。特に版画の分野では、写真という技術を取り入れて、「見る」ことの意味や時間の流れについて考えをめぐらすような作品が多く制作されています。ここではそうした作品を、時間をさかのぼるように展示します。 |
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斎藤智《無題A》1976年 |
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この展示室では、近代彫刻の祖といわれるオーギュスト・ロダンから現代まで、海外の彫刻家たちによる作品を展示しています。
また展示室の東側では、震災後の文化の復興のシンボルである当館の建築設計を担当した安藤忠雄氏による様々なプロジェクトを、建築模型などでご紹介します。 |
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オーギュスト・ロダン
《オルフェウス》1892年 |
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特別展「南画って何だ?!」の開催にあわせて、村上華岳、橋本関雪らによる日本画をご紹介するとともに、当館コレクションの中でも代表的な近代の洋画、彫刻によって日本の近代美術の流れをたどります。
※日本画は会期中に展示替えを行います。
前期:3月22日ー5月18日
後期:5月20日ー6月29日 |


小出楢重《春に向かう風景》1921年 |


橋本関雪《暁露》1938年頃 3月22日ー5月18日のみ展示 |
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神戸生まれの小磯良平(1903-1988)は、近代洋画を代表する巨匠のひとりです。的確なデッサンとやわらかな色づかいの、気品あふれる人物画で知られています。ハイカラなセンスあふれる画風は、いかにも神戸の町にふさわしいものです。この記念室では、デビュー作となった《T嬢の像》や、戦時中に描かれた《斉唱》などの代表作を中心に、小磯良平の名作を常に展示し、その魅力を紹介しています。 |
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小磯良平《斉唱》1941年 |
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神戸生まれの金山平三(1883−1964)は、風景画の名手として知られる近代洋画の巨匠です。信州や東北をはじめ日本各地を写生に訪れ、落ちついた色づかいと巧みな筆さばきで、情感ゆたかに風景を描き出しました。この記念室では、《大石田の最上川》などの代表作を中心に、金山の作品を常に展示し、その画業を紹介しています。今回は、どこか懐かしい港の景色や、今も変わらぬ六甲の山並みなど、地元神戸を描いた作品も集めました。 |
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金山平三《無題(海岸)》1935年頃 |
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