2016年8月6日
県美プレミアムU 小企画展 美術の中のかたち−手で見る造形
つなぐ×つつむ×つかむ 無視覚流鑑賞の極意 関連こどものイベント
「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」
2016年7月30日、31日
夏休みスペシャル2016
2016年6月25日
こどものイベント
「美かえるからの挑戦状2016」
2016年5月28日
県美プレミアムT 特集 黒のひみつ 美術の中の黒をめぐる 関連 こどものイベント
「黒の「シュウゴウタイ」をつくろう!」
2016年4月30日
生誕180年記念富岡鉄斎−近代への架け橋−展関連 こどものイベント
「水墨画に挑む」
2016年3月19日
こどものイベント
「のりちゃん先生と織りジナルバッジをつくろう!」
2016年2月27日
県美プレミアムV 小企画 谷中安規展関連 こどものイベント
「彫(ほ)ってみよう!摺(す)ってみよう!木版画教室」
2016年1月9日
ジョルジョ・モランディ−終わりなき変奏−展関連 こどものイベント
「ならべる ながめる ビンとつぼ」
2015年12月23日
ミュージアムロードオブジェ「Sun Sister」 設置記念ワークショップ
「Sun Familyになろう!」
2015年12月19日
県美プレミアム展V 特集「版画大行進(ハンガ・オンパレード)!」展関連 こどものイベント
「アートな凧をつくってあげよう!」
2015年10月24日
パウル・クレー だれにも ないしょ。展関連 こどものイベント
「こども鑑賞ツアー クレーのないしょの話」
2015年8月23日
夏休みスペシャル2015番外編
「音のワークショップ 音をスケッチする 〜きいて かいて 表現しよう〜」
2015年8月16日
舟越桂−私の中のスフィンクス−展関連事業 こどものイベント
「スフィンクスに会いに行く日」
2015年8月15日、16日
夏休みスペシャル2015
2015年7月4日
県美プレミアム展T関連こどものイベント 「美術館探検2015」
2015年6月20日
こどものイベント 「美術館のひみつ☆美かえるからの挑戦状」
2015年5月23日
堀文子展関連企画こどものイベント 「日本画に挑戦−小さな世界を描こう!」
2015年3月7日
フェルディナント・ホドラー関連こどものイベント 「おやこでパラレル!ポーズとリズム」
2015年1月18日
「阪神・淡路大震災から20年」展関連こどものイベント 「真冬の寒風に挑む前衛凧づくり」
2014年12月21日
瀧川ミュージアムティーチャーさよなら企画こどものイベント 「くじ引きカレンダーをつくろう!」
2014年11月1日
「だまし絵U」関連こどものイベント「トリック写真を撮りっこしよう」
2014年10月11日
県美プレミアム「鳥・獣・人等〜新収蔵品を交えて」展関連こどものイベント「美術館探検ツアー2014」
2014年9月6日
「宝塚歌劇100年」展関連こどものイベント「きらきら髪飾り・きらきら蝶ネクタイをつくろう!」
2014年8月9日,10日
夏休みスペシャル「瀧川ミュージアムティーチャーの夏休みの工作相談室」
2014年7月5日
「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる近代美術」関連こどものイベント「おやこで巡る☆ぐるぐる鑑賞ツアー」
2014年6月14日
ノアの方舟展関連こどものイベント「私の方舟」
2014年5月5日
夢見るフランス絵画展関連こどものイベント「"アブラエ"ッテナアニ?」
2014年4月27日
美術館の日関連こどものイベント「瀧川(たきがわ)ミュージアムティーチャーの缶バッジ工場(ファクトリー)」
2014年3月1日
フルーツ・オブ・パッション展関連こどものイベント「親子でギャラリーツアー」
2014年1月31日,2月1日
神戸っ子アートフェスティバル関連こどものイベント「ポカポカ ポッカリ オノマトペ 工作#2」
2014年1月11日
コレクション名品選 美術の始まるところ関連企画こどものイベント「アートな凧をつくってあげよう!」
2013年12月14日
「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」展関連企画こどものイベント「ブックデザインをしよう」
2013年10月12日
橋本関雪展関連企画こどものイベント「日本画を描こう!」
2013年8月24日、25日
「夏休みスペシャル報告」
2013年8月24日、25日
「夏休みスペシャル報告 第六弾 「瀧川ミュージアムティーチャーのポカポカポッカリ オノマトペ工作」」
2013年8月24日、25日
「夏休みスペシャル報告 第五弾 「コレクションとお友達になろう」」
2013年8月25日
「夏休みスペシャル報告 第四弾 飯川雄大ワークショップ「Catch a happening/偶然をみつけよう!!」」
2013年8月24日、25日
「夏休みスペシャル報告 第三弾 松本芽紅見ワークショップ「お友達美術館」」
2013年8月25日
「夏休みスペシャル報告 第二弾 河合晋平ワークショップ「オルブテルアールの創り方♯2」」
2013年8月24日
「夏休みスペシャル報告 第一弾「中西學ワークショップ「ルミナス・フラックス(宇宙のきらめき)をつくろう!」」
2013年6月22日
「美術館探検ツアー」
2013年5月19日
「いのちの色―美術に息づく植物―関連『変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!』」
2013年5月6日
「超・大河原邦男展―レジェンド・オブ・メカデザイン―関連企画」
2012年10月25日
「特別イベント!10月の美術館探検ツアー」
2012年9月7日
カミーユ・ピサロと印象派展関連 「空を描こう!光を描こう!」のご報告
2012年6月9日
美術館探検ツアーを開催しました★
2012年3月3日
解剖と変容展関連こどものイベント「私の中の植物”絵に刺繍をしてみよう”を開催いたしました。
2012年3月16日
おまたせ致しました!
これまでのこどものイベントの様子を報告します★
2011年9月21日
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展関連
こどものイベント「小人のおうちをつくろう」を開催しました
2011年7月30日
8月28日(日)アリエッティ×種田陽平展関連
こどものイベント「小人のおうちをつくろう」結果通知のお知らせ
2011年7月2日
こどものイベント「美術館探検ツアー」を実施しました。
2011年5月5日
「カンディンスキーと青騎士」展関連  こどものイベント「音楽→いろ・カタチ」を開催しました。
2011年5月1日
美術館の日に「アートであそぼ!」を開催しました。
2011年3月23日
こどものイベント展を開催しています
2011年3月18日
「2010こどものイベント展」を開催します。
2011年3月5日
1000人のおやこ絵画大会の作品をお返ししています。
2011年1月22日
こどものイベント「凧をつくってあげよう」を開催しました!
2010年12月28日
平成23(2011)年1月開催! こどものイベントのお知らせ
2010年10月24日
コレクション展U関連 こどものイベント  金氏徹平ワークショップを開催しました!
2010年10月10日
「第3回 HATでART! 1000人のおやこ絵画大会」無事終了!
2010年5月15日
こどものイベント「写真の秘密にせまろう」を開催しました。
2009年12月27日
「クリスマス・ファミリーコンサート 〜美術館で楽しむ☆きらめきミュージック♪〜」を開催しました。
2009年10月10日
「第2回HATでART!1000人のおやこ絵画大会」無事終了!
2009年4月22日
「美術館の日に『アートであそぼ!』を開催しました!」
2009年2月25日
「ウィーン展関連イベントを
開催しました!」
2008年11月4日
「ブラジル展関連イベントを
開催しました!」
イベチャン・ントチャンのイベント通信
県美プレミアムU 小企画展 美術の中のかたち−手で見る造形 つなぐ×つつむ×つかむ 無視覚流鑑賞の極意 関連こどものイベント
「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」
平成28年8月6日(土) 10:30〜12:00
県美プレミアムU 小企画展 美術の中のかたち−手で見る造形 つなぐ×つつむ×つかむ 無視覚流鑑賞の極意 関連 こどものイベント「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」を開催しました。
こども・おとな合わせて61名のみなさまに参加・参観していただきました。

通称"かたち展"と言われている、毎年恒例のこの時期の小企画展は『視覚に頼らない作品鑑賞』を来館者のみなさんに提案するものです。
今年は、国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生にも企画・展示に携わっていただき、開催しました。

こどものイベントにも広瀬先生を講師としてお迎えしました!
アイマスクをして「バンザ〜イ!」しているところです。"無視覚流鑑賞"を身につけるためのウォーミングアップですよ〜。

1、オリエンテーション
参加者のみなさんが受付をしているころ、広瀬先生と展覧会担当の河田学芸員と鈴木学芸員が最終の打合せをしています。

"無視覚流鑑賞"をみんなに伝えるために、広瀬先生が特別なツールを持ってきてくれました!
どうやらその使い方を確認しているところのようです。

参加者のみんながそろったら、広瀬先生から自己紹介をしてもらいました。

すでに知っている人もいたかもしれませんが、広瀬先生は全盲の文化人類学者なのです。
いつから見えなくなったか、どんなふうに生活しているのかなど、いろんな話をしてくれました。

歩くときには、白(はく)杖(じょう)で地面をたたきながら歩き、そのときの音でどのあたりに壁や障害物があるかを調べるそうです。こんなふうに。

机の周りをすいすいっと歩く広瀬先生の姿にみんな見とれています!

点字を自分で打って伝えたいことを伝えるということも紹介してくれました。

実際に専用の道具で点字を打ちながら、どんな文章を打っているか発音しているところです。
どんな文章を打ったかは、ここにいるみんなとのひ・み・つ!です。

2、"無視覚流"へのウォーミングアップ
次は、参加者のみんなにアイマスクをつけてもらって、"無視覚流"を体験してもらいます。

アイマスクをつけたら、その場に立ち上がって、腕を真上に上げてみましょう。
見えないとちょっと不安な気持ちになってしまいます。だから、広瀬先生はみんなに、「大きな声を出しながら手をあげたりさげたりしてみると、不安がなくなってくるよ」と教えてくれました。
広瀬先生のお手本のように何度も「え〜いっ!!」とやってみたら、みんなもだんだん楽しくなってきたみたいです。

さらに"無視覚流"を極めるために、あの特別なツールを使います。

文様がカードに印刷されているのですが、文様の部分に指先でさわったら、でこぼこしているのがわかるような加工がしてあります。その近くには点字も打ってあります。
これで"無視覚"でも何を示しているカードかわかるね!

慣れてきたところで、こっちのツールはどうかな?

動物のフィギュアですが、指先の感覚だけでどんな動物かわかるでしょうか?
ついつい目で見て確かめたくなっちゃうけど、今日は指先の感じ方に集中!
アイマスクをしたまま、同じ机に座っている人とフィギュアを交換して、アイマスクをしたまま、意見を交流してもらいました。
見えなくてもお話すれば、『ココロにふれ合う』ことってできるんだね。

その後、一度アイマスクを外して、どんなものを触っていたか確認します。

予想と同じだったり違ったり・・・結果はどちらであっても、みんなが楽しそうに"無視覚流"に親しんでいることが伝わってきます。
さて、この後はもっと『さわる』感覚を味わってもらいますよ。


3、『さわる』だけで、つくろう!
ここからが本番です!
前日、スタッフ一同で新鮮な野菜を買ってきました。今回のモチーフにするためです。

参加者のみんなはアイマスクをつけたまま、用意された野菜を一つ選びます。もちろん、手でさわるだけですよ!
その選んだ野菜に、そっくりな形になるように、紙ねんどで制作をします。これももちろん、アイマスクをつけたまま。指先で野菜のでこぼこ・つるつるした感じを読みとろう。

広瀬先生がみんなの制作のアドバイスをしています。
 
「今の感じも良いけど、もっとぶつぶつさせてみたら?」
「ほうほう。これはなかなか難しそうだ。ここにでこぼこがあるね。」
など、制作をする気持ちになって、一緒に考えてくれています。

野菜をさわって、紙ねんどもさわって、確かめて・・・
 
もう一度野菜をさわって、ぼこぼこしたところ、まだまだあるね!

見えている人がうっかり野菜の名前を言わないように気をつけて。

レモンのヘタを別にしてつけています。確かにぼこっと盛り上がっています。
『さわって』『感じる』のが得意になってきたみたい!

だんだん、できあがってきました!
 
どの作品も、でこぼこ・ぶつぶつがダイナミックに表れています。
みんな"無視覚流"が得意になったので、見ながら作った作品よりも好きになってくれたようです。
紙ねんどが乾ききっていないため、近くに座っている人同士で壊れないようにそぉ〜っと作品をさわり合ってもらいました。
なんだかどれも、さわるともっといい感じ!

みんな、もっとさわって作りたい!という雰囲気でしたが、時間がきてしまったので今日は終わりです。

最後は、感想を発表し合いました。
「"見えない"気持ちがわかった」とか、「"見えない"けど、でこぼこを紙ねんどでがんばってつくることができてよかった」などの意見があがりました。


4、のりちゃん先生からひとこと

『さわって』おもしろい!ものは、『みていて』もおもしろい!"かたち"なんだと実感しました。ということはつまり、『さわって』おもしろい!と感じるものや、『さわる』ことで想像力を広げることは、『みる』よりも豊かに感じる『ココロ』を育てることができる!と思いました。
この『ココロ』を育てることは、きっとどんな年齢の人にも、どんな国の人にも、少しのヒントがあればできるはずです。今回、広瀬先生から提案していただいた"無視覚流鑑賞"の輪がたくさんの人に広がることを願うばかりです。
ぜひ、来年度の"かたち"展もお楽しみに!

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「夏休みスペシャル2016」
平成28年7月30日(土)・31日(日) 11:00〜16:00
「夏休みスペシャル2016」を開催しました。
すべてのブース、2日間の合計で564名のみなさまに参加していただきました。
「夏休みスペシャル」は、地域のこどもたちやそのご家族に、夏休みを利用して美術館を楽しんでもらおう!という毎年恒例の企画です。
ブースは「夏休みの工作相談室」「つないで つないで・・・ あっち向いて、キャップ!」「昼下がりのバッジ工場(ファクトリー)」「展示室で わい わい わい」と4種類用意しました。
それぞれ簡単に紹介していきます。

1、夏休みの工作相談室
工作大好きな人も、ちょっと苦手・・・という人も、美術館に集まれ〜!!
今年も、材料・道具、たくさん用意しましたよ。

アトリエ2の工作机を片付けて、ビニールシートを敷きました。
ここでどんどん作品づくりをしてね。

オープン前から、アトリエ2の前には順番待ちの列ができていました!

のりちゃん先生もびっくりです!
この日待ち望んでいてくれたと思うとうれしいなぁ〜。

まずは受付・・・

名前などを記入してもらったら、

こどものイベントカードをお渡しします。

参加した分だけシールをためて、すてきなプレゼントをもらおう。

受付が終わったら、アイデアスケッチをします。

どんなものを作りたいか、考えてもらいました。
アイデアが浮かばないときは、使うものをつくるのか、飾るものをつくるのか、遊ぶものをつくるのか考えたり、自分の好みの色は何色だったか思い出してもらったりしました。


作品づくりをしながら、アイデアスケッチをまとめていく子もいました!
アーティストさながらですね。

こちらは材料置き場。

必要な材料を探して、選んでね。
ダンボールやプラスチックの容器、空き箱、わりばし、ビニールテープなどありとあらゆるものを用意しているので、「これは使える!!」というものを自分で探してみよう。

こちらは道具屋さん。

はさみ、ペン、カッター、のり、ボンド、定規・・・何から何までありますよ!
材料に合わせて、必要な道具も自分で考えて選んでみよう。

まわりに気をつけて、のこぎりも使ってみよう!


慣れてきたら大きなダンボールもすいすいっと切ることが出来ます。


博物館実習中の学生さんも工作のお助けをしてくれました。

今日はじめて会った人とも交流できて楽しそうですね!

いろんな場所でいろんな作品ができあがっていきました。






 

 

 

 

 

 


2、つないで つないで・・・ あっち向いて、キャップ!
ペットボトルのキャップやカプセルなどを、つないでならべていろんな世界へつながろう!という内容です。

何もないところにどんどん"道"ができていくのがおもしろいね。

できるだけ記号や文字にならないように、転がしたり積んだりして遊ばないように、道や線路のように広げていこう!
 
こんなにたくさんのキャップにカプセル!
館職員やボランティアさんと一緒にたくさん集めて、たくさん洗って準備しておきました。

今日だけ特別、

非常口の案内もキャップで囲んじゃえ!

単純なようで奥が深いのです。

並べだしたら止まりません。夢中になって"道"を産みだしていきます。

カフェの前「ホワイエ」という場所から、なんと!外へもつないでみました。

《ゴスラーの戦士》が優しげにこちらを見守ってくれています。


《ゴスラーの戦士》の前の空間を仕上げてくれたのは、こちらのお2人でした!
暑い中素敵な"道"を広げてくれてありがとう。


3、展示室でわいわいわい
「県美プレミアム」という所蔵作品展を、遊免学芸員・檀ミュージアムティーチャーと一緒にツアー形式でまわりながら、参加したみんなでギャラリートークをしつつ展覧会を楽しむ企画です。

まずはじめに、展覧会場でのマナーを確認しました。

県美プレミアムでは「時間をひらく」というテーマ展が行われていました。

檀ミュージアムティーチャーが大岩オスカールさんの《ブラジル丸》でギャラリートークをしています。迫力のある大きな画面!光の粒のようなものもキラキラしているようで美しいです。

こちらは福岡道雄さんの《波・北風》。

じっと見つめていたくなるような作品です。

お次はこちら、松井正さんの《タスコ》。

ん?!よくみたら動物の他に、人もいるみたいだよ!建物は教会かな?

ジョージ・シーガルさんの《ラッシュ・アワー》。

前からみたり、横から見たり・・・像の姿勢を読みとると、歩き出した瞬間のように思えてきます。

2階へあがって一番奥の部屋まできました。部屋の真ん中に赤いペンキ?!

高松次郎さんの《題名(#1060)》という作品です。
今にもこぼれてしまいそうなペンキ・・・、これは一体どんな意味を込めてここにあるのでしょう?

こちらも同じく高松次郎さんの作品《影(#394)》です。

この写真では少しわかりづらいかも知れませんが、白い大きな画面に人影のようなものがうっすらと浮かび上がっています。

ガラスケースの中には屏風もあります。
こちらは兵庫を代表する日本画家橋本関雪さんの《峡江の六月》という作品です。

細部には人々の営みが描かれていて、今にもこの世界の人の声が聞こえてきそうです。
水はどちらから流れてるんだろう?動物もいるようです。
美術作品って、いろんな種類があるんだなぁ。意見を交換したらいろんなことがわかって楽しいね!


4、昼下がりのバッジ工場(ファクトリー)
午後からは、工作相談の場所を少し片付けて、バッジづくりのブースを出しました!


紙などでつくる缶バッジと、布でつくるくるみボタンバッジがあります。

どれをつくるか考えておいてね!

自分のつくりたいバッジの大きさに紙を切ったり、色紙を貼り付けたりしてね。

ペンもいろいろあるから、油性・水性に気をつけて、自分なりに模様などを描いてみてね。


そうそう、円形のガイドに合わせて模様がはみ出さないようにしようね。

くるみボタンバッジを作るときは、水性のペンと水・筆を使ってにじませても素敵だよ!


にじませた布はドライヤーで乾かしてね。
 
できあがりは、こんな感じ!夏らしいさわやかな模様ができました。
他にも、くるみボタンバッジはこんな仕上がりになりました。
 
布なのでさわり心地もやさしい、かわいらしい感じです。

缶バッジづくりを選んだ人は、完成した用紙を持って中村工場長のところへ行って、完成させてもらいます。

レバーを2回、がちゃん!とすると自分だけのオリジナルバッジの完成です〜。

缶バッジはこんな仕上がりになりました。
 

 

 

 
ペンで描くのも、折り紙を切ってはるのもOK!
それぞれ工夫した缶バッジができました。


5、のりちゃん先生からひとこと

今年は昨年度よりも少ないスペースでイベントを行いましたが、昨年度よりも参加者数が多く大盛況の2日間となりました。そんな中でも、トラブルなくイベントを終了することがき、これもボランティアのみなさんや博物館実習生のみなさんの協力があってこそだと考えています。企画に関わってくださったみなさん、ありがとうございました!
2日間を終えて、美術館で作品をつくる・作品を鑑賞することが楽しい!と感じてくれるこどもたちや保護者の方が増えているんだなぁという実感があり、とても嬉しく感じています。
これからも、たくさんの人との関わりの中で美術館が愛されていくよう、努力しないとなぁと決意を新たにした2日間でもありました。

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こどものイベント
「美かえるからの挑戦状2016」
平成28年6月25日(土) 10:30〜15:30 こどものイベント 「美かえるからの挑戦状2016」を開催しました。
30名のみなさまに参加していただきました。

去年に引き続き「美かえるからの挑戦状」が今年も届きました!!
覚えているかな?美術館の中で、こんな「美かえる箱」を探して、箱の中に入っている「美かえるからの挑戦状」にこたえよう。



1、受付&オリエンテーション
いつものように受付を済ませたら、今日の挑戦にチャレンジするための道具「特製メモ帳」と「美かえる帽」を1人1つずつ配布しました。

「特製メモ帳」も「美かえる帽」も、色違いのものを用意しました。
お気に入りのものを選んでね。

席についたら、それぞれ美かえる帽をかぶって、メモ帳を探検バックにセットしたら準備OK!

のりちゃん先生から挑戦状の取り組み方についてお話をしました。

今日は、はじめて出会った人とも同じチームになってもらいます。

ボランティアさんに1チームに1名ついてもらいました。
自己紹介などをしてから、さぁ、挑戦スタートです!!


2、挑戦スタート!!
まず、チームで協力して「美かえる箱」を探します。
さっそく発見しましたね!!

挑戦状の裏面には、次の「美かえる箱」の在り処が示されています・・・ふむふむ。
「特製メモ帳」には美術館の地図も入っているから、よ〜く考えて次の箱を見つけてね!


3、挑戦状の内容を少し紹介します。
"ぐるぐるの かいだんだ!
だれか 2かいへ あがってみて
ちがうだれかは ちかへ くだってみて
「せーのっ」で しゅっぱつしたら どこでであうかな?"



安藤忠雄さんの建築のみどころ、円形テラス・階段です。
地下から2階までぐるん!!

"このいすは たいせつな びじゅつ さくひん です。
ひとりずつ いすに すわって みみに そっと つつを ちかづけてみよう。
なにの おとが きこえたかな?"

みんなどんな音が聞こえるか興味深々です。順番、順番。

"これは へんりー・むーあさんの さくひん だよ
なにに みえる?"

緑の中にたたずむ作品。こんなところにも作品があったんだね!

"この さかみちを つきあたりまで あがって みぎへ まがってみよう
すると ふしぎ・・・ どこにたどり ついたかな?"

"道なりに歩いていくと、いつのまにか2階になるよ。
外へでたら、青色の階段で1階まで下りよう。"

青色の階段はこれだ!!

階段をおりていくと・・・
「美かえる帽」をかぶったボランティアさんがお待ちかねでした!
さらに「美かえる箱」を手に持っています。
はやく挑戦状を出して〜〜。

"くろい さくひんがあるね ひとの かたちに みえるけど なんにん いるかな?"

こんなところにも作品がありました。何人の人がどんなことをしているか考えると楽しくなってきちゃったな〜!

"すてきな おんがくが きこえて くるよ
なんで こんな ところに おみせやさん?
どんなものが うっているのか すこしだけ みてきてね。"


どうやらここは、美術に関する本や文房具、雑貨などを売っているところのようです。
お気に入りの作品が雑貨にプリントされていたら、うれしくなって集めたくなるね。
どんな素敵なものがあるのか、メモメモ・・・。


4、挑戦、終了!美術館でみつけたお気に入りの場所を発表しよう。
約60分間で挑戦は終了です。
チームごとにアトリエ2へ戻ってきたら、今日めぐった美術館の場所の中でどこがお気に入りになったか、話し合いをしてもらいました。

美術館は考えていた以上に広くて、作品が飾ってある場所以外でも楽しめるところがいっぱい!
一人一人、気に入った場所を大きな地図に記しました。

挑戦状の問いかけの"こたえ"をびっしりメモしてくれました!

ザッキンさんの作品について、「後ろからみると2人・前からみると4人」というようなメモがとってあるようです。なるほどなぁ〜。
他に、ムーアさんの作品について「つかまった戦士みたい」ともあります。想像力が豊かですね!


5、フォトギャラリー

美術作品に関する映像が流れているよ!?


ここ、どこだ〜?1階にいる人たちを見わたせるよ。


「?」マークのところのお姉さんはどんなお仕事中?


ピピピピピ・・・ここは音がするなあ。


展覧会への入り口は階段がいっぱい!


美術に関する本や資料がいっぱい!えほんもあるよ♪


海に向かうなぎさちゃん。いつもキラキラ!


6、のりちゃん先生からひとこと

昨年度からはじめたこちらのイベント、多くの方に申込みいただきました。
きっと、「美術館ってどんな場所なのか探検してみたい!」という好奇心旺盛なこどもたちがたくさんいるのだと感じています。
今回のイベントを通じて、ひとりひとりが美術館の楽しみ方やお気に入りの場所を見つけ、「美術館って意外と楽しかったなぁ」と、今までよりも美術館に親しみをもってもらえたと思います。はじめて出会った人とも協力したり、話し合ったりして探検できたことも、きっとみんなにとって良い思い出になったはずです。

美かえる、挑戦状を出してくれてありがとう。みんな、「楽しかった」って!

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県美プレミアムT 特集 黒のひみつ 美術の中の黒をめぐる 関連 こどものイベント
「黒の「シュウゴウタイ」をつくろう!」
平成28年5月28日(土) 10:30〜15:30 県美プレミアムT 特集 黒のひみつ 美術の中の黒をめぐる 関連こどものイベント「黒の「シュウゴウタイ」をつくろう!」を開催しました。
こども・おとな合せて24名のみなさまに参加していただきました。

今回は「黒のひみつ 美術の中の黒をめぐる」という展覧会を鑑賞した後、「黒」を使って工作をしました。
この展覧会では、所蔵作品(美術館で集めている作品のこと)の中から「黒」に関わりのある作品をテーマにわけて紹介しています。

真ん中の展示室には、大きな不思議な形をした黒い作品が…!!
みんなには何にみえるかな〜?

1、受付
受付を済ませたら、特製のメモ帳を受け取り、名札をつくります。

今日は、イベチャン(みどり色の妖精)チーム・ントチャン(ピンク色の妖精)チームに分かれて活動するところがあるので、チーム分け用のシールも名札と一緒に貼ってもらいました。

みんなの机の上には、展覧会を紹介したパンフレット・メモ用のボード・筆記用具をセットしています。


机の横には、材料置き場を用意しました。

「黒」い材料がたくさん!
絵の具やペンも今日は「黒」だけを用意しています。
少しわくわくしてきたかな?!

2、オリエンテーション
みんなが集まったら、オリエンテーションです。
こちらは「黒のひみつ」の展覧会を担当した小野学芸員です。

自己紹介の後、用意しておいた展覧会のチラシを参考に、どんな作品を展示しているのか簡単に紹介してもらいました。
「黒」という色に注目した展覧会なので、展示している作品は、使っている材料や絵の具・大きさもさまざまにあるそうです。
作者が「黒」にどんな気持ちを込めているのか考えたり、自分自身が「黒」に対してどんなイメージを持っているか想像したりしながら、作品を鑑賞しに行きましょう。

3、展示室でギャラリートーク
受付の時に決めたチームごとに分かれて、小野学芸員がナビゲーターになりギャラリートークをしました。

大きな円盤に芯の通った黒い形、斉藤義重さんの《複合体102-1・2》という作品です。
みんなの身長より大きくてびっくり!!
作品の周りをみんなで歩きながら、どんな形に見えてきたか、この作品の「黒」はどんなイメージの「黒」なのかを考えて発表してもらいました。

最初は「コマ・かさ・ぼうし・車輪・十字架・×マークにみえる」などの意見があがり、その後、木やネジでできていることを発見しました。
もっと細かなところまでみてみると、ヒビが入っていたり、白く塗り残したようなムラがあったりすることにも気付きました。
ゆっくりお話ししながらみていると、イメージが膨らんできたようです。

気分が乗ってきたところで、この作品の「黒」はどんな「黒」なのかイメージしてもらいました。
すると、「おもしろい黒」「しずかな黒」「あばれる黒」「ただただ存在する黒」「楽しそうな黒」「あかるい黒」「はずむ感じの黒」といった意見があがりました。
それぞれ理由もあり、例えば「あばれる黒」は、この作品がころころと転がっていってしまうかもしれないと思ったから、だそうです。なるほど〜!!

4、自由鑑賞
ギャラリートークの後は、自由鑑賞です。
…が、解散する前に斉藤義重さんの作品のとなりの部屋へ行くと、福岡道雄さんの《何もすることがない》という作品が展示してあるのを発見!とっても気になったので、みんなでみに行きました。
この作品はタイトルの《何もすることがない》という言葉で画面が埋め尽くされている、ちょっと不思議な作品です。

一番最後の行の一番最後の言葉は何かみんなで確認しているところです。

福岡さんの作品の近くには、舩井裕さんの《無題》という作品もありました
こちらも気になったので、みんなで見に行きました。

こちらの作品は、色々な素材を組み合わせて貼り付けた「コラージュ」という技法を使っています。
ところどころ穴があいていて、後ろに何が重なっているか見つけるのがおもしろいですね。
他にも、気になる作品がいっぱい!
 
なんで「黒」く塗ったり、「黒」い形にしたりしたのかな…。

みんな、メモやスケッチをしっかりと残してくれました!






5、アトリエに戻って、お昼休み
展示室でたっぷり鑑賞したら、午後からは制作です。

お昼休みに入る前に、気になった作品とその「黒」のイメージについて発表してもらいました。
田中敦子さんの作品は「思い出の黒」、白髪一雄さんの作品は「いろんな黒・あばれる黒」などの意見があがりました。みんな自分の感じたことや、イメージしたことを進んで語り合っています。すばらしい!

6、黒の「シュウゴウタイ」をつくろう!
お昼休みが終わったら、楽しみにしていた工作の時間です。今日は使う材料も、絵の具も「黒」。どんな作品ができあがるかなぁ〜。
午前中に作品を鑑賞してわかったように、「黒」のもつイメージはひとつではないし、みる人によって全然違うこともあるので、それぞれ自由に「〇〇な黒」といったようなテーマで、新たな「黒」のイメージを引き出しながら作品を制作することにしました。

おや?のりちゃん先生が「コトバBOX」という素敵な箱を持っていますね。
これは、瀧川ミュージアムティチャーから受け継いだ大切な箱なのですが、おみくじのように箱からひとつ選んで出してみると、そこには"形容詞"が書いてあるのです。
今からつくる工作の作品のテーマが思い浮かばない時には、この「ことばBOX」を利用して、自分がひいた"形容詞"をテーマにしても良いことにしました。

油性マジックで竹ひごを黒く塗って…
まとめてタワーみたいにしています!?

自分の理想のかたちになるように。バランスが大事!

素材をかっこよくくっつけたら、大きな船のようになりました。

そうそう、黒い絵の具でよりくろ〜く塗ってね。

強力にくっつけたいものは、グルーガンを使いました。
この写真では見えにくいけど、"グルー"も「黒」を用意しました。徹底しています。

今日のグルーガン屋さんは小野学芸員。やけどに注意してね!

制作の途中、少し手を休めて中間発表会をしました。

他のみんながどんな工夫をして、どんな「黒」を作っているか聞いてみると、「おいしい黒」「たのしい黒」「くるしい黒」…それぞれちゃんと理由をつけて工作していることがわかりました。

こちらは「さびしい黒」

竹串にさしてある黒いスポンジがさびしい感じを出しているそうです。

こちらは「くるしい黒」

ケースの中に黒く塗ったスポンジをぎゅうぎゅうに詰めています。

こちらは「おいしい黒」

くろ〜い食事を盛り付ける様子を実演してくれました。

7、ギャラリー










 












8、発表会
みんなの作品がそろったら、発表会です。
自分の作品のテーマと、どのような作品なのかを発表してもらいました。
みんな、いつもよりも個性的でユニークな作品ができあがったようです。だから、他の人の発表を聴く姿も真剣!

こちらの写真は、「たのしい黒」の作者がどんなところが「たのしい」のかを説明しているところです。人の形のような、妖精のような生き物が踊っている場面をつくり、「ことばBOX」でひいた「たのしい」を実現できた…というような内容を話してくれました。
制作している作者本人がとっても「たのしそう」でした。

9、のりちゃん先生からひとこと

いつもそばにあるのに、絵を描いたり作品を作ったりするときには、ついつい脇役にしてしまう「黒」。でも「黒のひみつ」の展覧会をみて、こうして「黒」い作品をつくってみると、「黒」が主役になることで、みんなの想像力や感じ方が豊かになっていったように感じました。
作っているときは、なんだかいけないことをしているみたいで、みんながわくわくしているのが伝わってきたし、材料を選ぶときは、ちょっとした素材の違い・黒い色の違いを感じ取り、つくりたいものに合わせて選び取っていることが見て取れました。
きっと、参加したみんなは「今までに自分がつくったことのない・みたことのない黒」を生み出すことができたと思います。しかも、それぞれちゃんと自分の作った作品について解説ができる、これはイメージが豊かに膨らんだ証拠だと思います。前衛芸術に勝るとも劣らない、参加者のみんなの創作活動に拍手!

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生誕180年記念富岡鉄斎−近代への架け橋−展関連 こどものイベント
「水墨画に挑む」
平成28年4月30日(土) 10:30〜15:30 生誕180年記念富岡鉄斎−近代への架け橋−展関連こどものイベント「水墨画に挑む」を開催しました。
こども・おとな合せて38名のみなさまに参加していただきました。

日本の最後の文人画家(ぶんじんがか)といわれている、兵庫県ゆかりの富岡鉄斎さんの展覧会に合わせて、水墨画を描くイベントを開催しました。鉄斎さんは「万巻(ばんかん)の書を読み 万里(ばんり)の道を行く」(かんたんに言うと、「たくさんの本を読んで学び、遠くの国を旅してまた学ぶ」ということ)を実践した学者でもありますが、水墨画での筆遣いはとっても自由!水墨画を描くことで、みんなの心が鉄斎さんに近づくといいなぁ〜という思いで行いました。

鉄斎さんが愛した富士の風景・・・渋くてかっこいい!

今回は、大阪国際大学の村田隆志先生を講師に迎え、水墨画の「技」を教えてもらいました。

こちらは展示室でギャラリートークをしている様子です。詳しくは後のお楽しみ!

1、受付
いつものように、受付を済ませたら名札をつくります。

こどものイベントの参加者のみなさんのうち、1割程度の方がリピーターです。
美術館のスタッフもボランティアのみなさんも、美術館で再会できるのをとっても楽しみにしています。
全員そろうまでの待ち時間、村田先生がこっそりお手本を作成しています。

黄色いエプロンをしたお兄さん・お姉さんは、村田先生の大学の学生さんです。お手伝いに駆けつけてくれました。

こちらがお手本。水墨画、はやく描きたいなぁ〜。


2、オリエンテーション
展覧会担当の飯尾学芸員(左)と村田先生(中央)が自己紹介しているところです。

まずは、村田先生から水墨画の描き方について簡単に紹介してもらいました。


村田先生の手元を大きく映し出して、描く手順をみんなにわかりやすく解説してもらいました。
  
 
筆のばねを使って「はらい」をかくと、めだかやきんぎょ、もみじを描くことができます。
筆の毛先を紙に押し付けてねじると、毛先がバラバラに割れます。これを「割筆(わりふで)」といって、わざとがさがさした描き方にするために使います。写真のように、きのこのかさの部分を描くときに利用しています。
その他、松の太い幹や竹の描き方の手順も教えてもらいました。

さらに、指で直接描く「指頭画(しとうが)」の技法も紹介してもらいました。

こちらの写真では、ぶどうの粒を指で描いているところが写っています。
鉄斎さんも、大胆に「指頭画」を描くこともしていたそうです!!

水墨画の描き方がわかってきたところで、展覧会を担当した飯尾学芸員にバトンタッチして、鉄斎さんの作品や人生について簡単に紹介してもらいました。

たくさんの書物に囲まれて、筆をとる鉄斎さんの写真が今も残っています。
鉄斎さんはとても長生きで、87歳まで生きました。その長い人生の中で、昔の人が書いた本を読んだり、日本全国を旅してまわったりして、生きるための智恵について深く考えたり、自然の美しさや、自然と共に生きる人々の生活のすばらしさを詩と絵にして水墨で表したそうです。

3、展示室へ鉄斎さんの作品をみにいこう!
鉄斎さんの水墨画に興味がわいてきたところで、2つのグループに分かれて、展示室へでかけます。

展覧会の会場までの廊下に、鉄斎さんの写真がズラリと飾ってあります。
写真をみていると、鉄斎さんの生きた明治・大正時代にタイムスリップしたみたいだね!
こちらは飯尾学芸員が《富士山図》についてお話しているところです。

うすい雲が流れていく様子や山頂のごつごつした感じを、墨の濃さと筆づかいで表しています。山のすそには絵の具を使って緑を描き、中心あたりに墨で鳥居も描いています。
迫力のある大きな画面なので、みんなも息をのむように鑑賞していました。

こちらは村田先生が《松芝剛頸図(しょうしごうけいず)》についてお話ししているところです。

松や竹などの植物が力強く描かれています。松葉のとがった感じや幹のでこぼこした様子を、墨の水分を調整して描いています。部分によって筆の運び方が全然ちがうので、みていて飽きないですね。

グループで鑑賞した後は、各自ゆっくり鑑賞しました。

気になった作品をじっくりみていると、鉄斎さんがその風景や人にどんな気持ちを抱いていたか伝わってくるようです。


鉄斎さんみたいに、自由自在に描けたら楽しいだろうなぁ…

4、水墨画の練習をしよう
展示室からアトリエに帰り、お昼休憩をとりました。
午後から水墨画を描く練習をしようと考えていたのですが、みんな休憩中も水墨画を描いてみたくてうずうずしていたので、準備のできた人から少しずつ練習を始めました。

午前中に村田先生から教えてもらった、基本の描き方を試しています。
筆のバネを使ってはらい、めだかやもみじに挑戦!

 
描いて…描いて…


描いて…


とにかく、描きまくります!!

色を入れたいところには、顔彩(がんさい)という絵の具を使うことにしました。
 
一度手をとめ、書画カメラを使い壁に村田先生の手元を映して、顔彩の使い方を紹介してもらいました。

顔彩は使ったことのない人が多かったので、席を回って丁寧に使い方を教えてもらいました。
水にひたした筆で固まっている絵の具を溶きます。1本の筆でも、筆先と筆の根元で違う色を含ませれば色同士がきれいに混ざって、花びらや葉っぱのみずみずしい感じが表現できます。

みんなのまなざしが真剣そのもの!

5、うちわに水墨画を描いてみよう!
水墨画の練習をしていたら、あっという間に 時間が過ぎてしまいました。

みんな、描くのが得意になってきたので、最後は「うちわ」に描いて仕上げます!

本番の「うちわ」に描く前に、どんなふうに描くかもう一度練習しましょう。

墨の濃淡をうまく利用できていますね。鉄斎さんの愛した富士山…。

さっそく顔彩も使いこなしています。

赤で描くと、より一層きんぎょが生き生きとみえてきます。どんどん試しましょう。

描いてみたいもののお手本を村田先生に描いてもらって、

試して…

うちわの大きさにおさまるかどうか

試して…

 
試して…試して…試していきます!!

このうちわは試作品ですが、みんながうちわに描き終わったら、この試作品のように落款(らっかん)を打ちます。一つは「兵庫県立美術館」、もう一つは「少而益壮」と彫った消しゴムはんこを用意しました。

鉄斎さんが使っていた落款の「老而益壮(おいてますますさかんなり)」をもとに、こどもたち向けにアレンジして「少而益壮(わかくしてますますさかんなり)」という落款を作ってはどうかという村田先生のアイデアを実現させました。
鉄斎さんにとって「老而益壮」とは、年齢を重ねてさらによく学問や詩・画に熱心に打ち込もう、という気持ちの表れだったと思います。こどものイベントの参加者のみんなは、まだまだ若いけれど、鉄斎さんに負けない意気込みで作品づくりをしていたので、ふさわしい落款になったと思います。

うちわに仕上げた作品に、落款をでんぷんのりで貼りました。

うちわには、骨があってでこぼこしているので、あらかじめ落款を打った和紙を用意しておいて、それぞれ好きな場所にのりづけしています。


6、ギャラリー(※村田先生におねだりして一緒にかいてもらったものもあります)
 

 

 

 

 

 

 


7、まとめ
みんな、とっても熱心に作品を仕上げているので、まだまだ描きたい!という人もたくさんいましたが、今回はこれで終了です。

鉄斎さんの作品のこと、水墨画の描き方のこと、みんなで感想を発表し合いました。
うちわは1人につき2枚用意していたので、おうちでも続きを作ってほしいと思います!

8、のりちゃん先生からひとこと

今回は、鉄斎さんのように、描き方の「型」にとらわれず、自分が描きたい!と思ったものを純粋に・楽しく・納得のいくまで描くイベントにしたい、と思って開催しました。そのため、とにかく練習や試しの時間が十分にあるように心がけて計画を立てました。いざ当日になってみると、こどもたちがアトリエのあちこちで村田先生を呼び、次から次へと手ほどきを受けたり、お手伝いの学生さん・ボランティアさん・私たち美術館のスタッフもこどもたちと一緒になって「あれやこれや」と試行錯誤したりと、アトリエの中が創作意欲の熱でいっぱいにあふれました。時間が足りない!と思うほど、水墨画を描くことに夢中になれる場所をつくることができて、とても嬉しいです。
鉄斎さんもきっと、こんな創作意欲や好奇心・探究心にあふれた人だったんだろうな…としみじみ思いました。

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こどものイベント
「のりちゃん先生と織りジナルバッジをつくろう!」
平成28年3月19日(土) 10:30〜15:30 こどものイベント「のりちゃん先生と織りジナルバッジをつくろう!」を開催しました。
こども・おとな合せて25名のみなさまに参加していただきました。

美術工芸には、「染め」と「織り」を合わせた「染織(せんしょく)」というものがあります。のりちゃん先生が学生のとき、染織を勉強していたことにちなんで、今回は「織り」を中心としたイベントを行いました。

みなさんが着ている服やハンカチなどは「織ら」れた布ですが、最近は機械が発達しているので、どんな仕組みで布が織られているのか、わからないまま身に着けていることが多いです。
織り方や糸の違いによって、布の模様が違って見えてくるので、その仕組みのおもしろさを発見してもらえたらいいな、と思って今回のイベントを考えました。


1、受付
毎度おなじみ、受付風景です。朝はみんなちょっと緊張ぎみかな?

実は・・・兵庫県立美術館のこどものイベントでは、「こどものイベントカード」というものがあります。1度参加する毎にシールを1枚お渡ししているので、それをカードに貼り集めていき、シールが10枚集まったら、美術館ならではの素敵なグッズをプレゼントしています!!

「織り」のイベントなので、いろんな種類の糸がたくさん用意してありますよ〜。

始まる前からみなさん興味深々です。


2、オリエンテーション
こちらも毎度おなじみの、遊免学芸員とのりちゃん先生。自己紹介中です。


こちらは、こどものイベントには欠かせない「ミュージアム・ボランティア」のこども班のみなさんです。黄色いエプロンがまぶしいですね。

机の上に白い板が置いてあります。この板が今回使う「織り機」になります。美術館のスタッフやボランティアのみなさんでたくさん作成しました。どうやって使うのかはこの後のお楽しみ!


3、布って、どうやってできてるの?
まず、布や糸について紹介しました。
のりちゃん先生が虹色に染めたウール(羊の毛)をみんなに見せています。こういったものを紡(つむ)いで糸にし、その糸を織って布にするのです。

羊などの動物の毛、綿花や麻などの植物の繊維、蚕の繭からとれる絹(シルク)・・・昔の人は自然の中から糸に出来そうなものを見つけて、手作業で糸や布を作っていたんだよ。すごいっ!!


さっきのウールのように、糸にする前に染めることもあれば、この写真のように白い糸にした後で染めることもあります。もちろん、白い布にしてから染めることもあります。


4、「織り」って、どうやるの?
糸や布の成り立ちについてわかってきたところで、今日の本題の「織り」の方法を紹介しました。
のりちゃん先生が手元をプロジェクターで大きく写しているところです。

織り機(織るための機械のこと)にたて糸を張り、となり同士の糸が交互に上・下・上・下・・・と通るように、順番を守ってよこ糸を入れていくと「織り」あがります。この方法を「平織り」といいます。説明の後みんなにも「平織り」に挑戦してもらいました。

今回の織り機は、なんと・・・マット(写真の白い厚紙のようなもの)です。
マットは、版画などのうすい紙の作品をはさんで保存したり、展示したりするために使うのですが、いらなくなったマットをたくさんもらっていたので、再利用してみました。

マットの回りに均等に切れ込みを入れ、たて糸をかけられるようにしています。マットは、とても丈夫なので糸をかけて引っ張っても折り目がつかずにしなって、ちょうどいい感じの使い心地ですよ。


5、平織りをしてみよう
マットの織り機にたて糸をかけるので、必要な分だけ糸を切っています。

慣れるまでは、全員2色のたて糸を選んでもらいました。(色は自由です。)


織り機の片面に同じ糸が見える状態にして、たて糸をかけます。


糸の端は、少し引っ張りながら片ちょう結びにします。

たて糸を結び終わったら、綾棒(あやぼう)を織り機にくくりつけます。綾(あや)というのは、糸と糸が交差しているところのことをいいます。
この写真でいうと、ピンク色の印がついている棒が綾棒ですね。綾棒は糸の順番を見えやすくするために使います。綾棒の上にきみどり色の糸、下に青色の糸が通っています。

綾棒を基準にしながら、よこ糸を入れていきます。
きみどり色のたて糸が上、青色のたて糸が下にあるときに最初のよこ糸を入れたら、次は、その逆で青が上、きみどりが下にあるときによこ糸を入れます。このくりかえしで布になっていくのですね。


よこ糸は、扱いやすいようにダンボールシャトルに巻いておきます。


たて糸を竹ひごですくって、綾をあけています。慣れてくると手際が良くなってきますね!

竹ひごでたて糸をすくったところに、定規を入れて綾を広く開けたり、よこ糸を手前におさえたりしました。

本物の織り機では筬(おさ)という道具でよこ糸を手前にトントンとおさえて、布にしていくのですが、その代わりに定規を使っています。

できた!!

綾が広く開かなくなってきたら、織り終わりです。


6、自分好みの平織りをしよう
みなさんが集中していたら、あっという間に午前中が過ぎてしまいました。お昼休憩をとった後、今度は自分の好きな色、好きな幅、好きな糸で平織りをしました。

たて糸の色を変えるだけで、しま模様になったり、格子模様(チェック)になったりします。
それぞれ工夫してみましょう〜。

さあ、糸を選ぶところからよく考えてね。

しっかりとした糸、ふわふわの糸、まだら模様の糸・・・いっぱいあって困っちゃう!

たて糸を選んだら、午前中に練習したときと同じように織り機にかけます。

格子模様(チェック)にしたいときは、たて糸がしま模様になるようにかけます。

1本の糸なのに途中で色が変わっていたり、最初から糸にかざりがついているものもあります。そういったものは、よこ糸に使うことが多いです。こちらもそうなっていますね。

たて糸の色とかわいらしいよこ糸がうまく合っています。

完成したら、織った布を身につけるために安全ピンを配りました。安全ピンもいろんな色があるので、できた布と組み合わせて素敵にみえるものを選んでいます。

こちらの布は途中でよこ糸を変えているので、どの色の安全ピンでも合いそうですね。


7、完成!バッジにして身に着けよう
安全ピンの色を選んだら、身につけてみましょう。

ボランティアさんもネクタイの代わりにしてみるようです?!


同じ糸を使っても、作った人によって全然違う雰囲気になりますね。


お花のような飾りもつけて、いっそう華やかにアレンジしています。


8、発表会
完成した「織りジナルバッジ」の題名やどんなふうに使うかを考えて、作品の名札を作成しました。


名札の記入が終わったら、作品と名札を持ち寄ってみんなで発表会をしました。

糸を選ぶ段階でよく考えて制作をしていた、ということが伝わってきます。糸の色や組み合わせにそれぞれの「願い」が込められているんですね。


みんなの発表を聞いた後は、机に並べて自由に鑑賞しました。「こんなふうにすることもできるんだなぁ」「どうやってるのかな」など学び合いの場となりました。


9、ギャラリー
 

   


 

 

 

 

 

 


10、のりちゃん先生からひとこと

学生のころ、社会人として「染織」についてこどもたちに紹介する日が来るとは思っていませんでした。このような機会に恵まれて、とても幸せを感じています。
イベントの準備をしながら、どうすれば「織り」に親しみをもって制作してもらえるのか、迷った部分もたくさんありましたが、こどもたちの順応の良さと発想力、保護者のみなさまやスタッフのサポートにより、「織り」のおもしろさを味わってもらうことができました。
身近な布にこんなに手間がかかっているということや、「織り」は糸の種類や組み合わせによって表情が変化することを、肌で・指先で感じてもらえたと思います。
今回のイベントを通じて、ものづくりの原点を僅かながらでも紹介できて嬉しく思います。

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県美プレミアムV 小企画 谷中安規展関連 こどものイベント
「彫(ほ)ってみよう!摺(す)ってみよう!木版画教室」
平成28年2月27日(土) 10:30〜15:30 県美プレミアムV 小企画 谷中安規展関連 こどものイベント 「彫(ほ)ってみよう!摺(す)ってみよう!木版画教室」を開催しました。
こども・おとな合せて16名のみなさまに参加していただきました。

創作木版画の達人、谷中安規(たになか・やすのり)さんの展覧会に合わせて、木版画を作成しました。
創作木版とは、図案の作成・彫り・摺りをすべて自分で行うことです。江戸時代の浮世絵版画などは、彫師(ほりし)・摺師(すりし)などそれぞれの工程に職人がいたのですが、明治時代の終わりから、谷中安規さんのような創作木版の作家が活やくし、その時代のそれぞれの木版画家らしい作品が生まれました。

講師は木版画家の ふるさかはるか さん(左)です。
みんなが受付を済ませてから、今日のスタッフの自己紹介をしました。
講師のふるさか先生のとなりがのりちゃん先生、そのとなりが展覧会担当の岡本学芸員と横田学芸員です。


1、木版画って・・・知ってる?
まず、木版画の作り方について簡単にふるさか先生から紹介してもらいました。

版画にはいろいろな種類があるけれど、木版画は凸版といって、「でっぱり」のあるところにインクをのせて、印刷する方法を利用しています。ふるさか先生が今日使う道具の名前や、木版画の手順を教えてくれています。


こちらは谷中安規さんの作品を例にしながら、版木を彫ったところが「白」になることを説明しているところです。どう?みんなイメージできているかな・・・?


2、展示室へ谷中安規さんの版画をみにいこう
チームに分かれて、特製ワークシートを持って展示室へ出かけました。

展覧会担当の横田学芸員が《月のロケーション》という作品の前でお話しています。実は、横田学芸員は"保存修復"のお仕事専門の職員で、いわば"美術作品のお医者さん"なのです!
写真からわかるように、2つの作品を同じ額に入れて展示しているのですが、それは同じ版木を使って違う紙に摺っているので、その違いを見比べてほしいという願いがあるからです。
みんなもそのことにすぐ気付いて、インクの乗り具合を見比べて「優しい感じがするからこっちの方が好き」など意見交流をしました。


こちらは岡本学芸員と《怪鳥》という作品を鑑賞しているところです。この作品は、鳥のような羽をもったプロペラが真ん中に、人の顔や腕のようにみえるものがいくつか画面の下の方に配置されています。谷中作品のみどころは、モチーフを合体させて何とも呼べないモノが登場したり、幻想的でちょっと怖いような感じの雰囲気があるところですが、それをこの後制作する木版画のアイデアに活かしてほしいですね!


こちらはのりちゃん先生。《ひまわりの精》という作品についてみんなとお話しています。この作品は、ひまわりの茎とその妖精らしきモノの足がつながっている場面を、影絵のような黒いシルエットで表現しています。
ふるさか先生に教えてもらったように木版画では彫った部分が「白」になるので、イメージを深めるために、どの部分を彫って摺りあがっているかを考えてもらいました。もうみんなイメージはばっちり!!

それぞれのスタッフとお話した後は、自由鑑賞です。


谷中安規さんの作品に登場するモチーフの中から、自分が作成する木版画に使えそうなものを抜き出してスケッチしています。
人間・動物・植物・・・不思議な生き物に、不思議な世界、スケッチし始めたら魅力的なモチーフがいっぱいで、みんなスラスラ描いていました。


3、スケッチを参考に、木版画の下絵をつくろう
アトリエ2に戻ったら、一休みです。

どんなものをスケッチしてきたのかな?




これらのスケッチをもとに、モチーフを組み合わせたり自分なりに工夫したりして、下絵を完成させました。

ワークシートの手間のほうに下絵を描いたら、トレーシングペーパーをその上にのせてマスキングテープで固定します。

富士山の風景をモチーフにしたようですね!?


トレーシングペーパーの上から鉛筆で輪郭をなぞっていきます。
こちらは、ふくろうのようですね!


鉛筆で輪郭をなぞったら、黒い画用紙をトレーシングペーパーの下にしいて、白いクレヨンや色鉛筆で、「白」にする部分を塗りイメージをわかりやすくします。
こちらは水辺の船とその風景でしょうか。水面にシルエットが映っていますね。


4、版木に下絵を転写しよう
下絵も、摺った後の「白・黒」のイメージもできたら、版木に下絵を転写します。

転写するときは、さっき使ったトレーシングペーパーをワークシートからはずし、版木(これから彫る面)に裏返した状態(クレヨンで塗った面と彫る面を合わせた状態)で固定し直します。
ちょっと難しいかな?下絵と、摺りあがった完成作品が反転しないようにするためです。


版木とトレーシングペーパーの間に、カーボン紙をはさみ、鉛筆でなぞった輪郭線を赤ペンでもう一度なぞります。


なぞり終わったら、こんな感じ!!ちゃんと版木に転写できました。


5、彫ってみよう!
さあさあ、制作が大詰めになってきました!ふるさか先生から、彫りの方法を教えてもらっています。

制作板を机にひっかけて、すべり止めシートをしきます。その上に版木を置いて、両手で彫刻刀を持ち、刃先より前に指が出ないように気をつけて彫ります。
彫刻刀の種類によって持ち方や力の入れ方を変えたり、彫る部分によって彫刻刀を使い分けたりするということを、実演しながら丁寧に紹介してもらいました。


みんなも彫ってみよう!
そうそう、切り出し刀はぐっとにぎって、奥から手前に動かしても良いって教えてもらったよね。もちろん、ゆっくり・安全に気をつけて。


ふくろうの羽の様子は小丸刀で。ちゃんと考えて彫刻刀を選んでいます。


細かな部分は、ふるさか先生が内緒で持っていた、ものすご〜く小さな小丸刀でこっそり仕上げてもらいました。いいな!


集中して彫っていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。
彫りあがりはこんな感じ!こちらも船かな?雨が降っているようです。


6、摺ってみよう!
今日は「摺り」も楽しんでもらうために、ふるさか先生から「ゴマ・かすれ/ぼかし/ベタ」という3種類の墨ののせ方を教えてもらいました。
こちらは、ふるさか先生の見本です。
上の4つが「ゴマ・かすれ」その下の4つが「ぼかし」一番下の2つが「ベタ」です。

紙の種類も様々に用意し、「雁皮紙、手すきの和紙、画用紙、コピー用紙」を好きに使って、墨ののせ方と合わせて試行錯誤してもらいました。


すべり止めの上に版木を置いて、ぬれたふきんで版木を湿らせた後、濃くしたいところに筆で墨をのせます。


でんぷんのりをお湯でやわらかく溶いたものを、ところどころにのせます。


手刷毛で、版木にのせた墨とのりをささっと広げて、全体に行き渡らせます。


摺りたい用紙を両手の指にはさんで持ち、用紙の角をふるさか先生が付けておいてくれた「カギ見当/ヒキ見当」に合わせてから、版木の上にやさしく乗せばれんで摺ります。

摺ってみたよ!
 

 





7、鑑賞会
た〜くさん、自分で摺った作品のうち「これはよく摺れた!」という傑作を1枚選び、理由もそえて発表し合いました。

紙の種類の違い、墨ののせ方の違いによって、自分の彫ったモチーフをより一層すてきに摺ることが出来ています。だから、自分の傑作は大変お気に入りのご様子です!

かすれていたり、ぼやけていたりする部分は失敗ではなくて、"わざと"つくった、意図してできた表現なのです。

ひとりひとりの作品を一枚一枚手にとって、みんなでじっくり味わいました。


8、ギャラリー
  
 
 
 
 



9、のりちゃん先生からひとこと

木版画の制作をするとき、「彫り」に時間がかかることが多いけれど、「摺り」の時間を充実させたい!という願いをもって開催しました。この願いは、木版画家のふるさかさん、横田学芸員、岡本学芸員、遊免学芸員、金澤ミュージアムティーチャーと話し合いをするうちに、じわじわと芽生えてきたものです。
今回、自分の「彫り」やモチーフに合わせて、墨とでんぷんのりののせ方・紙の違い・摺りの圧力の違いを試しながら「摺り」の実証を楽しんでしている参加者のみなさんの姿が自然と生まれ、私たちの願いが達成されたのかなぁ〜と思います。創作木版の醍醐味を味わえる機会をつくることができ、私たちスタッフも幸せな気持ちで一日を終えることができました。

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ジョルジョ・モランディ−終わりなき変奏−展関連 こどものイベント
「ならべる ながめる ビンとつぼ」
平成28年1月9日(土) 13:00〜16:00 ジョルジョ・モランディ−終わりなき変奏−展関連 こどものイベント 「ならべる ながめる ビンとつぼ」を開催しました。
こども・おとな合せて14名のみなさまに参加していただきました。

知る人ぞ知るイタリアの画家、モランディさんの展覧会をじっくり味わうための、こども向け鑑賞ワークショップです。


アトリエ1にモランディさんのアトリエを再現してみました。
ビンやつぼを置く机の代わりに展示台を使い、壁にはモランディさんも使っていたらしい(?)クシャクシャのクラフト紙を設置しました。


1、受付・オリエンテーション

いつものように受付を済ませたら、名札づくりをして準備はばっちり!


最初にみんなで自己紹介をしました。
今日はじめて会った人ともちょっとだけ親しくなれたみたいで嬉しいね!


その後、遊免学芸員から活動内容を簡単に紹介してもらいました。
モランディさんの展覧会をみに行く前に、少しだけみんなでやることがあるらしいですよ?!


2、モランディさんってどんな人?
さっきまでお話を聞いていたアトリエ2から移動して、隣のアトリエ1に集合し直しました。
実は・・・この部屋にモランディさんのアトリエを少しだけ再現していたのです!!


展覧会担当の江上学芸員から、モランディさんの生まれた国・残した作品・描いたもの等について紹介してもらいました。


モランディさんが絵を描くときに、お気に入りだったモチーフ(描くモノのこと)は、赤ちゃんのおもちゃや、木の実、家にあるビンやつぼなど、とっても身近なものだったらしい、ということがわかってきました。


3、ながめる・・・と?
モランディさんの描いていたものが少しずつわかってきたところで、ポスターの上の作品と下の作品をながめて、比べて、似ているところや違うところを発表し合いました。


「そっくりにみえる!」「よ〜くみたら、描いてあるビンの数が違う」「絵の具の塗り方がなんか違う」などの意見が挙がりました。みんなじっくりみることができていて、大人でも気づかないことをたくさん発見してくれました。


4、ならべる・・・と?
その後、用意しておいた「モランディさんが描きそうなモノ」の中からいくつかを選び、ポスターに載っている作品のように、台の上にならべてみることにしました。


みんなチラシとモノを見比べながら、どれを選んだら作品の絵になりそうか真剣に考えています。
白っぽいビンと、水色っぽいビンと、茶色っぽいビンと・・・?


みんなで話し合いながら協力して、ならべていきます。


ビンの数はどうかな?置いてある場所はどう??
ビンとビンの間から見えているものもあるよ〜?!


5、ならべる・ながめる・・・と?
みんなでそれぞれのモチーフの場所を確認してから、位置を記録するために、下に引いているクラフト紙に印をつけていきます。


ビンの底をくるっとなぞってね。


そうすると・・・ポスターに載っている上の作品と下の作品では、それぞれのモチーフを少しだけずらしたり、ずらさなかったりしていることがわかりました。とっても微妙な差!!


トリミング枠をつかって、どんな構図をとっているかも確かめてみました。
近くで・遠くで・上から・下からみると同じならべ方でも違う感じがすることに気づきました。


6、展示室で本物の作品をみよう!
モランディさんの作品に興味がでてきたところで、特製ノートを配りました。


ならべたりながめたりしてみて、考えたことや感じたことを記入してから、展示室へ出発です!


本物の作品をみて、「実際にならべてながめてみたい」作品を選び、その理由やスケッチを特製ノートに記入しました。


展覧会場には、いろんなビンやつぼが描かれた作品でいっぱい!
一つ一つの作品を比べてみるとモチーフの位置が少しずつ違ったり、色の塗り方や違ったり、それぞれ「いいな」と感じるところがあって選ぶのに困っちゃうね。


7、もういっかい・・・ならべてながめてみよう!
展覧会場でたっぷり鑑賞した後は、アトリエ1にもう一度集まり、それぞれの選んだ「実際にならべてながめてみたい作品」を、ならべてながめることにしました。


う〜ん・・・なかなか難しい。
高さ、そろってる?


8、「実際にならべてながめてみたい作品」No.1の発表
「ならべる・ながめる」活動がひと段落したところで、展覧会場で各自が選んできた「実際にならべてながめてみたい作品」とその理由を発表し合いました。


低めのテーブルを取り囲んで、お茶の間風です。
展覧会の図録をいくつか用意したので、どんな作品を選んだのかみんなで共有できました。


「あ〜、それもいいよね」「わたしも同じの選んだよ!」などの声があがり、大人顔負けの"モランディファン"になってくれたようです。






9、のりちゃん先生からひとこと

「孤高の天才画家モランディ」の作品を、こどもたちと鑑賞するってなんだか難しそう〜!と思っていたのですが、ビンやつぼをならべてながめてみる"ワーク"をすることによって、参加者のみんながモランディさんやモランディ作品に親しみをもって鑑賞できたことがとても嬉しかったです。素朴で純粋で真面目なところが、今日集まったこどもたちの感性と通じたのかな・・・なんて思います。

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ミュージアムロードオブジェ「Sun Sister」 設置記念ワークショップ
「Sun Familyになろう!」
平成27年12月23日(水・祝) 13:00〜16:00 ミュージアムロードオブジェ「Sun Sister」 設置記念ワークショップ 「Sun Familyになろう!」を開催しました。

2015年6月にミュージアムロードに設置された「Sun Sister」(愛称は「なぎさ」ちゃん)の完成を祝って、こども・おやこ向けのワークショップを開催し、こども・大人合わせて35名の皆様にご参加いただきました。


「Sun Sister」は希望の"象徴"である「太陽」を手のひらに乗せて立っています。
この作品を参考にしながら、自分や未来を"象徴"するモノと、自分の姿のシルエットがシールになったものを、背景のアクリルボードに組み合わせて作品づくりをしました。完成した作品は「Sun Sister」の家族「Sun Family」の一員となります♪



1、特別講師の紹介

今回は、「Sun Sister」の作者であるヤノベケンジさんと仲良しの、「ファブラボ北加賀屋」の白石さん(左)と森本さん(右)を特別講師としてお招きしました。
 ※「ファブラボ北加賀屋」とは・・・最新機器を利用して自分で自由に作品づくりのできる市民工房のことです。「ファブラボ」や「ファブラボ北加賀屋」について興味のある方はこちらをご覧ください。
http://fablabkitakagaya.org/

2人のいる「ファブラボ北加賀屋」には、最新機器がたくさんあります!今回はそのいくつかを美術館に持って来ていただきました。この最新機器を使ってどんな作品づくりをするのか、白石さんから説明してもらうと、みんな早く作りたくてうずうず!


2、ヤノベケンジさんからのメッセージ



作り始める前に、「Sun Sister」の作者であるヤノベケンジさんが白石さんに預けてくれた、特別なメッセージ入りのビデオをみんなで鑑賞しました。ビデオの中で、ヤノベさんが今までに発表してきた作品や、どうして「太陽」や「こども」をテーマに作品づくりをしているかをわかりやすくお話してくれました。


3、「Sun Sister」をみにいこう!

こどものイベントでおなじみの遊免学芸員に案内してもらって、ミュージアムロード最南端に設置された「Sun Sister」をみに、美術館の外へ出かけました。この辺りは、ハーバーウォークという名前がついていて、ジョギングやお散歩中の人がいたり、天気の良い日には、お弁当を食べたり、読書をしたりする人がいる素敵な場所です。
そこにできた「Sun Sister」は、とても大きくて、ぴっかぴか!歩く人も思わず足を止め、話題になっているようです。キラキラの衣装に、ぱっちりお目目、手に持った希望の太陽は、阪神淡路大震災からの復興を表しているんだって。
みんなはどんなポーズで、何を持って、何を伝える「Sun Family」になる?!


4、手にもつ"象徴の「オーナメント」"をつくろう
今回は参加人数がとても多いので、先に手に持つ"象徴"を考えるチームと、先にポーズを考えるチームに分かれました。

「Sun Sister」の持っている太陽が希望を"象徴"的に表しているように、みんなも自分や未来などを"象徴"するモノを「オーナメント」(英語で飾りという意味)として考えました。

目立たない水色の色鉛筆で、いくつかアイデアスケッチをし、使いたいものを決めたら、黒色のペンで塗りつぶします。例えばのりちゃん先生は、「ひよこ」を自分自身を表す"象徴"として「オーナメント」にしたかったので、まず、「ひよこ」の形を紙に描き、黒色のペンで塗りつぶしました。この絵を基にパソコンを通して、最新機器のひとつ「レーザーカッター」に指令を出すと、描いた形にアクリルボードが加工できるのです!






黒く塗りつぶしたオーナメント用のイラストにふさわしい色のアクリルボード(紺、青、緑、黄緑、黄、橙、赤)を選び、森本さんに提出します。


森本さんがパソコンを使って「レーザーカッター」に、みんなの描いた"象徴"の形にアクリルボードを切るよう指令を出します。その名のとおり、レーザーが出て、アクリルボードをどんどん切っていくので、みんな興味津々で覗き込んでいます!カバーを開けて取り出すと、自分の"象徴の「オーナメント」"が出来ました!


5、ポーズをとって、シルエットシールをつくろう

ポーズを作るチームは、「Sun Sister」を参考に自分のポーズを考えます。「Sun Sister」のように腰に手をあてるのも素敵だけど、周りの人と話し合って、もっと自分らしさが表現できるようなものを考えました。


ここで、最新機器のふたつ目、「キネクト」の登場です。カメラが、自分のとったポーズのシルエットを読み取りながら、その様子をパソコンに写してくれます。今回はそのパソコンの画面もみんなに見えるようにプロジェクターで壁に大きく投影しています。


このポーズ!と決めたら、そこで白石さんや森本さんが「キネクト」に指令を出します。すると、最新機器のみっつ目、「カッティングマシン」から、自分らしいポーズのシルエットに切り取られた銀色のシールが出てきます。最新機器って、すっご〜い!!


6、"象徴の「オーナメント」"とシルエットシールを合体!→カンタン★電子工作

ここまでで、色つきアクリルボードでできた手に持つ「オーナメント」と、銀色シールでできたシルエット(ポーズをとった姿)が完成しました。このふたつを背景となるアクリルボードに取り付けながら、「オーナメント」の部分が光るように電子工作を行います。



「オーナメント」につけるLEDライトをはめ込む小さな穴を、美術館職員の衣笠さんに電動ドリルで開けてもらいます。

白石さんの解説のもと、ボタン電池・LEDライト・銅線シールを手順よく取り付けていきます。



7、完成!
  


8、発表会

みんなの作品が完成したら「Sun Sister」の足元に並べる予定でしたが、あいにくの雨模様。
今回のワークショップのためにヤノベさんが画像を提供してくださった、たくさんのドローイングとともに並べて、「Sun Family」が完成しました!

発表会では、それぞれ自分の制作した作品について一言ずつお話しし、白石さんからコメントをいただきました。面白い工夫がたくさんあって、更に魅力が深まります。



9、ギャラリー
 
 
  
  


10、のりちゃん先生からひとこと
自分の体のシルエットを作品に取り込むことができるって、おもしろい!!ですね。そのおかげで唯一無二の作品ができたと思います。「Sun Sister」に似せて何かをつくるのではなく、"象徴"とポーズで表現してみたいことを、自分の中に落とし込んで作品づくりができたので、出来上がった作品はもちろん、「Sun Sister」の伝えたいこともより一層身近に感じられるようなったのでは?!と思います。

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県美プレミアム展V 特集 「版画大行進!」 ハンガ・オンパレード 展関連こどものイベント
「アートな凧をつくってあげよう!」
平成27年12月19日(土) 10:30〜15:00 県美プレミアム展V 特集 「版画大行進!」 ハンガ・オンパレード 展関連こどものイベント「アートな凧をつくってあげよう!」を開催しました。
こども10名、保護者9名の皆様にご参加いただきました。
 毎年恒例の凧あげイベント!!今回は版画の技法で凧を彩りました。

1、スタッフ打合せ

 おなじみの事前打合せの様子ですね。今回は版画の技法を利用するので、道具や素材が多種多様にあります。こういう時は、いつも以上にボランティアさんに力を貸してもらいます!


2、受付・オリエンテーション
 
 参加者がぞくぞくと集まってきました。受付が終わったら、名前をシールに書いて名札にします。 全員がそろったら、スタッフの紹介(黄色のエプロンを身に着けているのはボランティアさん)を行い、1日の活動内容を簡単に説明しました。


3、 「版画大行進!」 ハンガ・オンパレード 展の鑑賞
 

  
 
 まずは、展覧会を鑑賞しに行きました。遊免学芸員や金澤ミュージアムティーチャーと一緒に、木版画・エッチング・リトグラフなどの技法の違いに注目しながら、話し合いながら鑑賞しました。油絵などに比べると、小さめの画面に、物語のような世界が表現されているものが多いように感じます。だからみんなも、想像力を働かせて作品を鑑賞しました。
 また、今回の展覧会はその名のとおり版画の展覧会なのですが、その世界は奥深く、見た目には版画だとわかりづらいものもあります。でも、インクをすりとったり、写しとったりすることで偶然にできる色あいや模様をみつけて、楽しく味わいました。


4、版画技法の紹介
 
 
 展示室からもどってきたら、のりちゃん先生が待ち構えていました!版画技法を楽しんでもらうために、簡単に版画の解説をしました。
 お馴染みの 凸版 とっぱん は、木版やスタンプが代表的です。
  凹版 おうばん は、エッチングやドライポイントなど細やかな線が出るのか特徴的です。
  孔版 こうはん は、穴の開いた型の上からインクをのせる、ステンシルやシルクスクリーンがあります。
  平版 へいはん は、版に凹凸をつけないで、絵の具の反発作用などを利用した方法です。
 こうやって文字にすると本当にわかりにくいので、サンプルを使ってみんなに紹介しました。そうすると、みんな「納得〜!」という表情をしてくれたので、とっても嬉しかったです。


5、デカルコマニー (平版) へいはん
 
 
 
 さあ、制作開始です。
 大きな凧用紙を1人1枚もらい、たて半分のところで折り目をつけたら、用紙を開いて片側だけに絵の具をのせます。この時、アクリル絵の具のチューブからじかに絵の具を出します!なんだかいけないことをしているみたいで、ドキドキ!気分が盛り上がってきました。絵の具をのせたら、さっきつけた折り目に沿って用紙を閉じ、ばれんで摺ります。
 そしてひらくと・・・!
 左右対称の不思議な模様ができました。みんなうれしそう〜!


6、ステンシル (孔版) こうはん
  
 
 ここは「ステンシル屋さん」です。好きなモチーフを少し厚めの紙に自分で描いて、カッターで切り抜き、ステンシルの型(版)にします。どこにインクがのるか、どの輪郭線を強調するのか、イメージするのはちょっと難しい・・・。でも、何人かで意見を出したり、考えたりすれば大丈夫!思い思い形や模様が出来上がっていきます。お家でつくるときは、カッターの使い方にも十分気をつけてね。
 「ステンシル屋さん」以外に、後で紹介する「スタンプ屋さん」と、「絵の具屋さん」もあります。「絵の具屋さん」では、好きな色を自分専用のパレットにとり分けて、使用しました。


7、スタンプ (凸版) とっぱん
 
 
 
 「スタンプ屋さん」には、いろいろな 緩衝材 かんしょうざい (プチプチや果物ネットなどのこと)や、ダンボール、プラスチックの容器、小さめの箱などが材料として置いてあります。それらを切ったり、くっつけたりして自分の特製スタンプをつくりました。プラスチック同士などくっつきにくいものは、遊免学芸員がグルーガンでくっつけてくれました。
 凧用紙にペタペタ・・・、色をかえてペタペタ・・・。大胆にも手形をペタペタ!!立派な凸版です。版画の楽しさを味わってくれたみたいでよかった〜!


8、竹ひごをつけて完成!制作者からひとこと発表
 
 
 乾ききっていないところは、ドライヤーで乾かし、竹ひごやたこ糸、あしをつけて準備完了!
 それぞれ凧に名前をつけてから、工夫したところや自分の作った凧の魅力などを発表しています。思いがけず出来た模様のよさや、その模様が引き立つようにモチーフを配置したことなどを説明してくれました。凧の名前をつけたので、「テーマ」がよく伝わってきます。世界に一つしかない「アートな凧」の完成です。


9、アートな凧をあげよう!!
 



 防寒対策をして、海手に出ます!!いい凧あげ日和ですね。
 何人かで組になって、一つの凧をあげています。風をうまくつかむ構造なので、よくあがる!凧あげ名人の上野先生は、なんと80mあるたこ糸をすべてつかって、空の彼方まであげています。す、すごい・・・!凧をあげるには風をつかむ「コツ」が必要らしいのですが、みんなはとにかく嬉しくて、凧を持って元気に走り回りました。それもいいよね!そんなこんなで、30分以上は楽しみました☆


10、のりちゃん先生からひとこと





 自分たちでつくったものを使って楽しむって、楽しさが倍増するんだなぁ〜。今回は、鑑賞あり、制作あり、お楽しみありの1日イベントでしたが、途中であきらめたり、飽きたりすることなく締めくくることができて、のりちゃん先生も大満足!でした。良い笑顔でハイ・チーズ☆


11、完成作品紹介
 

 


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パウル・クレー だれにも ないしょ。展関連 こどものイベント
「こども鑑賞ツアー クレーのないしょの話」
平成27年10月24日(土) 13:30〜15:00 パウル・クレー だれにも ないしょ。展関連 こどものイベント 「こども鑑賞ツアー クレーのないしょの話」を開催しました。
こども13名、保護者10名の皆様にご参加いただきました。
 今回は、こどもを含めたおやこや家族で、パウル・クレー展を鑑賞しました。

1、スタッフ打合せ

 こどものイベントでは、当館のミュージアム・ボランティアのこども班のみなさんも活躍しています。イベントの前にはこのように打合せを行い、参加者のみなさんがより楽しめるようサポート役に徹します。


2、受付
  
 受付では、こどもだけに特別なメモ帳を配布しました。これはのりちゃん先生自慢のメモ帳で、色画用紙の真ん中に切込みを入れ、折りたたむと本の形になるのです!表紙にはクレーさんの作品、裏表紙には展示室の地図が載っています。手のひらサイズでとっても使いやすいね☆
 「はじめまして」の人もたくさんいるので、名札を作成して参加者のみんなとなかよくなるきっかけづくりをします。また、今回の鑑賞ツアーは小学2年生以下の「ントチャンチーム」と小学3年生以上の「イベチャンチーム」にわけているので、そのシールも名札といっしょに、胸にはりつけます。


3、オリエンテーション
 
 クレー展担当の河田学芸員が、クレー作品のみどころを紹介しています。アトリエ2の壁に大きく画像を映し出すと、みんなわくわくしてきました。河田学芸員の問いかけに合わせて、絵の中から記号のような形をいくつも見つけたり、描かれている場面を想像したりして、考えたことや感じたことを発表し合いました。これで、鑑賞ツアーに向けてのウォーミングアップ、ばっちり!


4、鑑賞ツアー ントチャン(ちいさいこ)チーム
 

 
 小学校2年生以下のこどもたち(ントチャンチーム)を、クレー展担当の相良学芸員が案内しています。
 展示会場は、テーマごとに部屋を区切ってあるので、部屋ごとに作品を味わうことにしました。部屋のテーマを相良学芸員から紹介してもらい、それぞれ自由に鑑賞します。おやこで一つの作品について想像を巡らせながら話し合ったり、ボランティアさんに作品から発見したことを報告したり、ひとりでじっとみつめたり・・・いろいろな鑑賞の方法があります。
 相良学芸員がある一つの作品の前にみんなを集め、クレーさんの「ないしょの話」を詳しくお話しています。クレーさんは大きな画面に絵を描いた後、それを分割して切り離し、小さな作品としてそれぞれを発表したので、それを再現するために、なんと相良学芸員は手に持っていた紙をビリビリと破いてしまいました!!せっかく描いた作品をばらばらにしちゃうなんて・・・みんなびっくり! !


5、鑑賞ツアー イベチャン(おおきいこ)チーム
 
 
 小学校3年生以上のこどもたち(イベチャンチーム)は、河田学芸員が案内しています。
 このチームには小学生だけでなく、中学生も入っているので、展覧会場がどのようなテーマで区切られているのかなども、河田学芸員が詳しく丁寧に解説してくれました。真剣な表情で解説を聞くみんなの表情が印象的ですね!それに、それぞれ「おぉ〜?!」と感じたことは進んでメモをとっています。クレーさんが「ないしょ」にしていたことは、わたしたちにも予測することしかできないけれど、そうやってイメージを膨らませることに夢中になりました。


6、感想の発表・まとめ
  
 ツアーを満喫したら、アトリエ2に戻って展覧会の感想などをまとめます。なんとこのツアーは45分間もあったのですが、全然みる時間が足りない!という人もいました。
 解説を聞いて「ないしょ」のことを探す・みつけることが楽しかった!じぃ〜っとみていたらどんなことが描いてあるのかわかった!などの意見があがりました。


7、のりちゃん先生からひとこと

 今回は、作品をみる≒鑑賞をするイベント内容だったので、みんなが楽しめるのか、退屈になってしまわないか・・・?と、イベントを始めるまでは少し不安に感じていました。しかし、クレー作品とこどもたちとの相性がとても良く、作品にのめりこみ、鑑賞に夢中になっている様子をみてとても嬉しく、安心しました。
パウル・クレーが「死後と生前の間にある中間世界」に住み、それを描き表すことに心を砕いたということが、文字や思想でなく、今回のイベントでの状況から感じられたことが、私にとって感動的でした。今回に限らず、こどもたちに本物の作品を目の当たりにして紹介する機会を増やしていきたい!と強く思います。


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夏休みスペシャル2015番外編
「音のワークショップ 音をスケッチする 〜きいて かいて 表現しよう〜」
平成27年8月23日(日) 10:30〜15:30 夏休みスペシャル2015番外編 「音のワークショップ 音をスケッチする 〜きいて かいて 表現しよう〜」を開催しました。
こども6名、保護者4名の皆様にご参加いただきました。
 今回はオノマトペ(擬音語・擬態語)と音を題材にしたワークショップです。「作品をつくって表現する」ということは、絵を描いたり工作をしたりすることだけに止まりません。みんなで声や身体を使って自分たちだけの音の作品づくりを楽しみました。

1、受付・オリエンテーション
 
 
 元気よく受付を済ませたらさっそくオリエンテーションです。遊免学芸員の司会進行で、金澤ミュージアムティーチャー、ボランティアの皆さん、のりちゃん先生の紹介の後、特別講師の金崎亮太さん(電子音響音楽家)と、三木祐子さん(ピアニスト)も紹介しました。
 金崎さんが本日の活動内容を説明しています。まず、美術館の中や近くの公園でどんな音が聞こえてくるか、探しに出かけます。見つけた音は文字で表現し、ワークシートにメモをしておきます。これが「オノマトペ」ということですね。この「オノマトペ」を自分たちで発声して「音楽」をつくるのが今回の目標です。今までに経験したことのない活動内容にわくわくしてきました!さあ、音をみつけに出発です!!


2、音のスケッチをしよう
 
 
  

 最初に海の方へ出て耳を澄ませてみました。誰にも頼らず、自分一人で音をみつけるのが約束です。海の中で何か生き物が泳ぐような音、海の向こうの高架から聞こえてくる車の走る音、デッキの上を自転車が通る音、遠くでサイレンが鳴る音・・・瞬く間に音が通り過ぎていくので、みんな必死になってメモをとっています。
 美術館とつながっているなぎさ公園では、バスケットボールをして遊ぶ音、誰かの話し声、蝉や小さな虫や鳥の声などが聞こえてきました。美術館の中のエントランスホールでは、何かの映像の音、誰かの歩く音、ひそひそおしゃべりの声などをみつけました。ミュージアムショップの前では、小銭やレジスターの音、販売中のCDの音、自動ドアが開く時の音などを記録しました。
 素敵な音が出てくるまでじっと耳を澄ませて待っている人もいれば、とにかくたくさんの音をみつけてワークシートの裏面までびっしりメモをとる人もいました。アトリエに戻ってみつけた音や感想を発表し合ってから、お昼休憩をとりました。
 休憩の間も、みんな、今はとにかく音が気になってしょうがないみたい!昼食もそこそこにして、お家から持ってきた楽器やアトリエにあった材料を使って、いろいろな音を出して楽しみました。


3、音を文字で表そう
  
  
 お昼休憩の後、それぞれがみつけた音を画用紙に書き出して、楽譜の基をつくりました。でも、これはよく見るような音符ではなく「オノマトペ」です。大きな音は大きく太い文字で書いたり、高い音は画用紙の上の方に描いたり、どんな音わかりやすいように少しイラストを入れたりして、自分が聴いた音にふさわしい文字の形で表して、楽譜の基としました。


4、オノマトペを発声して音楽をつくろう Part.1 オノマトペを並べる
 
  
 こどもチーム、おとなチーム、ボランティアチームの3つに分かれ、自分のつくった楽譜の基を使って音を組み合わせていきます。楽譜の基は一枚で約10秒を示しています。一人5枚の楽譜の基を並べ替えて、チームごとに重奏に仕上げました。ところどころにアクセントを出すため、簡単な楽器を使ってもよいことにしました。家から持ってきたものや、アトリエにあったペットボトルや缶、ボタンなどを使って作った即席の打楽器を利用しました。


5、オノマトペを発声して音楽をつくろう Part.2 音の表現を深める
 
 
 組み合わせができたら、チームごとに重奏の練習をしました。チームで約60秒間の音楽をつくるけれど、音を出さない部分や全員そろって発声する部分、数人だけ発声する部分をつくるなどの工夫をしています。
 中間発表をしたところ、おとなチームはお父さんの声とお母さんの声が重なって響き合い、強弱や抑揚がついていて素敵でした。ボランティアチームは全員女性だったので、美しいハーモニーがまるで賛美歌のように聞こえました。こどもチームは、こどもらしい声が重なって、優しいような懐かしいような、あたたかい音になりました。
 中間発表の後、どのチームももっと素敵な重奏にするために、オノマトペを並べ替えたり、楽器を替えたり試行錯誤していました。


6、オノマトペを発声して音楽をつくろう Part.3 完成!!まとめ




 
 納得のいく形ができたら、最終発表です。楽譜は上から順に、おとなチーム、こどもチーム、ボランティアチームのものです。その場で発表を録音し、すぐに全員で鑑賞しました。中間発表のときよりもそれぞれのチームに抑揚がついていたり、余韻があったり、声の重なりがうまくいったりと、みんな達成感に溢れていました。
 参加者の皆さんから、「普段気づかない音に気づけてよかった」「みんなで音をつくっていくのが楽しかった」「音階はないけれど、それぞれの声の重なりで響き合い、不思議だけど素敵だった」などの意見がありました。


7、のりちゃん先生からひとこと

 このイベントは企画をしているスタッフも全員「初めて」の試みでした。みつけたオノマトペを発声して重奏にする、ことは予想以上に楽しく充実したものとなったと感じます。何かをみつけたり、立ち止まって考えたり、自分の身体を使って表現することは、やっぱりこどもたちの得意分野であって、大人ののりちゃん先生では敵わないなぁ〜なんて思ってしまいました。だからこそ、おやこで参加する企画として良かったと考えています。いつも身近にいる人や、馴染みのある場所のことを「知っているようで、知らない」ことに気づかされ、「そうだったのかー!?」という驚きで心が揺れる、そんな体験がこの1日でできました。金崎さんや三木さんのお話の中に「ある一つの見方や考え方だけで物事を決めないでほしい」という内容があったのですが、今回のイベントではそれが「音」を通じて達成できたのではないかと思います。


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舟越桂−私の中のスフィンクス−展関連事業こどものイベント
「スフィンクスに会いに行く日」
平成27年8月16日(日) 14:00〜16:00 舟越桂−私の中のスフィンクス−展関連事業 こどものイベント「スフィンクスに会いに行く日」を開催致しました。
こども12名、保護者9名の皆様にご参加いただきました。

1、受付・オリエンテーション
 
 今回は、チケットブース近くのレクチャールームにて受付とオリエンテーションを行いました。こどものイベントの担当で今回は舟越展の副担当もしている遊免学芸員、金澤ミュージアムティーチャー、ボランティアの皆さんに加えて、舟越桂展担当の出原学芸員、江上学芸員もお出迎えしています。レクチャールームに入り、スタッフの自己紹介をしました。その後、遊免学芸員の進行のもとスライドを使って舟越桂展の紹介をし、出原学芸員からも鑑賞のポイントを伝えました。展覧会場でのマナーをみんなで約束して、いざ展覧会場へ!
 会場では3つのグループに分かれて鑑賞しました。それぞれの学芸員と一緒に、参加者の皆さんが気づいたことを中心としてお話しながら鑑賞しています。


2、遊免学芸員と低学年のグループ
 
 
 小学生低学年のチームは、舟越展副担当の遊免学芸員が案内しました。少しこわいような、近づきづらいような、でも近づいてみてみたい…。ゆっくりと近づいてみると、本物の人間みたい。「だって、目がうるうるしている!」他にも不思議なところがたくさん。建物から身体がでてきたり(左上の写真参照)、大きな顔の後ろで誰かが気持ちよさそうに眠っています(右下の写真参照)。「夢の中だと思う」というするどい意見も出ました。(右下の写真の作品のタイトルは《荒れ野で見る夢》です。)

 ◆みんなから出た意見
・ちょっと、こわい。
・建物から身体がにょきっと生えてきている!
・すわってみると、目線はあうのかな?
・後ろに誰かが寝ている。これはだれ?
・後ろで寝ているから、ここは夢の中の世界を表している。


3、江上学芸員と高学年のグループ
 
 
 小学生高学年のチームは、舟越展副担当の江上学芸員が案内しました。江上学芸員と一緒に、まずは作品をじっくりと鑑賞して、そのあとに気付いたことを話し合いました。近くでじっと見てみると、木目が見えてきます。「木を着色してつくられている」ことがわかりました。離れてみると、「さびしそう」「下を向いている」と人物の表情や様子がみえてきました。
 次の部屋に進むと、ひとつの胴体に二つの顔があります(左下の写真参照)。「この2人の女の人の関係はどういう関係なのか」という話になりました。顔が似ているから姉妹でしょうか。それとも同じ人の二面性なのでしょうか。
 次の部屋には、おなかがたっぷりとした、今までにはなかった作品が!(右下の写真参照)みんな、少し驚いてしまいました。顔と身体のバランスがおかしい。その上、手は背中から生えていて、ありえないことばかりです。手が羽のようにもみえて天使みたいだという意見も出ました。

◆みんなから出た意見
・どうしても目が合わない。
・1人の身体から2人の頭がでている。2人は姉妹?それとも同じ人?
・お腹が膨らみすぎている。
・後ろから生えているのは手?羽?


4、出原学芸員と中学生のグループ








 中学生のチームは、舟越展主担当の出原学芸員が案内しました。展示会場で、部屋ごとに作品をみて話しながら、出原学芸員から作品の解説をしてもらいました。正面だけでなく横、後ろからもみることができるので、じっくりと丁寧に鑑賞しました。(さすが中学生!)
 舟越さんの作品を最初の部屋からみると、部屋ごとに作品が変わっていくことに気がつきました。2室目に入ると、身体が山のようになっていたり、頭に電柱があったり。風景や景色と身体が合体したみたいです。3室目はスフィンクスシリーズ。スフィンクスは半分は人間、半分は動物です。男性でも女性でもあります。みんなはここで一番、衝撃を受けていました。《バッタを食べる森のスフィンクス》(右上の写真参照)は、人間(私たち)より少し上にいることを出原学芸員が教えてくれました。上から私たちを見ているのでしょうか。見下ろすと、バッタを食べる苦い顔になってしまうくらいの人間の世界。スフィンクスの目には私たちはどうみえているのでしょうか。

◆みんなから出た意見
・目が本物みたいにうるうるしている。
・目線は遠くをみているようにみえる。
・静かな感じ。
・首がながい。
・最初と最後に同じような作品があった。


5、出原学芸員からのレクチャー

 グループごとの鑑賞が終わったら、光の庭という休憩スペースに全員集合しました。出原学芸員が舟越さんの作品について、さらに詳しく紹介しています。みんなが気になっていた舟越さんの作品の特徴の「本物みたいにうるうるしている目」=「玉眼」のつくり方を作品の画像を見せて、特別に教えてくれました。「玉眼」を入れる前と入れた後の作品の写真を比べてみると、玉眼が入ることで、まるで作品に魂が入ったようにもみえました。目って大事なんだなあ。他にも、表情と身体のバランス、身体とその不思議な形について、もっと興味が湧いてきたようです。


6、自由鑑賞
  
  
 今度は個人で自由に鑑賞する時間です。学芸員さんから教えてもらったこと、グループのみんなとお話したこと、自分だけで発見したこと・・・いろいろなことを考えてみると、気付くことがあったかもしれません。見ればみるほど吸い込まれるような、考えてしまうような気がします。


7、まとめ
 
 展示会場からレクチャールームに戻って、まとめをしました。
「最初と最後に同じような作品があったけれど、なんか違うようにみえた」という鋭い意見に、学芸員のみなさんが、身体で違いを教えてくれました。(最後の作品《不思議な森》は肩があがっていましたね)


8、のりちゃん先生からひとこと
 「人」のような形でありながら、完全な「人」とはどこか違う木彫の像。みればみるほど、舟越さんの作品の虜になっていったようです。いつか、ふと自分について考えるとき、スフィンクスと出会った今日のことを思い出すのではないでしょうか。


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夏休みスペシャル2015
平成27年8月15日(土)、16日(日) 11:00〜16:00 夏休みスペシャル2015を開催致しました。
両日、全ブースを合わせてこどもから大人まで342名の皆様にご参加いただきました。
夏休みを利用して美術館に親しんでもらうため、いつもの「こどものイベント」をバージョンアップしたスペシャル企画です。5つの企画をそれぞれご紹介します。

1、のりちゃん先生の工作相談室
  
  
  
 夏休みといえば「工作」。工作が好きな人も、ちょっと苦手・・・と思っている人もみんな美術館に集まれ〜!アトリエはたくさんの人から寄付してもらった、箱やトイレットペーパーの芯、プラスチック容器、木材などであふれています。自由に素材を選んで、それぞれの方法で楽しく工作しました。初めて使う道具も、 のりちゃん先生とその仲間たちがいるので安全に上手に使うことができました。
家族ぐるみで制作すると、いつもより仲良しになれたみたいです。おしゃれな色使いを提案するお母さん、釘打ちが得意なお父さん、作ってはやり直しいろいろなアイデアに挑戦したみんな・・・、充実した時間を過ごすことができたようです。


2、展示室でわいわいわい
  
  

 県美プレミアム展の展覧会場で、いくつかの所蔵作品をみんなで鑑賞しました。遊免学芸員や金澤ミュージアムティーチャーがナビゲイターになり、作品を鑑賞して気づいたことや見つけたこと、考えたことなどを発表し合いました。2階では、「本多錦吉郎《羽衣天女》1890 年」と、その作品から影響を受けた「横尾忠則《約束された出会い》1990年」が隣り合わせに展示されています。まずは本多さんの作品をみんなで鑑賞します。『空を飛んでいる!』『不思議な服を着ている』『羽がはえている』など描かれているものから、『この人は神様じゃないかな?』『空の神様だ』等の意見が出ました。続いて隣の横尾さんの作品の前に移動します。『さっきの作品と似てる!』『体が見えたりかくれたりしている』『画面が破れて宇宙が見えているよ』『後ろに滝がある!』『頭のところに何か貼ってある』等沢山の発見があり大興奮のギャラリートークとなりました。


3、ミュージアム・ボランティアの折り紙コーナー
  

 ボランティアの皆さんから、いろいろな折り方を教えてもらいました。美術館の建物の上に乗っている作品「美かえる」をヒントにしたぴょんっと飛び跳ねるかえるや、男鹿和雄展で作成したトトロの折り紙は、少し難しいけれどいつも大人気!他にも、ボランティアが準備した、だまし船や手裏剣、腕時計、百合などたくさんの折り方に挑戦しました。


4、昼下がりのバッジ工場
  
   
 午後からはバッジ工場がはじまりました。つやのある缶バッジか、ぬくもりのある布素材のくるみボタンバッジか、どちらを作るか最初に選択します。好きな色の台紙や布に思い思いの模様やイラストを描きます。そこまでできたら、中村工場長に加工してもらい、裏からクリップを取りつけて完成です!オリジナルバッジがたくさんできあがりました。


5、コレクションde工作!博物館実習生企画〜わたしだけの宝箱をつくろう〜
  
  
 所蔵作品の「田中敦子《作品》1959年」から連想し、円と線を模様にして宝箱をつくりました。最初に「ことばBOX」からテーマとなるオノマトペをくじ引きします。オノマトペには、ピカピカ・キラキラ・のびのびなどがあり、みんなの想像力を豊かにしました。同じオノマトペを引いても全く違った宝箱ができあがります。ガチャガチャの景品が入っている丸い容器を宝箱に取りつけて覗き込み、双眼鏡のようにするなど、アイデアが膨らみました。


6、コレクションde工作!博物館実習生企画〜とび出す夏をつくろう〜
  
 
 所蔵作品の「横尾忠則《葬列U》1969〜85年」をヒントにして、一つの場面をいくつかの面の重なりで表す作品をつくりました。みんなが工作するテーマは「夏の思い出」。近景・中景・遠景を意識してジオラマのように思い出の場面をつくりあげました。家族や大学生のお兄さん・お姉さんとどんな場面なのかを語り合いながらつくっていると時間が経つのも忘れて、1時間以上夢中で制作していました。


7、コレクションde工作!博物館実習生企画〜つづきは何だろう?〜
  
  
 所蔵作品の「福田美蘭《淡路島北淡町のハクモクレン》2004年」を参考に工作作品をつくりました。最初に所蔵作品のカードを1枚選びます。それを色画用紙に貼り付け、背景を描き足したり、周りに色々な形や模様を組み合わせたりしました。所蔵作品カードは絵画も立体も、具象も抽象もあるので迷う人もいましたが、それだけ真剣に考えられるみんなは、大変な想像力を持っているなと感心しました。背景にする色画用紙選びも含めて、色・形・素材感、画面の構成など、「アート」に必要な感性をしっかりつかんでいたと思います。


8、金澤ミュージアムティーチャーからのお知らせ
コレクションde工作!で、アイデアのもととなった本物の作品は県美プレミアムUの会場で11月8日まで展示しています。ぜひ会いに来てくださいね!


9、のりちゃん先生からひとこと
 
 「美術館ならでは」の活動をしたい!という思いで夏休みスペシャルを企画しました。「美術館ならでは」って何だろう・・・と途中で苦悩することもありましたが、本物の芸術作品を間近で鑑賞することができ、たくさんの素材や道具・制作方法の中から自らが選択して、「つくり手」になることができる、そんな場所を提供でき嬉しく感じています。また、家族・友人・初対面の人・スタッフ・作品・作者がそれぞれに繋がりを持ってこの場所に集い、コミュニケーションをすることで、きっと心が豊かになったと思います。のりちゃん先生も素敵な夏休みの思い出ができました。


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こどものイベント
「美術館のひみつ☆美かえるからの挑戦状」
平成27年6月20日(土) 13:30〜15:30 こどものイベント「美術館のひみつ☆美かえるからの挑戦状」を開催致しました。
こども26名・保護者8名の皆様にご参加いただきました。

1、オリエンテーション・挑戦スタート!!
 
 今回のイベントは、美術館のいろいろな場所に置かれた「美かえる箱」を班ごとに探し、箱の中に入っている「挑戦状」に応えて、兵庫県立美術館のお気に入りの場所をみつけるというものです。
参加者は美かえるとおそろいの帽子をかぶり、こども用の特別な地図を持って出発です。制限時間は60分!10個以上の「美かえる箱」を発見できるように意気込んでいます。


2、美かえる帽・こども用地図・美かえる箱・挑戦状・案内書






 美かえる帽と地図を持つとわくわく度が上がっていきます!
 いろいろな形の美かえる箱の中には、美かえるからの「挑戦状」と次の美かえる箱への「案内書」が入っています。挑戦状の内容を班の仲間とクリアしたら、ごほうびシールをもらいます。


3、美術館南側〜ハーバーウォーク
 挑戦状内容『ここからそとへでてみよう。かべにあいたまどからはどんなけしきがみえるかな。かいだんをおりてうみにでれば、びじゅつかんのしょうめんのかおがみえるね。』


 それぞれの班で最初の案内書を受け取り、散り散りに美術館を巡ります。こちらは美術館南側からハーバーウォークに出て、美術館の正面の顔をみているところです。御影石にあけられた窓によって参加者のいるところが1つの絵画のようにみえてきます。


4、円形テラス・階段
 挑戦状内容『このまるのまわりを1しゅうしてみよう。それができたら、ぐるぐるのかいだんをふたてにわかれてのぼってみよう。2かいについたら、どんなきもちになったかまわりのみんなとおはなししてね。』

 
 通称「美術館のおへそ」と言われている、円形テラス・階段。1階にある階段の昇り口からふた手にわかれて上っていくと2階でばったり出合います。見下ろしてみると、このぐるぐるの階段が地下の駐車場まで続いていることがわかります。


5、エントランスホール
 挑戦状内容『このあたりで「いちばんくらいところ」と「いちばんあかるいところ」をみつけて、みんなではっぴょうしよう。』
 『ここでちょっとひとやすみ。1かいにいるひとたちはなにをしているかな。みつけたことをおはなししてね。』

 
 広々としたエントランスホール。外光がやさしく降り注ぐつくりになっています。近くにある大きな階段を上れば、2階から1階を見下ろすことのできる秘密の場所に辿り着きます。


6、県美プレミアム展エレベーターホールの階段・特別展入口の階段
 挑戦状内容『ここはえれべえたあほうる。しかくいかべにそってかくかくのかいだんをかくかくのぼっていこう。なんかいまでたどりつけるかな。』
『かいだんだんだんだんだんだん!きみのすきなだんのうえにたってぽおずをきめよう。』





 いろいろな種類の階段のある兵庫県立美術館。県美プレミアム展と特別展の入口はそれぞれ違うデザインになっています。だんだん自分がどこにいるかわからなくなってきたぞ!?


7、県美プレミアム展
挑戦状内容『ここはたいせつなさくひんがおめかししてかざってあるよ。だからみんなもおしとやかにみてね。』
『このさくひんはみているだけではいけません。オルゴールをてにとってねじをまいたら、ごみばこのまんなかにそおっとおいて、おとがなくなるまでみみをすませてみよう。どんなきぶんになったかおしえてね。』
『いろがいっぱいあふれてくる。げんきもいっぱいあふれてくる。このえのせかいのなかで、いちばんたのしそうなばめんをみつけておしえてね。』


 開催中の県美プレミアム展「IN MY ROOM ON THE ROAD ―私の部屋、あるいは路上にて―」の中にも美かえる箱があるようです。最初に展示室でのマナーを美かえるから教えてもらっています。藤本氏のオルゴールを扱った作品は、西田学芸員と一緒に楽しく静かに鑑賞しました。2階にある丸投氏の作品は、描かれているものをじっくりみていろいろな場面を発見しました。


8、屋外デッキ
 挑戦状内容『びじゅつかんにせなかをむけて、うみにむかってまっすぐたとう。きょろきょろけしきをみわたしてみつけたものをはっぴょうしてね。』
『まわりのみんなとてをつないで、めをつむって、みみをすませて、10びょうかぞえてみよう。どんなきもちになったかな?』
『やまのほうをみてこころのなかでゆっくり10びょうかぞえてみよう。みつけたものをおはなししてね。』

 
 美かえるは屋外にも挑戦状を用意していました。なんと、風のデッキと山のデッキは秘密の階段で4階に上がるらしい!?


9、まとめの会
 
 

 アトリエ2に帰ってきたら、自分だけのお気に入りの場所を地図とメモに記入します。美術館の中を歩き回ってもうへとへと・・・でも、おもしろい場所がたくさんあって思い出すのが楽しそうです。それぞれのお気に入りの場所を大きな地図に示して発表しました。屋外彫刻や展示室の中の作品を好きになった人もいれば、風や海などの自然を感じられる場所を気に入った人もいました。


のりちゃん先生より、ひとこと

 美術館の屋上にいる美かえる。まさかこんなにたくさんの挑戦状を置いていくとは思いませんでした。いろいろな場所を巡り、兵庫県立美術館の見どころを再発見してもらうことができたようです。さすが、美かえる!展覧会をしみじみと観覧するのも素敵ですが、今回のように周りの人達と話し合いながら、その空間を楽しむというのも素敵なことだと思います。


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堀文子展関連企画こどものイベント
「日本画に挑戦−小さな世界を描こう!」
平成27年5月23日(土) 10:30〜15:30 堀文子展関連企画こどものイベント「日本画に挑戦−小さな世界を描こう!」が開催されました。
こども24名、保護者3名の皆様にご参加いただきました。

1、受付
    
 今回はモチーフになる草花・切花を持参していただきました。家庭で育てたもの・飾っていたもの・道端に咲いていたもの・・・色とりどりの素敵な植物が揃いました。


2、オリエンテーション

 職員紹介・スケジュール説明の後、展覧会を担当した飯尾学芸員から堀文子展のみどころを紹介しました。


3、ギャラリートーク
 
 制作を始める前に飯尾学芸員と、こちらも展覧会担当の鈴木学芸員で2つのチームに分かれ、展示室でギャラリートークを行いました。作品をじっくりみると、作者がどんな眼差しで自然を見つめてきたかが伝わってきます。また、日本画独自の色合い・描き方・表現の仕方を実感してもらいました。


4、制作@日本画の絵の具と仲良くなろう
 
 アトリエに戻ったら制作の準備です。顔料と膠液を絵皿にのせ、指で絵の具を均一に溶いていきます。美しい色合いの顔料と独特の香りのする膠にどきどきしながら丁寧に絵の具を作りました。


5、制作A鉛筆でスケッチをして、下図をつくろう
 
 お昼休みをはさみ午後からは、植物をよ〜く観察してスケッチをします。いつもは見逃していた植物の中の小さな世界。形も色も模様も・・・描いてみるとたくさんの発見がありました。


6、制作B下図を転写しよう
 
 スケッチをもとに下図をつくったら、色紙に転写します。何度も描いたりなぞったりするのは集中力が必要でしたが、家族や友人同士で楽しみながら最後まで熱心に制作しました。


7、制作C墨や顔料を薄く重ねて、草花の色を塗ろう
  
 全員で作った色とりどりの絵の具から、使いたい色を選びパレットにとります。日本画の絵の具は一つ一つの色合いが微妙に違うので、どの色も素敵に見えて選ぶのに困ってしまうほどでした。描き方の基本はうす塗りで重ねること。また、輪郭や陰影に墨を使うのがコツです。講師の藤原先生に筆使いの手ほどきを受けました。


8、制作D小さな生き物になって、大きな草花を描こう
 
 描き方のコツがつかめたら、制作がどんどんはかどっていきます。色を重ねるためにドライヤーで乾かしたり、似たような色合いでも違う絵の具を使ってみたりと工夫しています。


9、完成
  

  
 作品完成です!堀文子さんのように画面下にサインを入れてみたり、仕上げに繊細な筆のタッチを入れてみたりと素敵な仕上がりになりました。


のりちゃん先生より、ひとこと
 
 今回のイベントでは、いかに上手く作品をつくるかではなく、「日本画の用具に親しんでほしい」「身近な自然のよさを再発見してほしい」という願いをもって開催させていただきました。堀文子展でのギャラリートーク、スケッチ、画材の用意など盛りだくさんの内容でしたが、1日の企画であるからこそ鑑賞したときの感動や草花を観察して発見したこと、日本画の画材を扱ったときの喜びが色あせることないまま制作できたようです。参加者の皆様の意欲や熱意、ミュージアムボランティアを含むスタッフの臨機応変な対応に支えられ、無事にイベントを終えることができました。


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フェルディナント・ホドラー関連こどものイベント
「おやこでパラレル!ポーズとリズム」
平成27年3月7日(土) 10:30〜15:30 フェルディナント・ホドラー関連こどものイベント「おやこでパラレル!ポーズとリズム」が開催されました。
こどもと保護者7名が参加されました。

1.ギャラリートーク

展覧会を担当した相良学芸員がナビゲイターです。
絵のモデルのポーズに注目すると、同じようだけれど、少しずつ違う部分があります。なぜそんな風にしているのか理由を考えました。また、ホドラーの好む色や、湖面に映りこんでいる山の描き方も特徴的なことに気付きました。


2.自由鑑賞

ホドラーは色々なポーズの人型を切り抜いて絵の中で組み合わせて絵の構図を決めていました。自分だったらどんなポーズに挑戦しようか考えながら作品をみました。


3.ラジオ体操第一

ポーズをとるためには、からだが十分に動かなくてはいけません。ラジオ体操をして十分にからだをやわらかくして活動に入ります。


4.ホドラーの作品をマネてみる
 
ホドラーの絵のポーズを出来る限り完璧にマネてみました。手の角度や足の向きなど、カメラで写してみて確認しながらポーズを決めていきます。こどものほうが、からだがやわらかいので、大人だと出来ないポーズがありました。ポーズをとってみると、絵のモデルはかなり無理をしているのではないかと予想できました。


5.オリジナルのポーズを考える

ポーズの難しさを知った後に、背景とのバランスを考えながら手のポーズや、足の動きを工夫してオリジナルのポーズをつくってみました。全身を使ってからだを動かし、そのポーズがカメラで撮られるとどのように見えるのか、確かめながらポーズを決めました。


6.プリントアウトした写真を切り抜く

ポーズをハサミで丁寧に切り抜きます。サイズや明るさを変えてプリントアウトしました。


7.ポーズを絵にしてみよう

切り抜いた写真を背景に合わせて組み合わせます。心地よいリズムがうまれるように工夫しました。


8.講評会
 
相良学芸員が一つ一つの作品を講評しました。
・ホドラーの作品に出てくるモデルのポーズは、実際にやってみると身体が痛くなった。ということは自然なリラックスをしている姿ではない。「絶対にこのかたちじゃないとダメだ」というこだわりが感じられる。
・リズムの生まれている部分のはなしをしたり、無意識に背景の地形に合わせて切抜きを構成しているのは、おさまりのよさを感じたからだろう。
・実際の人間の写真をホドラーの背景に貼り付けても、背景が負けていない。絵にそれほど強さがあるからだ。
・たまたま撮影したポーズが、ホドラーの画集に載っている絵に非常に似ていて感動した。


参考作品









瀧川MTより、ひとこと

人物の絵を描こうとすると、ある程度の技術がないと、なかなか人らしくなりません。
そこで今回は、写真を使って絵を作ることにしました。この方法ではハサミを使える年齢で、ポーズをこだわる事ができれば絵をつくることができます。ホドラーの絵の世界に自分の像を当てはめる事で身近に絵の構成を行えたようです。


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「阪神・淡路大震災から20年」展関連こどものイベント
「真冬の寒風に挑む前衛凧づくり」
平成27年1月18日(日)10:00〜15:30「阪神・淡路大震災から20年」展関連こどものイベント「真冬の寒風に挑む前衛凧づくり」が開催されました。
参加者10名が参加されました。

1.作品から発見しよう

元永定正《あおといろいろ》1995年 でギャラリートークをしました。
ナビゲイターは、鑑賞担当のミュージアムティーチャーの金澤さんです。
『みなさん、作品をよくみて、みつけたこと、気づいたことを発表してください』

☆★こどもたちが発表した内容★☆
絵の上のほう  潜水艦にみえる、潜水艦のシールを貼ったみたい
          →丁寧に描いていて下の色が透けていないから
絵の下のほう  バケツで流したような感じ、ドロドロ、サンゴ礁に見える
          点々が雨で絵の下の方が土砂崩れみたい
画面の地の部分→青いから雨や海の中みたい
画面上の点々はなに?
        →海の中だとしたら小さい生き物
        →下に赤い色があり燃えているようにもみえる、点々は空襲の火の粉かも
どうやって描いたでしょう?
        スポンジやストローを使って描いてる、下のほうはバケツで流した様な感じ、
        水色の板に描いている、上のほうの黒く縁取られているところはボールペンで
        中の色は筆で丁寧に水色の板に塗っている
この作品で作者は何をこだわったでしょう?
        点々
        →いっぱいあるから
        下のドロドロ
        →色をこだわっている
        こだわっていないと見せかけているところが実は芸術のポイントだったりするから

※ギャラリートーク…作品をみて気づいた事、発見した事、感じた事など何でも手を挙げて
            発表しあいます。みんなの意見を聞いて共感したり、新しい視点を
            見つけたり、対話を通して作品理解を深めていく鑑賞法です。

          

2.前衛(ぜんえい)ってなあに?

元永定正さんの画集や絵本をみました。いくつかの作品を比べてみると、年代によって変化する部分、変化しない部分があることがわかりました。
元永さんが参加していた具体美術協会の画集もみました。「誰もやったことのないことをやれ」を目標としている作家達の集まりです。前衛芸術がどういうものなのか、少し知る事ができました。


3.前衛凧をつくろう!

今回の凧づくりでは、原則として筆を使いません。また、誰もが上手いと言うような、見たままを写す方法ではできるだけ描かないようにしてもらいました。
工作で使うような材料を工夫して絵を描いていきます。
描画道具:歯ブラシ、割り箸、チューブ、ウレタン、ガチャ玉、紙コップ、エアキャップ、ペットボトルの蓋、など


4.凧づくりのルール
・人のマネをしない
・自分が今までにやった事がない方法で凧に絵を描いてみる
・一つの方法のみを使ってつくる


5.こだわりのやり方で

こんな道具で描いています
 
  ストローを吹き付けてみたよ



6.凧に仕上げる

凧の紙に絵を描けたら、次は左右のサイドにポンチで穴を開けます。
穴にハトメをつけて、穴に凧糸を通せば凧の完成です。


7.できました

最後にクルクルの足をつけて、仕上げの飾りつけをして完成です。


8.凧揚げ日和

今年の凧はグングン揚がる!みんなあっという間に凧揚げ 名人になりました。


瀧川MTより、ひとこと

ギャラリートークを行い、本物の作品と資料から前衛芸術を知ることで、芸術や美術の懐の深さを子供たちなりに理解していました。そして、"今までにやった事のないことに挑戦しよう"との課題に、子供たちは小さな身体を限界まで大きく使っていたのが印象的です。
凧がうまくあがった子も、あまりうまくあがらなかった子も、美術館で凧をあげるという有難い事態を楽しめていたみたいです。

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瀧川ミュージアムティーチャーさよなら企画 こどものイベント
「くじ引きカレンダーをつくろう!」
平成26年12月21日(日)10:30〜15:30瀧川ミュージアムティーチャーさよなら企画こどものイベント
「くじ引きカレンダーをつくろう!」が開催されました。
こども7名が参加されました。

1.カレンダーの素

兵庫県立美術館オリジナルのカレンダーの素を1人1セットずつ取って席に付きました。


2.じっくり自己紹介

参加者全員で自己紹介です。今年一番思い出に残ったことを発表してもらいました。


3.来年の予定を考えよう

今回つくるカレンダーは、来年の予定がすでに決まっているカレンダーです。
そこで、どんな事をするか参加者、スタッフ、ボランティアのみなさん全員で考えラベルシールに書き込みました。
予定を決めるときのルール
・どの曜日にもあてはまること(学校で、塾で、などの言葉は使わない)
・どんな人にもあてはまること(おじいちゃんと、彼女と、などの言葉は使わない)
・ほぼ誰でもできる簡単なことにする(上を向く、水を飲むなど)
・普段はやらないけれど、やってみたらちょっと面白いことにする


★☆来年の予定の内容☆★

・花をつんで、部屋にかざる
・食器を洗う
・感謝の言葉をいう
・服をたたむ
・植物に触る
・中国の言葉を覚える
・朝と夜、7時に空を見上げる

 《連続4日行う予定》
  1日目 ・穴をあける
  2日目 ・穴をのぞく
  3日目 ・穴に指を入れる
  4日目 ・穴をふさぐ
              など


4.みんなの予定くじを混ぜよう

1人30個の予定を考えました。1個の予定、連日の予定などに切り分けて全員の予定をシャッフルします。全てを裏返しにして机に並べました。


5.くじ引きで来年の予定を決めよう

マンスリーくじとデイリーくじを引き、予定くじを何月何日に貼り付けるのか決定します。2月31日や4月31日が出た場合は引きなおしです。日付が決まったら、裏返しにした予定くじの中から好きなものを選びました。


6.予定シールを貼ろう

カレンダーの素に予定を書いたラベルシールを貼り付けます。
1人30回程度くじを引いて2015年の予定を決めました。


7.目標シールを選ぼう

次は1人30枚ずつ目標シールを貼ります。
目標シールは4種類あり、好きに選んでもらいました。
《4種のシール》
・ポカポカ太陽シール
・鳥シール
・美術館のようせいイベちゃんとントちゃんのシール
・浮輪犬シール(浮輪の中に犬がいるかわいいシール)
このシールを貼った日は、自分で設定した目標を頑張ってみる日です。みんな頑張れているかな。
例)鳥シールを貼っている日→普段より元気に挨拶をする
  イベチャンシールを貼っている日→人になるだけ優しくする


8."できましたスタンプ"をつくろう



くじ引きで引いた予定は無理やりやらなくてもよいのです。気分が乗らなかったり、絶対やりたくなかったら予定を確認するだけでも構いません。しかし、ちゃんと実行できたら、その日にスタンプを押して達成感を味わいましょう。
"できましたスタンプ"は森の仲間達をモチーフにした素材から選んでもらい、ボンドで木片にくっつけて完成です。


9.カレンダーをデコレーションしよう

最後にダンボールと色画用紙を台紙にして、色々な素材をくっつけたり、切ったりしてオリジナルカレンダーとして完成させました。


オリジナルカレンダーができました!
 

 


瀧川MTより、ひとこと
普段やらないおかしな行動も、予定として決まっていれば何となく「やってみようかな」と気持ちが傾くのではないでしょうか。
そこを"エイ、ヤッ"とやってみたら、新たな境地が開けるかもしれません。やらなくてもいいけどやってみたら面白いことを、やらなければいけないポジションにすることで日々の暮らしに遊び心がうまれたらいいなと思います。

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「だまし絵U」関連こどものイベント
「トリック写真を撮りっこしよう」
平成26年11月1日(土)10:30〜15:30「だまし絵U」関連こどものイベント
「トリック写真を撮りっこしよう」が開催されました。
こども15名、保護者11名が参加されました。

1.だまし絵Uのみどころ

「だまし絵U」の担当である岡本学芸員が展覧会にある作品のどこが"だまし"なのかを画像を使って解説してくれました。


2.どんな"だまし"があるかな?

こちらは鏡をつかった"だまし"です。置かれている台には色の渦が描かれています。そこが鏡面の筒に映りこむと、人物が2人見えました。


3.おはなししながら、鑑賞しよう

岡本学芸員と一緒に展覧会をじっくり鑑賞しました。作品がどうなっているのか考えながらみて、この後、挑戦するトリック写真の参考にしました。


4.トリック写真を撮りっこしよう
トリック写真を撮るために、美術館では3つの撮影場所を用意しました。
1、スロープにテープで梯子をつくり、2階から写真を撮ると梯子に登っているように見える場所
2、スポットライトを使って影を作り出し、影と実際の物を組み合わせられる場所
3、アトリエ2にある絵を描くためのモチーフを好きに使って、セットをつくる場所
もちろん、この3つの場所以外にも自分でトリック写真のスポットを見つけて撮ることができます。


5.影をつかったトリック写真

スポットライトの強い光を投影すると昼でもはっきりとした影が壁に落ちます。壁に小道具をくっつけてみると、影が物を持ち上げているようにみえるような写真が撮れました。


6.ありのままのトリック写真

公園にあった元々ボロボロの看板に、パンチする演技をしています。
鉄の看板を凹ませる凄いパワーの持ち主!みたいですね。
ちなみに、このトリックは出品作の田中偉一郎さんの《ストリート・デストロイヤー》から着想を得たものです。


7.家族でつくるトリック写真
  
家族みんなで指示を出し合いながら、面白い写真が撮れるように、床に寝転んだり、壁にしがみついたり、頭とからだを限界まで使って撮影しました。





8.写真の発表会
みんなの作品データをパソコンに取り込んで、スクリーンにうつしてみました。1人1作品、みんなにみて欲しい作品を選び発表しました。


みんなのトリック写真

影の2人がペットボトルを飲んでいる!
 
  からだは影、頭はテープ!
 
  2人をつまんで食べちゃうぞ〜

高いところまで登ってきたよ
 
  ギリギリ足をつかんだ。落ちそう〜
 
  ギャー!手に鉄の棒がかんつうしたー

どうだ!怪力パワーだ!
 
  ゴミ袋は、つまんでポイッ!
 
 顔の絵かな?あれ、食べ物でできているよ!

アクロバティック!車の上で逆立ちだ
 
  ぐるぐるの迷路に迷い込んだみたい!

なんだ、この生き物は、未確認動物(UMA)を発見!
 
  矢ガモ?いえ、矢の刺さったこどもです。

あれ?僕とお母さんの身長が一緒に見えるよ
 
  とんだ暴れん坊ですね!

空中浮遊!



 
  こんなキューブは片手で軽々持ち上げられるよ!

瀧川MTより、ひとこと
          
展覧会を観たやわらかい頭のまま、みなさんが活動に参加してくださったので非常に面白いトリック写真ばかりが出来上がってきました。
家族で試行錯誤しながらトリックの設定を考え、和やかな雰囲気で、とても楽しいイベントになったと思います。
無機的な美術館の建築を活かしたり、ちょっとした道の窪みを使ったり、日用品を取り入れたりと、身近なものをトリック写真を撮るためのモチーフとして選別することで、日常の生活に気づきが増えたのではないかと思います。

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県美プレミアム「鳥・獣・人等〜新収蔵品を交えて」展関連こどものイベント
「美術館探検ツアー2014」
平成26年10月11日(土)10:30〜15:30 県美プレミアム「鳥・獣・人等〜新収蔵品を交えて」展関連こどものイベント「美術館探検ツアー2014」が開催されました。こども7名の参加となりました。


1.自己紹介

参加者、一人一人が自己紹介をして、さっそく県美プレミアム「鳥・獣・人等〜新収蔵品を交えて」展へ出発します。


2.あなたには、どうみえる?

ジョージ・シーガルさんの《ラッシュ・アワー》1983年でギャラリートーク。
作品をみて、発見したこと見て考えた事などを発表し、みんなで意見を出しあいました。
《子供たちの意見》
・ 全員の首の下が青くなっている、青色の絵具を流して塗ってる
・ 元々青かったのが剥がれて黒くなっているんじゃないか。
・ 像の中にブラックライトが入っていて青く光って見えるのかも
・ みんなコートを着ている、襟を立てているから季節は冬かも
・ 服の組み合わせがおかしい、コートを着ているのにサンダルを履いているから、秋かも
・ 顔が寂しそう、お葬式みたい、戦争に行きそうだ
・ 土を固めてつくっている→色から
・ 大仏をつくるようなやり方で出来ている
・ 一つずつ違う型をとって出来ているんじゃないか
  →背丈がどれもちがうから

色々な意見が出ましたね。さて、本当はこの作品をどのように、つくったのでしょうか。


3.「美術情報センター」って、どんなところ?

作品について調べるために、美術専門の図書館「美術情報センター」へ行ってみました。すると、鈴木学芸員が調べものをしていました。
ちょうどジョージ・シーガルさんの画集をみています。作品がどのようにつくられたのか、制作風景の写真を見せてくれました。
石膏《石膏》を使って、直接人間の型をとっていたんですね!
なるほど〜。


4.コピー機を使ってみよう

美術情報センターにはコピー機(有料)があります。本や資料の必要なページを選んでプリントアウトし、持ち帰ることができます。


5.バックヤードに潜入(せんにゅう)

職員専用入口から、入館者名簿に名前を書いて入館します。
ここから美術館の裏側へ入っていきます。


6.保存・修復室の見学

バックヤードには保存・修復室があります。作品の健康診断や、傷ついたり痛んだりした作品にお手入れをするお仕事です。そうして、美術作品は展覧会でお披露目できる状態になるのです。
担当学芸員の横田さんに作品のX線写真を見せてもらいました。人の目では見えづらい傷や、絵の描きなおしを発見できました。
他にも、バックヤードには展示作業に必要な道具がたくさんあります。今回は作品を搬入するための大きなエレベーターにも乗りました。


7.探検のしおりを使って探検しよう

探検のしおりは、美術館が作品や作品をみる人のために行っている工夫をクイズ形式にしてまとめたワークシートです。参加者はクイズを解きながら美術館の秘密にせまりました。
みんなが展示室で活動していると、保存・修復の学芸員である相澤さんがやってきました。みんなで一緒に作品をみて盛り上がりました。


8.作品を体験してみる

藤本由紀夫《Ears with chair》1990/2010年
長いパイプが2本、その真ん中に椅子が置かれています。椅子に座ってパイプに響く音に耳をすませてみました。どんな音が聞こえてきたのか。感じた音を探検のしおりに書き込みました。


9.この機械はなんだろう

どの展示室にも1つずつ、なぞの機械が置かれています。
よくみると今日の日付がみえます。細かい目もりにも何か意味があるのかな。
一体これは何なのか、予想して答えをしおりに書けたら、ボランティアさんからアイテムを受け取ります。


10.しおりの答え合わせ

作品を体験した感想を聞いたり、普段は気にすることのない美術館の作品を守る工夫を発表してもらいました。
謎の機械は実は温湿度計でした。室内の空気の状態を一定に保ち作品が痛まないようにしているんですね。
また、探検のしおりの山場は、お気に入りの作家の資料を美術情報センターで探し、そこから1枚好きな作品をコピーするという出題です。少し難しかったけどみんなクリアしました。


11.ミクストメダルをつくろう

探検のしおりの質問に答えてもらえるアイテムを使ってミクストメダルをつくりました!

   

瀧川ミュージアムティーチャーから一言
今回の美術館探検ツアーは作品をしっかり鑑賞することから始まりました。それだけにとどまらず作品を資料から調べる方法も子供たちに伝えることができました。また保存・修復の様な普段みることが出来ないお仕事を紹介できてうれしい限りです。
今日のイベントは裏側を知った上で、美術館の表の顔がどのように作られているのかを子供たちに考えてもらう機会になりました。
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「宝塚歌劇100年」 展関連 こどものイベント
「きらきら髪飾り・きらきら蝶ネクタイをつくろう!」
平成26年9月6日(土)10:30〜15:30「宝塚歌劇100年」 展関連 こどものイベント
「きらきら髪飾り・きらきら蝶ネクタイをつくろう!」が開催されました。
こども29名、保護者14名の参加となりました。

講師紹介

宝塚歌劇で衣装を担当しておられる大川久美子さんが本日の講師です。
プロのお仕事について、おはなししてくださいました。

○●サポートスタッフのみなさま●○

宝塚歌劇でお仕事をされている皆さんが、針と糸を使う行程を手伝ってくださいます。心強いサポートメンバーです。

★☆きらきら髪飾りをつくろう制作行程☆★
ホワイトかゴールドのモチーフを選び、木工用ボンドを塗りフェルトに貼り付ける。

色の付いた羽飾りを4種類選び、フローラテープを使って寄る。

フェルトをモチーフに沿って、5o余白を残しながら切り落とす。モチーフと羽を合体させ、パッチンクリップを縫いつけて髪飾りの完成です。

         

★☆きらきら蝶ネクタイをつくろう制作行程☆★
好きな色のフェルト2種類を選び、アイロンで接着する。結び目の部分のフェルトも選ぶ。

蝶ネクタイをキラキラにする為の材料を選ぶ。ラインストーンやスパンコール、リボンやダイヤテープなど心躍る素晴らしい材料を宝塚歌劇の皆さんが用意してくださいました。

細かい材料はパレットを使って種類別に分けると見やすく、作業しやすいです。竹ひごを上手に使って蝶ネクタイにキラキラをデザインしました。

最後に真ん中の結び目を絞り、安全ピンをつけるときらきら蝶ネクタイの完成です。

発表しよう

子供たちに感想を聞いてみました。
《子供たちの声》
・きらきらをいっぱい選べて楽しかった。
・一日の制作でヘトヘトになった。宝塚歌劇の衣装さんは今日のイベントの何倍もの技で毎回の公演を支えているかと思うと本当に凄いと思った。

きらきら髪飾りときらきら蝶ネクタイを着けて展覧会を観に行こう

展覧会を担当した飯尾学芸員が展覧会の見所や、衣装やアイテムの特徴などを詳しく教えてくれました。


髪飾りと蝶ネクタイでドレスアップして、舞台セットに入り込み宝塚歌劇の世界を満喫しました。

      

瀧川MTより、ひとこと

宝塚歌劇を支えている裏方のお仕事を、楽しく作りながら子供たちに伝えられたように思います。ゴージャスできらきらした宝塚歌劇のダイナミックな舞台も一粒のラインストーンを取り付ける所からはじまるのですね。プロの皆さんの仕事への愛情やこだわりに脱帽でした。

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夏休みスペシャル
「瀧川ミュージアムティーチャーの夏休みの工作相談室」
平成26年8月9日(土)、10日(日)11:00〜14:00 夏休みスペシャル
「瀧川ミュージアムティーチャーの夏休みの工作相談室」が開催されました。
9日/10名、10日/10名の参加となりました。

1.工作カルテをつくろう
 
瀧川MTが、つくりたい人の工作相談を受け問診します。    ※警報が出ている間はヘルメット着用

《工作カルテ》の内容
@何をつくりたいですか、それはなぜですか。
Aどんな色やかたちにしたいですか、それはなぜですか。
B創りたいものをイメージして、絵に描いてみてください。
Cあなたの好きなもの、好きなことを教えてください。
《こどもたちがつくりたかったもの》
・イルカが動く、からくり貯金箱がつくりたい
・うちわがつくりたい
・銃がつくりたい
・バット
・鬼のお面
 ・アナ雪の貯金箱がつくりたい
 ・男の子のちょうちょがつくりたい
  《前回の工作イベントで女の子の
    ちょうちょを作っていたので》
 ・布団セット

2.材料をえらぼう

色や触覚から、素材を感じて選びます。素材からひらめくこともあるようです。

3、工作エリアでつくろう

材料が準備できたら工作開始です。まずは自分の思うようにつくってみて、うまくいかなければ瀧川MTが相談にのります。
道具の選び方や、素材を扱うコツなどをアドバイスしました。


4.つくってみてどうでしたか?
感想
・材料が豊富にあってよかった
・いつも楽しみにしているイベントだからまた来た
・ふらっと通りかかって参加したが、楽しかった
・(保護者の方が)工作に対する苦手意識があったのでつれてきた

参考作品

 鬼のお面

 青いぐるぐるが巻かれた銃(引金も付いている)

 ホースに毛糸を編みこんだうちわ

 バット

瀧川MTより、ひとこと

台風が直撃するあいにくのお天気でしたが、このイベントを楽しみにしてやってきてくれる参加者がいて感極まりました。
相談にのることは指導する事ではありません。こどものつくりたい気持ちをアシストし、やってみたい事を実現する喜びを感じてもらえたらうれしいです。

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「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる近代美術」関連こどものイベント
「おやこで巡る☆ぐるぐる鑑賞ツアー」
平成26年7月5日(土) 「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる近代美術」関連こどものイベント「おやこで巡る☆ぐるぐる鑑賞ツアー」が開催されました。こども4名、保護者3名が参加されました。


1.机を囲んで自己紹介

美術館のスタッフ、ミュージアムボランティア、参加者全員で自己紹介しあいました。


2.東アジアはどこにある?

旅のしおりに載っている地図で東アジアの位置を確認しました。


★☆ツアーグッズを持って出発☆★
 

           
ぐるぐるツアー証を首からさげ、ぐるぐるチケットを持ち、ぐるぐるツアーのしおりを頼りに旅に出かけます。


3.現地ガイド(担当学芸員)と合流

現地ガイドの鈴木さんに旅の案内をバトンタッチ。
※現地ガイド鈴木さんは、実は展覧会の担当学芸員でもあります。


4.東アジアの作品を観て旅しよう

作品に描かれている自然にも特徴がありますね。よくみてみましょう。
みんなで疑問に思ったことや、気づいたことの意見交換をしました。


5."ぐるぐる鳥"ワープで越境

展覧会は部屋ごとに地域が分かれています。ぐるぐる鳥を、ぐるぐるまわせば次の地域にワープできます!


6.作品を観て各地の文化を知ろう

建物や、描かれている人の衣装も国によって違います。どのような場所が描かれているのか現地ガイドの鈴木さんに教えてもらいながら観て回りました。


7.帰国

東京・ソウル・台北・長春、4つの都市を展覧会で観て回りました。


8.絵に描かれていた文化を知ろう

アトリエ2に戻ってきました。展覧会で観た台湾エリアにあった絵の青い鳥は、国鳥でもありヤマムスメといいます。また韓国の伝統音楽、農楽(ノンアッ)を聞いてみました。そのほかにも描かれていた民族衣装なども紹介しました。

    


9.まとめの会

東アジア、東京・ソウル・台北・長春と4つの国を展覧会で鑑賞した感想を聞いてみました。
【参加者の声】
・学芸員とお話しながら作品を観られて良かった。
・東アジアの文化を知ることが出来て良かった
・音楽(ノンアッ)が聴けて良かった


瀧川MTより、ひとこと

作品を観て、東アジア各地の地域的な特徴や、文化をはなしながら知ることが出来たようにおもいます。また、小1年生から小6年生の参加者が居て、小6年生の子は会話で殆どの解説を理解できているようでした。また、小1年生の子は作品を書き写しながら理解を深めていました。人によって作品への歩み寄りに違いが現れており面白い発見の機会となりました。

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ノアの方舟展関連 こどものイベント
「私の方舟」
平成26年6月14日(土) ノアの方舟展関連こどものイベント「私の方舟」が開催されました。こども20名、保護者7名が参加されました。


1.どんな展覧会?

展覧会のお話を担当の河田学芸員から。


2−1.箱をつくろう

まずは、みんなの大切なコレクションを入れて守るコレクションボックスをつくります。


2−2.組み立てよう

ミュージアムボランティアさんとペアになって箱のパーツを組み立ててかたちをつくっていきます。


2−3.鍵をつけよう

最後に鍵を付けて箱ができあがりました。鍵はドライバーを使って押し込むようにビスを打ち込みました。


3.展覧会を観よう

ノアの方舟展の担当である河田学芸員と一緒に、みんなで展覧会を観て作品から気づいたことを意見交換しました。コレクションの方法や、あり方について知り、考えることができました。


4.コレクションボックスをつくろう

展覧会を見てから、自分たちの集めたコレクションをどのように仕舞うのがいいのか考えてボックスのインテリアを考えます。


4−1.材料をえらぼう

いろいろな材料を見たり、触ったりしながら選びます。


4−2.インテリアを飾ろう

自分のコレクションのことを考えながらデザインしました。


5.発表しよう

自分がどんなコレクションをしているのか、装飾で工夫したところやこだわったところを発表してもらいました。


できました!
 

 

 

 

瀧川MTより、ひとこと

金槌で釘打ちする木箱作りでしたが、低学年の子も物怖じすることなく制作できました。工作系イベントの新たなる幅が広がったように思います。また、完成作品には子供達のコレクションに対する思いが存分に反映されていました。恐竜のフィギュアをコレクションしている子は、インテリアを草原のようなしつらえにしていました。アクセサリーや髪留めをコレクションしている子は、飾りながら収納できるようにと工夫がありました。また、幼稚園の先生と撮った写真を飾り付けていた子は、先生との思い出を、いつでも思い出せるようにとメモリアルに仕上げていました。
兵庫県立美術館が美術作品を蒐集して守る箱と仮定するならば、子供達のつくったボックスも小さな美術館の様な存在になればいいなと思います。

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夢見るフランス絵画展関連 こどものイベント
「"アブラエ"ッテナアニ?」
平成26年5月5日(月・祝) 夢見るフランス絵画展関連 こどものイベント「"アブラエ"ッテナアニ?」が開催されました。こども20名、保護者10名が参加されました。


●○こんにちは○●

モチーフを選んで席に着きましょう。
※モチーフ・・・お風呂で浮くあひるちゃんと色画用紙


@下地づくり

2本の細いマスキングテープを画面に貼り付けます。その後キャンバスに刷毛で下地を塗ります。発色が良くなるようにイエローを使いました。


Aマスキングテープを使ってみる

イエローの下地か乾いたらマスキングテープを剥がす。


B鉛筆で下絵をかく

イエローの地塗りの上に鉛筆でモチーフを見ながら下書き。
※マスキングテープは絵肌の調子をゆたかにする為に使用


Cペインティングナイフを使う

ペインティングナイフを使って厚塗りで下地をつくる。


Dペインティングオイルを使う

乾きの早いペインティングオイルを使って地面の下塗りをする。


E乾かす

絵を一旦、置いて乾かす。展示室へ行くので汚れた手をきれいに洗いました。


☆★夢見るフランス絵画展を鑑賞しよう★☆

夢見るフランス絵画展を鑑賞して油絵具の使い方や、こだわりを見つけて発表しあいました。本物の作品を観てこの後の自分の作品制作に活かしてみましょう。


Fかきこみ

背景の色紙を良く見て、折れ目を追いかけながら筆で描きます。


●○瀧川MTによるデモンストレーション○●

瀧川ミュージアムティーチャーが、油絵を描くポイントや道具や材料の使い方を解説しました。


Gマチエールの違うかきこみ

モチーフの水平面を筆を滑らせて、ザラザラしたマチエールにしながら描いていく。


H細部のかきこみ

最後に全体をまとめたり、細部の書き込みが出来たら完成。


☆★講評会★☆

みんなの作品をホワイエに並べて、瀧川MTより一言ずつ頑張っている部分や魅力的な部分を発表しました。


瀧川MTより、ひとこと
夢見るフランス絵画展では古典的な油彩画の描き方ではなく、実験的で新しい絵具の使い方をした作品が多く見受けられました。子供たちはその技法を良く見て、絵具の重なりや質感までこだわって自分の制作に取り組んでいました。油絵具は乾きにくく、扱いが難しい部分もあるのですが、そのような不自由さを一切感じさせない、のびのびとした作品が仕上がってきて、子供たちがなんとかしてイメージを絵にしていく力強さが印象に残りました。


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美術館の日関連こどものイベント
「瀧川(たきがわ)ミュージアムティーチャーの缶バッジ工場(ファクトリー)」
平成26年4月27日(日) 美術館の日関連こどものイベント「瀧川(たきがわ)ミュージアムティーチャーの缶バッジ工場(ファクトリー)」が開催されました。こども、大人含めて69名が参加されました。


1.絵をかこう

バッジの台紙へ、自分の好きに絵をかきます。
《素材》缶バッジ → 紙
    くるみボタンバッジ → 布


2−1.バッジにしよう(缶バッジ)

缶バッジを専用マシンでプレスすると、あっという間に
缶バッジの完成です。


2−2.バッジにしよう(くるみボタンバッジ)

くるみボタンバッジは専用パーツに布を包んでつくります。
仕上げに自分の体重を使ってプレスしたら完成です!


3.みんなのバッジ
    

            


瀧川MTより、ひとこと
缶バッジはパリッとした張りのある表情に仕上がり、くるみボタンバッジは優しい風合いに出来上がります。参加者の工夫や個性が小さな世界に広がりました。

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フルーツ・オブ・パッション展関連こどものイベント
「親子でギャラリーツアー」
平成26年3月1日(土)、フルーツ・オブ・パッション展関連こどものイベント「親子でギャラリーツアー」が開催されました。午前と午後で学齢別にわかれ、今回は初の試みで低学年と高学年でプログラムを分け、午前と午後の2回行いました。
午前:10:30〜12:00 小学校3年生以下とその保護者合わせて23名の参加
午後:13:30〜15:00 小学校4年生以上とその保護者合わせて17名の参加


(午前の部)
1.スタッフの紹介、展覧会概要
まず、展覧会を担当した小林学芸員と江上学芸員、そして教育普及担当の遊免学芸員、瀧川&金澤ミュージアムティーチャーズ、さらにミュージアムボランティアが自己紹介をした後、展覧会の概要を小林学芸員が説明しました。次に、今回のイベントの大事なツールとなるワークシートの内容を確認し、展示室やアトリエでの活動スケジュールを確認しました。では、いよいよ展覧会場へ!


2.フルーツ・オブ・パッション展 会場へ
↑ダニエル・ビュレン《二度、繰り返すことはない》
展覧会場はどこからはじまるのでしょう?会場に向かう道中、大きな壁一面にピンクとホワイトのストライプが現れました。ここで小林学芸員による最初の解説です。
一見、派手な壁紙のようにも見えますが、これも作品なんだ。と聞いて一同驚きの声!作家の指示により、ストライプの幅などは決まっていますが、色は展示される会場により異なります。

3.グループに分かれての解説 ※自由参加

ロバート・ライマン《チャプター》
 何も描かれていないなぁ???大人たちの頭にはハテナが浮かびます。子供達は「食パンに見える!」「クリームが塗られている!」など、作品を何かに見立ててどんどん言葉を見つけていきます。先入観のない子供達は積極的です。
 さて、作品のキャプションに注目!"金属の留具4点"と書かれてあります。画面をじっと見て、みんな4つの金具を探しましたが、どうしても見つかりません。実はこの作品、壁から数センチ離して設置されているのです。そのように絵を固定しているのが"金属の留具4点"であるというわけです。
 絵画はどこまでが、その作品であるのかを問うているのですね。このようにキャプションと作品、その両方に注目してみると、作品をより楽しめますね。

ファラー・アタッシ《作業場》
「タイルみたい!」と画面に散りばめられた四角いカラフルな筆跡を見て子供達は言いました。それから、じっと全体を観てみると「階段がある!」「部屋になっている!」など絵の中に空間があることに気づきます。色も絞られていて最初見た印象と違って見えてきました。立体的に見える描き方で工夫されています。じっくり、丁寧にみるとわかってくる作品ですね。

4.自由鑑賞
ワークシートの問いに回答しながら自由鑑賞をしました。
ワークシートは2種類、6つの問いを尋ねる内容です。
自分の思う好きな作品、びっくりした作品、一番欲しい作品を選び、その理由を答える、一緒に来た人(例:お母さん、お父さん、おばあちゃんなど)が好きそうな作品、びっくりしそうな作品、一番好きそうな作品を予想し、その理由も考えるというものでした。
お互いにワークシートを見られないように注意し、身近な人を想いながら鑑賞しました。

5.作品解説 ※自由参加
さて、こちらも不思議なかたちをした作品ですね。一体何なのでしょうか?
雨のしずく、馬のひざ、ストッキング、など作品の有機的なかたちから、色々なものが子供たちから連想されました。

ストッキングをくるくる巻いて中にスパイスを入れると、同じようなものが家でも作ることができるので、保護者の許可をもらって、つくってみてね!
エルネスト・ネト
《私たちはあの時ちょうどここで立ち止まった》



6.班に分かれてワークシートの発表
展覧会を鑑賞した後、アトリエ2に戻ってきました。4つのグループに分かれてワークシートの回答をこたえ合わせしていきます。
回答例)お母さんが予想した娘さんの好きな作品 
ツェ・スーメイ《エコー》
→理由は、家に居てのんびりするのが好きだから。緑の広がる草原が写された映像を観て、のんびりした気持ちになっているだろうと思ったので。
娘さんの選んだ好きな作品
ハンス=ペーター・フェルドマン《影絵芝居》
→理由は、バレリーナなどかわいらしいものがあったから

このように、選んだ作品が合っていても、違っていても家族の意外な一面が垣間見る事ができたのではないでしょうか。
グループ毎に意見を出し合い、初めて会う家族同士でも意見交換ができました。
最後に、グループのファシリテーターが代表して、各グループで出た選りすぐりの意見を全体に向けて報告しました。



(午後の部)
1.スタッフの紹介、展覧会概要


2.フルーツ・オブ・パッション展 会場へ
午後の部で鑑賞したときには、探検バッグに定規が付いているのに気づいてストライプの幅を計っている子がいました。彼女が言うには7.5cmぐらいだろうと予想していました。
※ストライプの幅は、実は8.7cmです

3.ワークシートを使って自由鑑賞
ワークシートに回答しながら自由鑑賞。
午後の部ではワークシートは3種類の問いを尋ねる内容です。
自分の思う好きな作品、苦手な作品、一番高そうな作品を選び、その理由を答えながら鑑賞しました。

4.作品解説 ※自由参加

5.グループで選んだ作品の発表

アトリエに戻ってから、自分が紹介したい作品を発表しました。なぜ、その作品のことを(好き、苦手、高そう)と思ったのか、発表する人の意見を聞くことで、聞いている人も自分が最初考えていた作品への第一印象も変化していきます。グループ内で意見交換をした後に、もう一度ワークシートの質問を考え直しました。
回答例)
父→カーティス・マン《二つの試み》が好き
(理由)物語がありそうな所に惹かれた。政治的な意味がありそうだが、表現が好きだ。
子→フェルドマン《影絵芝居》が好きな作品だ
(理由)銃とか骸骨とかがあって面白い。元々そういうものが好きだから。
子→アンジェラ・ブロック《ハイブリッド・ソング・ボックス4》が好きな作品
(理由)いろいろな色があって光が綺麗。虹色のチーズみたい。

6.3つの投票
意見交換をした後、3つの質問を投票用紙に回答し、投票しました。

7.開票作業
小林学芸員とミュージアムボランティアでシールを使って票を分類していきます。








8.集計結果、まとめ

最後に集計結果をみて、小林さんが一言。
「苦手な作品や、高そうな作品では、1番の
作品に比較的票が入っていましたが、好き
な作品ではまんべんなく票が割れました。
それは好きだと思う作品が人それぞれ違
っていて、価値観の差が票の差に現れて
いるのではないでしょうか?それって興味
深いことですね」とコメントしました。
集計内訳
<好き>な作品
1.ジェイソン・ローズ3票
2.ハンス=ペーター・フェルドマン2票
3.ファラー・アタッシ2票

<苦手>な作品
1.ジャン=リュック・ヴェルナ5票
2.オスカー・トゥアゾン3票
3.その他の10作品に各1票

<高そう>な作品
1.ジェイソン・ローズ6票
2.エルネスト・ネト3票
3.その他3作品に各2票



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神戸っ子アートフェスティバル関連企画こどものイベント
「ポカポカ ポッカリ オノマトペ 工作#2」
平成26年1月31日(土)、2月1日(日)、神戸っ子アートフェスティバル関連こどものイベント「ポカポカ ポッカリ オノマトペ 工作#2」を開催し、142名の親子が参加してくれました。

1.コトバくじをひこう
(2013年)昨年の夏、こどものイベント《夏休みスペシャル》で大人気だった「ポカポカポッカリオノマトペ工作」!!最初に受付をすませた子供たちは、コトバboxから「コトバくじ」をひいて、お題を決定します。「コトバくじ」は年代により、種類がちがいます。

コトバくじの種類
・未就学児 やさしいコトバくじ2種類
(オノマトペ+名詞)
例)キラキラおばけ、ピカピカとり、ぐるぐるおかあさん 

・小1〜小3年 コトバくじ 2種類
(オノマトペ+名詞)
例)ぷりぷりかお、ずるずるやま、トゲトゲラッパ

・小4以上 コトバくじ 3種類
(オノマトペ+形容詞+名詞)
例)ペコペコまるい時計、ツンツン明るいカバン

2.材料をえらぼう
お題が決まったら、ボウルを持って材料を探しにいきます。お題にそって材料を探したり、手ざわりを、確かめながらお気に入りの素材を、選びます。

美術館に用意されている材料
  ・リボン、ひも、ほうそう紙、色紙、はぎれ、ボタン、カラー輪ゴム、モール、ペットボトル、
   おはじき、カラーワイヤー、コースター、牛乳パック、食品トレー、こんぽう材、空き箱、
   ビニール袋、紙袋 
   その他いろいろ

美術館に用意されている道具
  ・はさみ、のり、木工用ボンド、色鉛筆、クレヨン、カラーマジック、セロテープ など
  ・カッターナイフ、カッターマットの貸出 ※大人と一緒に使います

3.制作
一人でつくったり、家族で相談しながら手分けしたり、ミュージアムボランティアに助けてもらったり、それぞれの制作をすすめていきました。つくった作品のサイズも様々で、手乗りサイズのメガネがあったり、自立するほど大きな笛もありました。2日間とも会場はおおにぎわい!
初日に来て、楽しかったので2日目も参加した!という子もいました。

4.完成作品
      ぴこぴこ おほしさま       ざらざら ネコ
    ずるずる かお    ぴょん コップ    キラキラ ドレス
       プカプカ やま    もぐもぐ めがね     プリプリ ネコ
        ピカピカ ネコ        ポッカリ オバケ

瀧川MTより、ひとこと

 オノマトペ工作では、お題をくじで引き、おかしみのあるテーマで制作ができます。お母さんの顔をズルズルさせてみたり、山をピカピカさせたり、現実離れしたコトバでつくられた状況も、作品にするとオリジナルな表現として魅力的に実現できます。
 また、材料の殆どは日常でよく目にする廃材で、ミュージアムボランティアの皆さんに呼びかけ持寄られたものです。本来の役目を終えて捨てられてしまうものに、再び創造の目を向け、別の価値を見出す《ブリコラージュ》能力が大きなポイントのイベントです。ブリコラージュとは、寄せ集めで、反射的に"何か"を創ること。言うなれば、冷蔵庫の有り合わせを使って、おかずを一品増やしたりするような、設計図の無いものを試行錯誤してつくりあげていくことです。
 子供たちが身の回りにある寄せ集めのものに、自分なりの価値を与え、別の何かを作る。オノマトペ工作がその面白さの気づきとなるような機会になれば、と思います。

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コレクション名品選 美術の始まるところ関連企画こどものイベント
「アートな凧をつくってあげよう!」
平成26年1月11日(土)「コレクション名品選 美術の始まるところ」関連企画こどものイベント「アートな凧をつくってあげよう!」が開催されました。
参加者はこどもと保護者合わせて31名でした。

1、受付2、オリエンテーション
受付をすませた人は好きな凧糸(たこいと)をえらびます。 一日のスケジュールをかくにんし、スタッフの自己紹介をしました。

3、凧作り(竹ひごを取りつける)3、凧作り(ポンチで穴あけ)
ボランティアさんと協力して竹ひごを台紙の紙にはりつけていきます。 凧糸をつけるためにポンチで穴を2かしょ開けます。

3、凧作り(ひもむすび)
凧が風で飛ばされないようにがんじょうにひもを結びます。"二重巻き結び"と"もやい結び"という難しいひもの結び方を使いました。
配布プリント《凧のつくりかた》PDF
4、展覧会の解説5、ギャラリートーク 森田子龍〈虎〉
              もりたしりゅう とら
展覧会をたんとうした小野学芸員より、展覧会のお話がありました。 ダイナミックに筆で描かれた作品、何に見えるでしょう?どうやってつくられてれているでしょう? 意見をみで出し合うと色々な見方が出来るようになりました。

6、自由鑑賞(じゆうかんしょう)    
        
ギャラリートークを体験すると、作品の見方が少しわかるようになります。美術館にある作品と自分の凧のイメージを重ねながら、どのようにデザインしていこうか考えます。

6、絵付け(プレゼンテーション)
ギャラリートークでみた作品のようにいきおいのあるふでの動きで凧に動物をイメージして描いていきます。
ボウルに絵具を作り、大きなハケを使って凧に絵を描いていきます。しゃじつ的に描くのではなく、イメージした動物のやくどう感をどのように表現するかがポイントです!
デカルコマニーという技法を使い仕上げていきます。描いた部分に紙を乗せてもようをつくる技法です。
※デカルコマニー・・・今回のイベントでは絵を描いた上に紙を乗せて、もようをつけました。
まずは明るい色をぬって、デカルコマニーします。 次はくらい色を使って同じようにしあげていきます。

7、凧のあげ方

ペアになります。
     ↓
一人は凧を高く持ち上げます。
     ↓
もう一人は凧糸を持ち、全力で走ります。
     ↓
凧を持っていた人はひもがつっぱると凧を手から離します。
     ↓
走った人は凧が上がると、どんどんひもを伸ばしてじょうしょう気流に乗せます。
     ↓
凧が上がります。

8、凧あげ
美術館の南側にある広場やなぎさ公園で凧揚げしました。凧上げ初ちょうせんの子も、何度もチャレンジするとコツがわかり、どんどん上手に上がるようになりました。

9、記念撮影


海に凧がついらくしてしまった子もいましたが、自分のつくった凧が飛んでいって帰ってこない人はいませんでした。
さいごにみんなで記念写真!素敵な凧あげイベントになりました。


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「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」展関連企画こどものイベント
「ブックデザインをしよう」
12月14日(土)「昭和モダン 絵画と文学1926-1936」展関連企画こどものイベント「ブックデザインをしよう」が開催されました。
子供と保護者14名の参加となりました。

1.はじめに(アトリエ2)
スタッフとミュージアムボランティアの自己紹介、そして一日のながれを確認しました。ミュージアムボランティアさんは赤い紐の名札に黄色いエプロンで参加しています。

2.製本作業
配布プリント1《本の各部名称》PDF         配布プリント2《製本の行程》PDF
瀧川ミュージアムティーチャーによる製本作業のプレゼンテーション。各自が持参した文庫本を解体し、上製本(じょうせいほん)(ハードカバーの本)に仕立て直します。細かな行程を経て本を作っていきます。@(表紙の剥離(はくり))
持参した文庫本の表紙をゆっくり、破けないように剥がし本文だけの状態にします。

A(見返しづくり)
見返しとは上製本(ハードカバーの本)の表紙と本文の間にある、それらを繋ぐページです。今回は持ってきた文庫本のイメージに合わせて、各自が好きな色画用紙を選びました。二つ折りにした色画用紙の輪と本文の背を合わせて、本のサイズに切り落とし、見返しを作ります。表と裏で二つ準備します。
B(見返し・花ぎれ・寒冷紗(かんれいしゃ))
表、裏の見返しを本文に製本用ボンドで貼り付けます。
次に本文の背の上下の端に花ぎれを貼り付けます。花ぎれとは本を丈夫にする装飾用の布です。
最後に、背に製本用ボンドを塗布し、寒冷紗を貼り付け、一旦置いて乾かします。寒冷紗(カンレイシャ)は本文とハードカバーを補強して繋ぐ役割を持ちます。

C(ハードカバー製作)
ハードカバーの台紙となる厚紙のサイズを定規で測り、カッターナイフで少しずつ切り込みを入れ、切り落とすまで何度も繰り返します。保護者の方やボランティアさんと協力して作業しました。
D(ハードカバー製作)
裏打ちした布に本のサイズを製図する。
今回行った裏打ちとは、布に和紙を張り付けることです。
そうすると布と紙を貼り付ける相性が良くなり製本加工がしやすくなります。


E(ハードカバー製作)
製図した裏打ち布を切ります。
F(ハードカバー製作)
製図どおりに切られた布に、糊ボンドを刷毛で塗り、台紙の厚紙を貼り付けます。下敷きの和紙を引っ張り上げて、折り返し貼り付けると、ハードカバーができました。


G(本文とハードカバーの接着)
最初に作った本文の背とハードカバーの溝の部分に製本用ボンドを塗り、2つを合体させます。溝を竹ひごで作り、チリを整えて少し置き、見返しとハードカバーの表紙を貼り付けて午前中の作業は終了。立派な上製本が出来上がりました。
※チリ・・・配布プリント1を参照


3.本のこと、展覧会のこと(アトリエ2)
昔々、中世ヨーロッパの本は、大変高価で大きな財産の一つでした。資産家は、本屋に挿絵やデザインを指定し、革張りで金属金具の装丁など、丈夫で長持ちする本をオーダーメイドで作らせました。時代とともに印刷技術が発達し、本の大量生産が可能になりました。そうして、本が読者の手に渡る過程も変化してきたのです。現代では、本屋に本が並び手軽に購入したり、図書館で借りることができます。さて、時代の大きく変動した昭和初期をテーマにした絵画と文学展で紹介されているブックデザインは、現代の本とは違い、独特の遊び心や空気感が反映されています。午後からは、午前中に作った上製本のブックデザインを自分で考えてつくっていきます。さっそく展覧会を担当した速水学芸員と昭和モダン展を鑑賞しに行きましょう!


4.展覧会を見よう、本を見よう(企画展示室)
速水学芸員は文芸雑誌のタイトルロゴ「ナップ」を例えにして、少しずつデザインに差異があることを教えてくれました。また装丁も今とは違い漆塗(うるしぬ)りを意識したカバーや、鉄板を使った装丁など様々な工夫が見られます。子供や保護者の皆さんは午前中に制作した文庫本を自分なりにデザインするとは一体どういうことなのか、展覧会を鑑賞してじっくり考えを深めていきました。

遊免学芸員も参加家族と一緒に絵画作品に見入っていますね! 展覧会会場には本を直接手にとって読むことの出来るエリアが設けてあります。個性的な本に触れ、読んでみる。どんな物語なのでしょう?


5.ブックデザイン(アトリエ2)
展覧会鑑賞を参考に、コラージュによるオリジナルブックデザインをします。色紙やプラスチックモザイク、キラキラしたホログラムシートを使います。 まずは、下絵を考えます。

タイトルや作者名の文字デザインを一文字ずつ自作し本に構成し、デザインが決まったらボンドで貼り付けていきます。 本にペンで直接絵を描いたり、折紙を貼り付けたり各々が工夫して作りました。

6.ブックデザインの発表会
工夫した点や今日一日で面白かったこと、難しかったこと、感想などを発表しました。
工夫されていたところ
・ 本を開くと折鶴が開く(飛び出す絵本)
・ チラシの柄と手描きのイラストをコラボレーションさせて装丁を完成させた
・ 本の内容を思い浮かべながら抽象的な模様で仕上げたが、本を開くと文字列と逆に装丁を作ってしまっていた
・ キラキラさせた
・ シンプルイズベスト!


        

瀧川ミュージアムティーチャーから一言
 製本の行程は繊細に道具を使い、丁寧に作業を進めていかなければなりません。
そんな難易度の高い今回のイベントでしたが、子供も大人も協力し合い見事にオリジナルの本が完成しました。
参加者は読書が好きだという人ばかりでした。本は多くの人に読まれることが作者にとっての願いだと思います。
そこで、大量生産されるのですが、沢山ある同じ見た目の本を読者がオリジナルに仕立て直すと、よりいっそう本と"私"の距離が縮まり、身近で愛着が持てる存在になるのではないでしょうか。
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橋本関雪展関連企画こどものイベント
「日本画を描こう!」
10月12日(土)橋本関雪展関連企画こどものイベント「日本画を描こう!」が開催されました。
こどもと保護者あわせて22名の参加となりました。

1.はじめに(アトリエ2)
スタッフの自己紹介をして、1日のながれを確認しました。今日のイベントの為に参加者は描きたいモチーフ(草花、野菜、自分が描きたいと思ったもの何でも)を持参してくれました。

2.展覧会鑑賞(企画展示室)
展覧会を担当した飯尾学芸員と共に展示室へ。飯尾学芸員のナビゲーション、により橋本関雪の作品を鑑賞しました。動物や植物の活き活きとした描き方に注目してみてみると細かいところまでしっかり描写されています。
自由鑑賞の時間には、各自お気に入りの作品を選んで、面白いと思う部分をスケッチしました。

3.こどもたちが居ぬ間に…(以下すべてアトリエ1)
こどもたちが橋本関雪展を鑑賞している間、瀧川ミュージアムティーチャーとミュージアムボランティアで骨描き(こつがき)用の青墨(せいぼく)を磨ったり、彩色(さいしき)に使うための膠(にかわ)を炊いたりしていました。日本画には準備が欠かせません!
膠(にかわ)・・・動物の皮を煮込んでにこごりを作り、それをスティック状に乾燥させたもの。絵具に混ぜて、画面に色を定着させる糊の役目を果たす。ゼラチン。

4.モチーフスケッチ
鑑賞を終えて、アトリエ2に戻ってきました。まずは、持参したモチーフをよく触り、かたちをよく知るための情報収集を行います。モノのかたちが理解できたら、机にモチーフをセッティング。鉛筆でスケッチしていくのですが、アウトラインの描写だけではなく、モノの表面にある凹凸や模様など陰影をとらえ、"描くために観る"ことと普段見ていることとの意識の違いを体験してもらいました。

5.下図を考える(アトリエ2)
鉛筆スケッチしたモチーフを2cm程度、余白を残し切り抜きます。それを色紙サイズの黒枠をプリントした下図用紙に、間合いを考えながら画面構成しました。橋本関雪の鑑賞を思い出しながら、モチーフが描かれていない画面の余白を生かしてマスキングテープで貼り付けました。

6.色紙に下図を写す
みんな集合!瀧川ミュージアムティーチャーから色紙に下図を写す方法の説明がありました。念紙(ねんし)と呼ばれる、木炭を片面だけ紙の全面に塗った用紙を使い、転写していきます(カーボン紙の要領)。鉛筆スケッチの上から2Bの鉛筆で、モチーフのかたちの変わり目や、重要だと思う所を線でなぞり色紙に写しました。

写し終わったら、もう一度モチーフを観て色紙の下図を詰めていく。《転写後の念紙と画面構成したスケッチ》


6.骨描き(こつがき)
骨書きとは鉛筆で描いた下図をたよりに、墨で線描をしていくことをいいます。ミュージアムボランティアによる手磨りの青墨(せいぼく)を使用しました。下図用なので適度に水で薄めたものを、線の強弱や濃淡にこだわって骨描きしました。

7.彩色(さいしき)
ここでミュージアムティーチャーOBの藤原先生が登場。藤原先生は日本画家です。
岩絵具や水肥絵具(すいひえのぐ)と呼ばれる日本画で特別に使用される絵具の説明を聞きました。そして絵皿に、粉末状の絵具と膠水を入れて指で溶く日本画特有の絵具のつくり方を体験しました。自分の絵に必要な色の瓶を選び、手づくりの絵具で絵を描いていきます。
《胡粉団子》(ごふんだんご)胡粉(ごふん)とは、日本画で用いられる白い貝殻の粉のことです。下地やハイライト、盛り上げなどに使用します。膠水と一緒に練って団子状にしたものを、こどもたちに配布して、少しずつ水で溶いて使用しました。《岩絵具と水肥絵具》どちらも粉末状の絵具で、岩絵具は粒子が粗いため発色がよく、宝石や鉱物の原材料をそのまま絵具として使用するため、水肥絵具より高価なものが多いです。水肥絵具は胡粉に染料を染み込ませたもので、粒子が細かいため塗りやすく接着しやすいのが特徴です。


水肥絵具は粒子が細かいため、ダマになりやすいので、絵皿に指で押し付け、潰しながら、滑らかにしていきます。そうして、できた絵具を必要な分だけパレットに移して描いていきます。
厚く色を乗せたところはドライヤーで完全に乾かしてから次の色を乗せていきます。>最後に署名(自分のサイン)をして仕上げる子もいました。


8.講評・発表
最後に皆の絵を並べて鑑賞。自分の絵の前に出てきて、苦労したところや、面白かったところを一人ずつ発表しました。

みんなの発表
  • 指で絵具をつくるのが面白かった
  • 念紙を使って下図を転写するのが面白かった
  • 絵を描くのが楽しかった
  • 馬を描くのが楽しかった
  • 失敗したので楽しくなかった
  • 瀧川ミュージアムティーチャーの講評
  • 塗り重ねに工夫がみられた
  • (薄塗りでこだわる人、厚塗りでこだわる人両方いた)
  • どうしても関雪の馬が描きたいという人が居て嬉しく思った
  • オリジナルキャラクターをたくさん描いている独創的な作品があり、刺激的だった
  • 鑑賞を生かした、画面構成の工夫があった
  • (余白やモチーフの大きさなど)
  • うまくいかないと言う人の作品にも、絵に向き合った時間が表れていて好感が持てた

  • 8.記念撮影 (アトリエ1)
    最後に出来上がった作品を掛軸にもなる「たとう」に入れてみんなで記念撮影しました。


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    「夏休みスペシャル報告(8/24、25)」

    こども⇔美術館⇔アーティスト

    を繋ぐ場に
    関西を拠点として活動するアーティストの中西學さん、河合晋平さん、松本芽紅見さん、飯川雄大さんに立体造形やダンス、映像のワークショップを依頼。特に、ダンスや映像は、こどものイベントで紹介する機会があまりなく、新しい試みとなりました。また他にも2種類の造形ワークショップや博物館実習生によるコレクション展の作品を使ったワークシート、ミュージアムティーチャ−の工作教室、特別展のおやこ解説会と、まさにお祭りのような2日間でした。

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    夏休みスペシャル報告 第六弾
    「コレクションと友達になろう」
    「コレクションと友達になろう」は、8月24日および25日に実施しました。
    24日は28名、25日は38名の子どもたちと保護者の方々が参加してくれました。
    このイベントは、ひとつの作品と向きあい、その良さや面白さを発見し、作品と仲良くなってもらう催しです。
    美術館のコレクションのうち9点それぞれの作品について、じっくり見てもらうためのヒントが書かれたワークシートを、活用します。

    1、お気に入りの作品とワークシートを選ぼう!
    最初に、展示室前で今回取り上げた9点の作品のワークシートの要点をまとめたポスターを見ます。
    ワークシートやポスターを作った大学生のお兄さんやお姉さんが手伝ってくれるので、安心です。
    24日は、参加者が会場に置いてあるワークシートと作品を探検気分で探し、25日は、参加者が全種類のワークシートを会場に持ってゆき、作品を見つけることができるか挑戦してみました。


    2、作品をよく見て、「!」と出会ってみよう!
    じっくり見てみたい作品を決めたあと、ワークシートに書かれたヒントをもとに、作品をいろいろな角度からながめてみます。
    「○○にも見えてきた!」「いろいろな線があるなあ…!」「意外と○○な表情をしてるね!」
    作者が『こうしてみよう!』と作品に込めた面白い隠し味、思いがけず見つけると楽しいしかけ(・・・)などを、どんどん発見できました。
    ひとつの作品をじーっと見つめ続ける子もたくさん。
    お母さんが、『こんなに集中力がある子だったなんて!』と、びっくりされていた場面も。
    お母さんも、お子さんの新たな一面を「発見!」できたようです。

    まさに「コレクションと友達」になり、体ごと、作品になってみた子もいました。
    同じポーズをとってみたら、作品の気持ちまでわかってしまったようです!
    夢中になって火がつくと、みんな書く手が止まりません!
    鉛筆・色鉛筆を使って作品を模写し、作品に自分の想像した世界を描き足してみたり、新しくタイトルを付けてあげたり…。 大人もびっくり!な発想が、たくさん生まれました。


    3、鑑賞&ワークシートの完成!
    そして、渾身(こんしん)のワークシートが完成しました!
    みんな、時間をかけてひとつずつ作品を見て、じっくり書きあげました。
    1つだけでなく、数時間をかけて何点もの作品に向きあってくれた子もいました。
    子どもたちが作品を見つめる様子や、仕上がったワークシートを見て、お父さん・お母さん、またスタッフの私たちも、子どもたちの発想力と集中力に、ハッとさせられるばかりでした。

    何より、イベント参加後に『さようなら』と言って見せてくれた、キリッとした素敵な笑顔は、美術館の宝物として、ずっと留めておきたいものとなりました。
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    夏休みスペシャル報告 第五弾
    「瀧川ミュージアムティーチャーのポカポカポッカリ オノマトペ工作」
    8月24日(土)と25日(日)の2日間にわたり実施した「瀧川ミュージアムティーチャーのポカポカポッカリ オノマトペ 工作」は、8月24日(土)96名、25日(日)93名 計189名の参加となりました。

    1、まずは、コトバくじをひこう!
    ●参加者は、3種類の「コトバBOX」から「コトバくじ」を引きます。


    ●3つの「コトバBOX」には、それぞれ「擬音語」、「形容詞」、「名詞」の「コトバくじ」が入っています。これらを組み合わせて不思議なコトバを作ります。
    [擬音語][形容詞][名詞]
    (例) パチパチ ・ たくましい ・ さかな
        ガラガラ ・ おそい ・ たいよう

    ●小さなこども達は2種類の「やさしいコトバくじ」(「やさしい擬音語」、「やさしい名詞」)を引いてコトバを作ります。
    [やさしい擬音語][やさしい名詞]

    2、お題を決定しよう!
    ●組み合わせた「コトバくじ」により作品のテーマが決まります。
    (例)


    ぎざぎざ−ダンゴムシ
    カチカチ−つぼ
    うねうね−ふね

    3、材料を集めよう!
    ●まずは、自分の欲しい材料を探します。
    材料コーナーで、見て選んだり、触りながら、自分専用のトレーに材料を集めます。道具もいろいろ!


    4、コトバから想像したものをつくってみよう!
    小さなこども達は、お父さん、お母さんと一緒につくりました。ボランティアさんと一緒に作るこども達もいました。

    5、完成したら記念撮影しよう!
    「ガツンうずまき」「キョロキョロめがね」「ぽっかりちょうちょ」
    「チカチカパン」「トコトコあやしいおばけ」「バタバタはな」

    《瀧川ミュージアムティーチャーの感想》
    ゼロから作品を創り出すのは、なかなか難しいものです。今回のイベントでは、3つの(あるいは2つの)コトバBOXからランダムに選ばれた言葉をお題にして、音や状態を曖昧に表すオノマトペを要にしました。
    オノマトペを使う事で人によって様々な解釈が出来るので、表現に幅が生まれるのだと思います。
    材料を手にとり、手触りを確かめながら、お題のイメージを膨らませ、材料をどこにどうやって使うのか?それによってどのような効果を狙うか?など存分に工夫された多くの作品が、たくさん生み出されました。
    自分の意図しない局面に対峙するようなときこそ、おもしろい事が起きるチャンス!オノマトペ工作が子供たちにとって、そのような体験の機会となれば嬉しいです。
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    夏休みスペシャル報告 第四弾
    飯川雄大ワークショップ「Catch a happening/偶然をみつけよう!!」【8/25実施】
    8月25日(日)に実施した飯川雄大ワークショップ「Catch a happening/偶然をみつけよう!!」は、小・中学生7名の参加です。

    1 飯川さん登場!
    今日のワークショップの概要を説明していただき、カメラの基本的な使い方を教えてもらいました。カメラは今後、自分たちでもできるように、ミュージアムホールにて動画を撮ることができるタイプのものをそれぞれ自宅から持ってきてもらいました。

    2 映像を撮影しよう (1回目)
    普段みなさんが映像を撮るとき、あらかじめ撮りたい対象を決めている場合がほとんどなのではないでしょうか?しかし、飯川さんのワークショップは「偶然映りこむ何かを撮影しよう!」というテーマで行いました。
    まずは目ぼしい撮影場所を選んで、ミニ三脚にカメラを固定。撮影を開始し、3分間じっと待ちます。

    3 ホールでチェック

    一度、ミュージアムホールに戻ってきてみんな映像をチェックします。ミュージアムホールは普段は映画上映をしているような大画面で映像をみられる部屋です。カメラを動かさなくても、なかなか面白い映像が撮れていました。

    4 映像を撮影しよう (2回目)
    2回目の撮影は、3分間の映像を5本撮ることを目標に出かけました。
    みんな美術館の中も外も歩き回り、いろいろと撮る角度や場所を変えて偶然を探しました。

    5 上映会

    撮影を終えて、ミュージアムホールに戻り飯川さんの作品を見せてもらった後、一番のお気に入り作品を選んで上映しました。こちらの作品は美術館のシンボル3つの大ひさしを映しています。空を大きく映した構図にすると美術館が小さく見えました。

    6 最後に

    いつもなら素通りしてしまう場所に立ち止まり、何気ない一瞬を3分間の映像にすることで思わぬ発見がたくさんありました。今回のワークショップの映像は、飯川さんが特製のDVDにして参加者の皆さんにお渡しする予定です。飯川さん、ありがとうございました!


    おまけ:DVDが完成しました!!!
    大変遅くなりましたが、やっっっと飯川さん特製DVDが出来上がりました。パチパチパチ!!!
    お店で売っているような、かっこいいDVDを飯川さんがデザインしてくださいました。先日、遅ればせながら参加者のみなさまに発送しました。久しぶりに、もう一度見ると見逃していた思わぬ偶然が隠れているかもしれません。
    ワークショップの内容が「記録」として残り、参加者の手元に渡るのは映像だからこそだと思います。映像のワークショップは初の試みでしたが、飯川さん、参加者のみなさま、そして、ボランティアのみなさまのおかげですばらしい作品が完成し、充実した内容になりました。

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    夏休みスペシャル報告 第三弾
    松本芽紅見ワークショップ「お友達美術館」【8/24.25実施】
    8月24日(土)、25日(日)、両日とも2回開催、計29名の参加となりました。

    1 ウォームアップ

    コレクション展U 展示室5
     【8月24日 雨】
    屋外彫刻
     【8月25日 くもり】
    シーガル・ジョージ 《ラッシュ・アワー》ザッキン・オシップ《住み処》

    最初、緊張していた子供達も体を動かすことで、初めて会うお友達とも直ぐに仲良くなりました。


    2 作品をじっくり観察
    松本さんは問いかけます。

    「作品のどこにどんな人が隠れているかな?」

    みんなそれぞれお気に入りの作品を選び、どんな表情なのか、どんな動きをしているのか、じっくり観察して発表しあいました。見え隠れしている顔、腕や足がどう組み合わさっているのか、観察から発見へ繋げていきました。


    3 自分が彫刻になってみる!
    作品から発見した人物の動きを自分たちの身体で再現してみました。10秒ほど静止した状態から徐々に動いて変化していく様子を表現しました。作品をまねて、もう一つの人間彫刻が完成しました。

    さて、この人たちはどこに向かっていくのでしょうか?

    4 音を聞く

    コレクション展U 
    藤本由紀夫 《EARS WITH CHAIR》 ※座ってもいい作品です
    参加者がひとりずつ椅子に座りパイプに耳を当てて音を聴いてみます。それぞれが聞いた音を教え合い、みんなで合唱しました。「ブォーン、ブォーン」「ポワン、ポワン」など様々な音が聴こえてきました。

    5 聞いた音を身体で表現
    みんなが合唱するのに合わせて、松本さん、益田さんが踊ります。ゆーっくり動いたり、身体を伸ばしたり、転がったり。音に合わせて変化していく表現がおもしろく、参加者も一緒におどりました。

    6 お気に入りの作品を選び、よく鑑賞する。「展示室3」
    同じ作品を選んだ同士グループになり、どうやって身体で表現するか考えました。子供たちは作品をじっくり観察し、自分が感じたことを、どうやって身体を動かそうか話しました。


    7 作品を言葉に→身体で表現

    祐成政徳《Steps》

    線や円、絵具のどろどろした動き、ギザギザなかたちや、とがったかたち、様々なかたちを2〜4人で力を合わせて身体で立体に起しました。感じるままに作品から読み取って、積極的に表現してくれました。
    泉茂 《MP20021》
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    夏休みスペシャル報告 第二弾
     河合晋平ワークショップ「オルブテルアールの創り方♯2」
    8月25日(土)参加者:1回目31名 2回目25名

    Q,オルブテルアールってなに?

     A,アーティスト河合晋平さんが創作する、バターロールでできた存在物。


    1.まずは、下準備
    今回のワークショップで使ったバターロールはスーパーやコンビニで大量生産されている、河合さんこだわりの素材です。バターロールにニスを塗り表面を硬くします。竹ひごの足を6本刺して原型のできあがり。この状態で美術館にやってきました。

    2.河合さんからのおはなし

    河合さんの作った《存在物》と呼ばれる作品の紹介や、バターロールへのこだわりをお話されました。
    各机へ下準備されたバターロールを配り、創り方のコツを教わります。


    3.制作開始、トッピングをくっつけよう!
    河合さんが用意した、さまざまなトッピング材料を選んで、こどもたちオリジナルのオルブテルアールを創ります。
    材料:綿棒、ウキ、色ペン、ビー球、プッシュピン、シール、つまようじ、虫ピン、ハリガネ

    4.できた!みんなのオルブテルアールを鑑賞しよう
    バターロールがこどもたちの手によってオルブテルアールに大変身しました!しかし、まだこれで完成ではありません。。。

    5.樹脂でコーティングする
    ワークショップの後、河合さんが一度ご自身のアトリエに持ち帰ります。樹脂でコーティングをし、足の長さを整えて完成です。コーティングをすることで表面がツヤツヤ、ピカピカになり、もとはパンなのにカビが生えたり腐ったりしなくなります。こうしてオルブテルアールとなったバターロールは、人間に食べられることなく生きながらえるのです!

    6.展覧会準備

    展覧会前日に河合さんと美術館スタッフで、子供たちの作ったオルブテルアールを展示台に並べました。
    作品を置くプレートには全員の名前と学年が貼り付けられています。


    7.こどもたちのオルブテルアール展

    関西文化の日 「こどもたちのオルブテルアール展」
     平成25年11月9日(土)、10日(日) 観覧者 1日目:483名 2日目:394名
    展覧会を観に来たお客さんが通りがかりに足を止め、まじまじとオルブテルアールに見入ります。
    バターロールでできていることがわかると、驚き再びじっと観察されていました。

    7.お持ち帰り
    ワークショップに参加した子供たちが展覧会を観に来てくれました!河合さんと話をしたり、作品と記念撮影をしました。2日目の展覧会が終わったら、そのまま紙袋に入れてお持ち帰りしました。

    チャンネル3 河合晋平博物館
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    夏休みスペシャル報告 第一弾
    中西學ワークショップ「ルミナス・フラックス(宇宙のきらめき)をつくろう!」
    8月24日(土)10:30〜15:30 参加者26名
    1、まずは今日のながれを確認


    作家の中西學さんから、今日1日のワークショップのながれを確認します。
    そして、展示室へみんなで移動。

    2、展示室で作品を触ってみよう

    開催中のコレクション展U 美術の中のかたち − 手で見る造形「近いかたち、遠いかたち」に出品中の中西さんの作品「アムルタ」をみんなで触ってみました。

    3、作品や技法の解説

    中西さんの作品「Luminous Flux」シリーズの前で、マーブリングの歴史や作品の事についてお話を伺いました。

    4、アトリエでルミナス・フラックス制作

      マーブリング

    アトリエ2に戻ってきて制作開始です。中西さんからマーブリングのコツを教わり、こどもたちも挑戦しました。

    ※マーブリングとは、水面に水よりも比重の軽い絵の具を垂らし、水面に浮かぶ絵の具を筆で自由に動かして模様を作り、その模様を紙に染める技法のこと。

    グリッターづくり

    ホログラムシート(虹色に輝いたフイルム)を細かく切って細かなグリッター(きらきらしたラメのようなもの)を作ります。

    マーブリングコラージュ

    マーブリングした紙をちぎり下図の枠に仮でコラージュします。アクリル板にメディウムを塗りグリッターをふりかけます。次に仮のコラージュをアクリル板にイメージを崩さないように貼り付けていきます。アクリル板が最終的に手前に見える側なので、コラージュの作業は完成イメージと逆転させて進めていきます。コラージュを終えたら次にスチレンボードを貼り付け重石をして少し乾かしたら完成です。

    5、完成、作品の発表!

    うまくできました!最後は自分でつけた作品タイトルと合わせてみんなに発表しました。

    作家プロフィール
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    こどものイベント「美術館探検ツアー」
    「美術館探検ツアー」

    6月22日、こどものイベント「美術館探検ツアー」が開催されました。
    こども20名の参加となりました。

    1.オリエンテーションと自己紹介(アトリエ1)

    はじめに、美術館スタッフ(遊免学芸員、瀧川ミュージアムティーチャー、金澤ミュージアムティーチャー)と、この日のために、たくさんお集まりいただいたボランティアのみなさんの自己紹介をしました。


    子どもたちは学校名・学年・なまえを発表しました。

    探検ツアーに出かける前に、アイスブレイクのミニゲームをしました。遊免チーム、瀧川チーム、2班に分かれ誕生日の早い人から順に並び、早く正確に並べたほうが勝ちというゲームです。(1月1日生まれの人が先頭、12月31日生まれの人が後尾)

    ※アイスブレイク・・・・はじめて出会う参加者どうしの緊張をほぐすために、お互いがコミュニケーションを深めるための時間


    2.ギャラリートーク体験(常設展示室)

    さて、子どもたちの親ぼくも深まったところで美術館探検ツアーに出かけます。隊長は遊免学芸員、副隊長は金澤ミュージアムティーチャーが務めます。(美術館探検ツアーに同行するのは、取材記者の瀧川ミュージアムティチャーです)

    コレクション展Tに展示されているジョージ・シーガル作《ラッシュ・アワー》を鑑賞しギャラリートークをしました。作品をよく観て自由に感想を発表します。ナビゲーターは金澤ミュージアムティーチャーです。

    【ギャラリートークで寄せられた意見】
    ・青い光が当たっているようにみえる。
    ・顔がこわい。
    ・目をつぶっている。
    ・寝ているのかな?
    ・頭がつるっとしているから、禿げているようにみえる。
    ・軍服を着ているようにみえるから、戦争に行く人たちだと思う。
    ・みんな冬服を着ているのに、サンダルを履いている人がいておかしい。季節はいつなのだろう。
    ・かばんを持っている人がいるから、今から買い物に行くのではないのかな。

    色々な意見が寄せられ作品への想像が広がります。ところで、作者のジョージ・シーガルはどうやってこの彫刻を作ったのでしょう?わからないので調べに行くことにしました。

    ※ギャラリートーク・・・美術館スタッフをナビゲーターに作品を鑑賞。気づいたことや発見したことを自由に発表することで好奇心を持って能動的に見ることを実践できます。自分自身を知る、友達を知る機会に繋がります。


    3.作品の疑問を解決するには?(情報センター)


    展示室を後にし、次に一行がやってきたのは情報センターです。奇跡のクラーク・コレクション展が大賑わいで出入口からの入場は他のお客さんの迷惑になるかもしれません。そこで今回は、特別に情報センターの裏口から入りました。
    すると、偶然にも今回のコレクション展Tを担当した鈴木さんが本を読んでいるではありませんか!
    遊免隊長が鈴木さんに何をしているのか質問します。
    何と、また偶然にも、先ほどみんなでギャラリートークをしたジョージ・シーガルの作品集を読んでいたのです。鈴木学芸員によると美術館にある作品のことをよく知りたい時に、情報センターを利用するのだそうです。ジョージ・シーガルの作品集には彫刻の作り方も載っていたので見せて頂きました。いつ、どこで、どうやって作品を作っているのかが明らかになり、探検隊の一行は作品に対する理解が深まりました。


    4.バックヤード体験

    さて、いよいよ探検隊はバックヤードへ入っていくことになります。美術館職員専用の通用口から守衛さんのいる受付へ。そうすると、守衛さんに止められてしましました。

    遊免隊長は

    「こどものイベントでやって来たのに美術館の裏側へは入れないのですか?」

    と質問します。
    守衛さんは答えます。

    「入館する人は必ずこちらに記入してください」

    と入退館記録簿を差し出しました。まず、入館するには守衛さんに入退館時間・なまえ・用件・行先を申し出て記録簿に記入しなければならないのです。厳重に取り締まられているのですね。探検ツアーの一行は、一列に並び全員が記録簿に名前等を記入しました。

        通用口 (横に見えるのは作品搬入用の巨大なシャッターです)

    さあ、ここからは美術館の職員だけが持っている特別な鍵を使って、お待ちかねのバックヤードへ入っていきましょう。普段は入ることのできない美術館の裏側を探検します。

    【保安上の理由によりバックヤードの画像は公開することができません。興味のある人は、是非とも次回の美術館探検ツアーに参加してくださいね!】

    鍵の付いた扉を開けると、ビニールのマットが敷いてあり、歩くとネチネチと靴底に引っ付いてきます。出入口に靴底の汚れを取るため、粘着性のマットを置いて衛生的な空間を保っているのです。バックヤードの通路には展示作業に使う道具が所狭しと並べられていて、作業に使う足場、作品を置く台、大きなエレベーター、何やら布団もありますね。一体、何に使うんでしょうかねぇ?


    どんどん奥へ進んでいくと、保存・修復室があります。この部屋は美術館スタッフの中でも学芸員のみ入ることができます。遊免隊長は学芸員なので、この扉も開けて中に入ることができました。そこには保存・修復のエキスパートである横田学芸員が待っていました。なんと今回はじめて、こどものイベントで保存・修復室見学が特別に許可されました。これは快挙といっていいでしょう。保存・修復担当の学芸員とは、言わば美術館にいる作品のお医者さんです。作品ができるだけ長生きできるような環境作りをし、作品のメンテナンスを手がける大切な仕事です。

    保存・修復の部屋には【X線室】がありました。X線を通して作品を見るための場所です。人の体も骨を折ったかどうか調べるためにレントゲンを撮って目に見えない部分が傷ついていないか確認しますね。作品も同じように、X線を通してみると、塗りつぶされてしまったものや、以前に傷を直しているかどうかがわかります。作品の健康診断をしているようですね。

    次に実際に美術作品を修復している部屋の中へお邪魔しました。
    開口一番こどもたちに「来てくれてありがとう!」とカメラを向けるのは保存・修復グループ学芸員の相澤さんです。相澤さんは次のコレクション展Uに出品する作品を、展示できるような状態まで綺麗にし、壊れている部分を直している真最中です。大きな机に布団を敷いて、作品を大事にしながら作業をします。壁にかかっていない絵、バラされた立体作品など修復中の作品は展示室で観るときとは随分印象が違い、興味深いものでした。こどもたちは横田さんや相澤さんの話を聞き逃すまいとたくさんメモを取り普段見られない美術館で行われている裏側の仕事を深く知ることができました。
    横田さんからは、最後に保存・修復の仕事を紹介したプリントと展示室でできるワークシートをいただきました。

    保存・修復室を出て大きなエレベーターに乗り込みました。このエレベーターは作品を運ぶために大きく作ってあります。また、安全のためとてもゆっくりと動きます。さて、階を移動すると通路の両脇いっぱいに物が置かれています。バックヤードには展覧会で使う様々なものが置いてあり、とっても広いことがわかりました。
    ここまででバックヤードツアーはおしまい。


    5. クイズに答えてアイテムゲット(コレクション展T)
    最後は、コレクション展の展示室に行って、作品や作品以外のものを探しました。
    バックヤードにあった色々な道具を展示室で確認したり、ワークシートに載っている地図を頼りに5つのポイントを回ります。ポイントにはボランティアさんが居て質問に回答するとアイテムが貰えます。
    (毛糸、カラーワイヤー、色紙等)




    こちらのポイントでは、藤本由紀夫さんの作品《Ears with chair》を体感し感想を書くことが課題です。
    椅子に座ると耳の位置にパイプがあります。どんな音が聞こえてくるのでしょうか?


    次のポイントはボーナス問題です。コレクション展の入口前カウンターには、小さな赤い座布団に鎮座する謎の黄色いマスコットがいます。マスコットにオリジナルの名前を付けてください。
    みんな、真剣に考えてフワフワちゃん、フワちゃん、マルマルマリオ、マルフサオなどたくさんの素敵な名前を考えてくれました!


    こちらでは謎の機械を観察しています。機会の窓から見えるロール紙に、今日の日付やメモリが書かれています。
    やさしいボランティアさんにヒントをもらいながら何をするものなのか考えています。


    6.ワークシートの答え合わせ(アトリエ2)


    展示室を探検した後、アトリエ2に戻ってきて答え合わせ。保護者も見ている前で、みんなで発表しました。


    7.おみやげ

    展示室で集めたアイテムを使ってオリジナルメダルを作ることができます!



    8.ミュージアムティーチャーから一言

    今回の美術館探検ツアーでは子どもたちに美術館を隅々まで楽しめるポイントを伝授できたと思います。
    まずは作品を観て自由に想像することにはじまり、作品の成り立ちや作家のことをもっと知るために書籍を使って調べてみる。また、保存・修復の仕事を知ることで美術館にある作品がどれだけ大切にされているかよく理解できたと思います。ツアーの後で再び展覧会を鑑賞してみると、作品だけでなく作品が置かれている空間や、作品をより良く見せるための工夫に気づき作品をより多面的に観ることができるようになったと思います。作品の表と裏の姿を見ることにより、こども達が物事の成立ちや背景を想像する機会になればと思います。




    次回予告「夏休みスペシャル」の情報はコチラへ
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    いのちの色―美術に息づく植物―関連
    こどものイベント「変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!」

    5月19日、こどものイベント「変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!」がアトリエ2にて開催されました。
    こども9名、おとな9名 総勢18名の方に参加していただきました。
    まずは美術館スタッフ、参加された方々、ボランティアさん全員の自己紹介をし、コレクション展T「いのちの色―美術に息づく植物―」展を担当した鈴木学芸員が展覧会の概要をお話ししました。

    常設展示室へ移動し鈴木学芸員によるギャラリートークを行いました。ジム・ダイン作《植物が扇風機になる》をみんなで鑑賞しながら意見交換をし、植物が扇風機に変化していく段階をよく観察しました。
    ギャラリートークの後、アトリエ2に戻り課題発表です。「変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!」このイベント名が意味すること、それは参加者のみなさんが各々持参した日用品をねんどを使って植物に変身させよう!ということなのです。


    そこでまずは、本物の生きた植物を観察するために美術館の外へ出かけて植物スケッチをしました。
    雨の中、傘をさしての活動になりましたが、晴れているときとは違った鮮やかな植物の様子が観察できました。


    植物スケッチが終わり、再びアトリエ2へ戻ってきました。
    日用品を手に取り何を持ってきたのか参加者のみなさんで確認!


    ここからねんど工作に入ります。まずは、ねんどをこねて扱いやすい状態にし、4つの行程にわけて作業をするのでねんどを4分割します。


    @番目
    まずは、持参した日用品の全面に薄く紙粘土をくっつけます。
    ワイングラスや小さなセロテープ、LED電球など様々な日用品が持ち寄られました。
    紙ねんどで白一色になりシルエットだけが際立ちます。


    A番目
    植物スケッチを元に、本物そっくりな植物をつくりました。


    B番目
    @とAでつくったものを左右に置き両方を見比べながら日用品と植物の中間になるようなものをつくります。
    ここまでの行程で参加者の皆さんは、ジム・ダインと同様に日用品と植物の変化をねんど工作で完成させました!


    C番目
    最後は、残ったねんどを使い日用品のかたちをした新しい(未来の)植物をつくりました。
    @〜Bまでの行程はジム・ダインの作品をなぞるように作りましたが最後はそれを越えてみんなの創造力を大爆発させて、くっつけてくっつけてポン!と新たなものを生み出します。
    まずはねんどで@の日用品のかたちをつくり、そこに自由に色々なものをくっつけて新しい植物に変身させました!
    変身させた植物はどんな環境で生きているのか、どういった特徴をもつのか、どんな名前なのか、想像を巡らせながらつくります。


    最後にみんなで集まって発表しました。
    どんなどころで生きている植物?

    ・アメリカとか、砂漠で
    ・人のいないところ
    ・ジメジメした軒下

    どんな特徴を持っている?

    ・水をたくさん吸って生きている

    (持参した日用品はワイングラス。日用品の特徴と植物の特徴が似ていますね。)

    ・臭いにおいがする(スパイスの入っていた空き瓶を使っていました)
    ・遊べる(ブランコがついている)

    苦労したところ、こだわったところ

    ・モールを繋げてくっつけたところが難しかった
    ・考えてつくろうとしたら頭がゴチャゴチャになった

    変身したものの名前は?

    ・グルングルン


    「変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!」が伝えたいこと

    普段からよく目にしているような植物や、ありふれた日用品を使ってねんど工作を行いました。日用品はそれぞれに役目をもって生活の助けとなり、役目が終われば捨てられ、時にはリサイクルにより別のものに生まれ変わります。わたしたちは、そんな何気ないものに囲まれた日々の積み重ねに、しばしば退屈さを感じ、特別な何かを求めます。あたりまえの生活は同じことの繰り返しなのでしょうか?

    もう一度、わたしたちの住む世界をよく見てみましょう。

    そんなとき、美術館の作品を鑑賞することが発想の転換の大きな手がかりとなる瞬間があります。

    今回鑑賞したジム・ダイン《植物が扇風機になる》はタイトル通り、2つのモチーフの変化を5段階に分けた彫刻作品です。植物を扇風機に変えるのは空想では簡単にできそうです。ふにゃふにゃと頭の中に思い描けば3秒で終わります。ですが、実際に鑑賞し自分なりにねんどを使って作ってみると、思い通りにはなかなかいきません。ふにゃふにゃだったイメージを実際に作ること、その具体性が頭の中を整理する手助けとなるのです。また植物スケッチは観察の練習です。目の前にあ るものを改めてよく見つめなおし、今まで気づかず見過ごしていたことに新しく出会えるチャンスなのです。そしてなにより、オリジナルを創作したいとき、奇抜な発想はそんなに必要ないかもしれません。まずは自分の身近にあるものをよく見つめ気づくこと、そうすればきっといつもとは違って新鮮な気持ちがして、ありふれたものにより親しみが沸き、深くものごとを理解する手助けとなるのではないでしょうか。


    参考作品

    次回のこどものイベントは6月22日(土)
    「美術館探検ツアー」になります。
    まだまだ、参加者大募集!!
    詳しくは兵庫県立美術館 教育支援・事業グループ
    こどものイベント係までお問い合わせください。
    пF078 -262-0908

    スタッフ一同、お会いできるのを楽しみにしています。

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    超・大河原邦男展―レジェンド・オブ・メカデザイン―関連企画
    こどものイベント1「達人に学ぶ!!プラモデル教室」
    こどものイベント2「ラジコン・ロボットで遊ぼう」

    5月6日、こどものイベント1「達人に学ぶ!!プラモデル教室」がアトリエ2にて開催されました。
    応募総数222名から厳選な抽選で当選された46名の方が参加されました。

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    株式会社ボークスの協力を得て、プラモデルの完成見本を作られている
    プラモデルの達人をお招きし、プラモデルの基本的な組み立て方を学びました。

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    プラモデルの商品がついているランナーより、ニッパーという道具で切り離す作業

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    ニッパーから切り出した後に残った出っ張りを紙やすりで削って処理をします。

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    中にはMy工具を持参するお客さんもおられました。

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    達人より手ほどきをいただきます。隣でお父さんも楽しそうです。

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    ずいぶん、かたちが出来ました。

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    完成後アクションポーズを決めて撮影をしました。
    大河原さんのデザインの素晴らしさが改めてわかります!

    完成後、参加された方はご満悦で帰られました。初めてプラモデルを作ったこどもたちからは『次は○○をつくりたい』という言葉も飛び出しプラモデル作りにすっかりはまってしまったようです。
    皆さん、これからもカッコ良いプラモデルをたくさん作ってくださいね!


    次に、
    こどものイベント2「ラジコン・ロボットで遊ぼう」 が兵庫県立美術館アトリエ1にて開催されました。
    会場には4つのプレイスペースがあり、そのうち3つのプレイスペースではラジコン・ロボットを使った熱いタイムレースが繰り広げられました。
    残る1つはタイムレースなしの、ゆっくり遊べるプレイ・パーク。
    未就学のお子さんから、保護者の方々まで楽しまれていました。
    全てのラジコン・ロボットを提供して下さったのはラジコン・ロボット博士こと岐阜聖徳学院大学教育学部准教授、谷川直也先生です。

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    お使いロボットチャーミーはボールをお盆に乗せてトラックを外周しました。

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    お使いロボットレースのタイムキーパーは小林学芸員。
    超・大河原邦男展の担当学芸員です。

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    ドリームフォース01による荷物運びゲームは大人気でした!
    どんどん記録更新され白熱した接戦が繰り広げられました。

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    ふうせん運びレースでは、LAD(ラッド)が器用にふうせんを両手でつかみトレーに運びます。タイムキーパーは超・大河原邦男展を担当されている岡本学芸員。

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    ボランティアのみなさんも参加者の方々とともに楽しんでおられました。


    11時〜14時の3時間と短い間でしたが、184人の参加者の皆様に楽しんでいただき、ありがとうございました。

    次回のこどものイベントは5月19日(日)
    「変身のおまじない くっつけて くっつけて ポン!」
    になります。
    まだまだ、参加者大募集!!
    詳しくは兵庫県立美術館 教育支援・事業グループ
    こどものイベント係までお問い合わせください。
    пF078 -262-0908
    詳しくは、こちら

    スタッフ一同、お会いできるのを楽しみにしています。

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    「特別イベント!10月の美術館探検ツアー」

    秋晴れの気持ち良い、10月13日土曜日。
    6月の美術館探検ツアーをさらに上回る内容で開催されました。

    今回は・・・まず!参加者21人全員で恒例の記念撮影。

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    そして、こどもグループと保護者グループに分かれて別々の活動を!
    こどもグループは、普段は絶対に入れない美術館の裏側へ!
    作品用の大きなエレベーターに乗ったり、展示用の様々な道具を見たり秘密のルートを通ったりしました。
    ここは大切な秘密の場所です。写真部隊も一時停止!
    隊長と探検した皆さんも、秘密にしてくださいね。
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    さて保護者グループは、制作室でフォトフレーム作り♪をして頂きました。
    「久しぶりに工作しました・・・」とおっしゃりながらも、力作ぞろい。
    気持のたくさん詰まったフレームに記念写真を入れて、最後はお持ち帰り頂きました。
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    みなさん美術館の中の謎は、解けましたか?
    まだ探検手帖が書けてないっ!みなさんは、いつでも美術館においでください♪
    スタッフ一同お待ちしております。

    次回は、だれでも自由に無料で参加できる「アートであそぼ!」が11月18日(日)にあります。
    くわしくは、こどものイベント係(078-262-0908)まで

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    カミーユ・ピサロと印象派展関連 「空を描こう!光を描こう!」のご報告

    おまたせいたしました!
    もっとみたかった・・・・・という気持と共に<カミーユ・ピサロと印象派展>は好評のうち、無事に終了しました。
    会期中の8月4日(土)・5日(日)、ピサロさんの絵を鑑賞したあとで、美術館からみえる空を描くイベントを開催しました。

    「絵をみて、心で感じる」大切さを、参加者の皆さんと一緒に感じた2日間でした。

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    ピサロさんの作品ととお別れをした美術館は、今度は<バーン・ジョーンズ>というイギリスの画家さんの作品を展示しています。
    おやこ解説会は9月8日(土)13:30からです。
    申し込みも参加費も必要ありません。
    子どもも大人も物語の世界に飛び込んで、一緒にお話をしましょう♪

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    美術館探検ツアーを開催しました★

    みなさま、こんにちは。
    紫陽花がキレイに咲きましたね!
    6月9日(土)、今年も恒例の「美術館探検ツアー」を行いました。

    美術館のナゾ!にせまって頂ける濃いーぃ内容となりました。
    参加の皆さんには、キラキラの特製探検ブレスレットをつけて美術館を回って頂きました。

    美術館に働くひとってどんなことしてるのかな・・・?
    作品はどうやって守られているのかな・・・?
    ワークシートに書き込みながらツアーを行いました。

    大きな美術館の中には、まだまだナゾがいっぱい隠れています。
    10月にも、さらにパワーアップした「美術館探検ツアー」を行います。
    ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています♪

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    「美術館では、色々な表示があるよ。」 「作品をみて、ワークシートに記録中」
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    「これも作品!??」 「探検隊全員集合!!」

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    解剖と変容展関連こどものイベント「私の中の植物”絵に刺繍をしてみよう”を開催いたしました。

    みなさん、こんにちは。
    今回からこどものイベントの様子を、日頃からお手伝いいただいている ミュージアムボランティア皆さんのコメントをつけてお届けします♪
    では、さっそく3月3日に開催しましたこどものイベントの様子をお届けします。

    まずは、展覧会を担当した服部学芸員と一緒に展示を鑑賞です。
    そして、午後からは、絵を描いて・・・その紙に(!)刺繍をしてもらいました。

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    さてボランティアさんからは・・・
     「学芸員さんと展覧会場で作品をみて、制作にうつったことで素敵な作品がそれぞれに仕上がっていたとおもいます。参加の皆様の感受性にびっくりしました!」
     「参加された皆さんが、熱心に展示室で鑑賞していたこと、夢中になって作品作りされていた様子が印象的でした!」
     「親子で一緒に作れる貴重な機会だったし、絵に刺繍をしたことでさらに楽しさが倍増したように感じました。」
     「和気あいあいとみんな楽しく、いい作品ができたと思います。ちょっと時間が足りなかったくらいです。」
    などのコメントが寄せられました。

    普段はひとりで観る展覧会ですが、学芸員さんとお話ししてより作品の世界に入り込んでいくみなさんの様子が伝わってきてスタッフ一同感激のイベントでした。
    今回は13名の方に参加いただきました。みなさん、ありがとうございました!
    また次回のイベントでお会い出来るのを楽しみにしています♪
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    おまたせ致しました!
    これまでのこどものイベントの様子を報告します★

    10月15日(土)「カエル着がえる」(参加者50名)

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    美術館の屋上に登場した「美かえる」を作ったホフマンさんの来日イベントでした。
    色とりどりに仕上がった塗り絵に、ホフマンさんもびっくり!?
    参加者の皆様には、最後にホフマンさんのサインをプレゼントがありました。

    10月22日(土)「やきものをつくろう!」(参加者32名)

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    手で触って、鑑賞できる「美術の中のかたち」展の出品作家・桝本佳子(ますもと けいこ)さんの指導のもとやきものを作ってもらうイベントでした。
    展示室に行って、桝本さんにお話を聞いたり、質問したあと実際に粘土でやきものの形を作ってもらいました。
    作ってもらった粘土の作品は、後日、桝本さんが窯(かま)で焼いてご参加いただいた皆様に発送されました。

    10月29日(土)「チュウさんと大砲を作ろう」(参加者50名)

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    「榎忠展」の出品作家・榎忠(えのき ちゅう)さんと、竹の大砲を作って撃ってもらうイベントでした。
    午前中は展示室に行って、チュウさん(榎忠さん)に作品のお話を聞いたり、特別に実際に作品を触らせてもらったりしました。
    その後、展示室にもあった竹の大砲を作って、美術館の外で空砲を撃ってもらいました。
    「ドンッ!」と大きな音が、青空に響きました。発射のたび歓声があがる気持のいいイベントでした。

    11月20日(土)「アートであそぼ! ”つないで つないで 組み立てよう」(参加者53名)

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    関西文化の日ににちなんだイベントでした。
    ダンボールに切れ込みを入れて、どんどんつないでいってもらう共同制作でした。
    作品が参加者同士でつながったり、ひとりで大きな作品を黙々と作ったりと、大好評で終了しました。
    「今後もこんなイベントがしたい!」と嬉しいお声まで頂きました。

    12月17日(土)「モデルになろう+モデルを描こう」(参加者5名)

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    「伊藤清永展」にちなんで、人物をテーマに”クロッキー”に挑戦してもらう内容でした。
    午前中は展示室に行って、学芸員さんに作品のお話を聞いたり、実際に作品を観て人物のポーズを研究してもらいました。
    午後からは、交代でモデルさんになって”クロッキー”をしてもらいました。
    「描くのもいいけど、モデルがしたい!」と嬉しい立候補の男の子も♪
    画家とモデルさん、両方の気持ちになってさらに展覧会への関心を深めてもらえたイベントでした。

    1月7日「アートな凧をつくってあげよう!」(参加者20名)

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    毎年恒例の凧あげのイベントを開催しました。
    お正月明けてすぐのイベントでしたが、当日はたくさんの皆様にお集まり頂きました。
    好きな色をぐいぐいと力強く使った凧や、かわいいハートと名前がはいった凧など様々な凧が出来上がりました。
    その後、美術館の目の前の海辺にて凧あげをしました。
    高く高く上がっていく凧が、美術館の上の空にいくつもあがりました。

    2月4日(土)・5日(日)「アートであそぼ!”光に透かして”」(参加者305名)

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    第11回「神戸っ子アートフェスティバル」の関連イベントでした。
    トレーシングペーパーに絵を描いて、美術館の大きなガラス面に貼って光に透ける絵を鑑賞してもらいました。
    1日目であっという間に、ガラス面がびっしりと埋まってしまうほど大盛況でした。
    ※参加された方の作品は、美術館で大切にお預かりしております。
    返却をご希望の方は、こどものイベント係(078-262-0908)にご連絡下さい。

    皆様、「こどものイベント」にご参加いただきありがとうございました。
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    借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展関連
    こどものイベント「小人のおうちをつくろう」を開催しました

    8月28日(日)に、こどものイベントを行いました。

    内容はアリエッティ×種田陽平展を見に行き、種田さんが作られた映画のセットとしてのアリエッティ世界をこびと気分で楽しんだ後、セットの模型をみていろいろな工夫にびっくり!?お昼をはさんでから、こびとたちのおうちを、箱の中につくりました。借りぐらしの箱はこびとに住んでほしいと思うものを参加者の皆さんに、家から持ってきてもらいました。
    イベント画像その1 イベント画像その2
    受付の様子 学芸員さんからの展覧会のお話を聞きました。
    いろんなものがあるみたいです。
    全部見つけられるかな?
    イベント画像その3 イベント画像その5
    みんなの家にくらすこびとをアリエッティのサイズに切った画用紙に描いてもらいました。

    イベント画像その6
    おうちづくりの始まりです。

    イベント画像その7 イベント画像その8
    金の折り紙にリボンを重ねて、ステキな壁紙です
    イベント画像その10 イベント画像その11
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    イベント画像その14 イベント画像その15
    たくさんの材料や、家からもってきた材料でおうちをつくってもらいました
    イベント画像その16 イベント画像その17
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    細かいところまで飾りでいっぱいっ!
    イベント画像その19 イベント画像その20
    イベント画像その21
    アンテナのついたおうち。
    三本のアンテナで受信するのは・・・?
    イベント画像その22 イベント画像その23
    イベント画像その24
    ゲームが出来るおうちです。
    楽しいおうちにこびと達も大喜びですね。
    イベント画像その25
    あざやかな色でいっぱいのおしゃれなおうちだね。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    朝から夕方近くまでかかる、ボリュームのあるイベントでしたが、おうち作りの時間はあっという間にすぎていきました。
    夏休み最後の日に、こびとたちとの思い出はできたでしょうか?
    今回参加いただいた皆さんご参加いただき、ありがとうございました。

    残念ながら今回は参加できなかった皆さんごめんなさい。
    9月25日(日)まで展覧会を開催していますので、ぜひ遊びにきてくださいね。

    次回のイベントでお会いできるのを楽しみにしております♪
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    8月28日(日)アリエッティ×種田陽平展関連
    こどものイベント「小人のおうちをつくろう」結果通知のお知らせ

    7月29日(金)に、こどものイベント「小人のおうちをつくろう」の応募を締め切りました。
    今回も参加のご希望が多く、433名の応募がありました。
    お申し込み頂いたみなさま、ありがとうございます。

    慎重に抽選を行いました結果、30名の方が当選されました。
    当選のみなさまは「ご当選はがき」を持参のうえ、イベント当日に美術館までお越しください。

    残念ながら、ご期待に添えなかった皆様には 「アリエッティ×種田陽平展」の招待状(こども用)と優待券(大人用)を、添付したはがきを送らせていただきます。
    ぜひ展覧会にお越しくださいませ。

    結果のおはがきは8月2日(火)に発送いたします。
    尚、往復はがき以外でご応募頂いた方につきましては、返信致しかねますのでご了承下さい。
    お手元に届くまで、もう少しお待ち下さい。
    また、万が一8月12日(金)が過ぎてもはがきが届かなかった方は、こどものイベント係までお問い合わせください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    次回のこどものイベントは・・・
     
    「アリエッティ×種田陽平展」のおやこ解説会
     日時:8月20日(土)
        13:30から14:00(30分程度)
        ※13:00から開場です。
     定員:100名(申し込み不要、先着順)
     場所:レクチャールーム

    おやこ解説会は申し込み不要のイベントです。
    みなさまのお越しをお待ちしております。
    混み合うことが予想されます。ご了承ください。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    【お問い合わせ】
    兵庫県立美術館「こどものイベント」係
    〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
    TEL:078-262-0908
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    こどものイベント「美術館探検ツアー」を実施しました。

    6月18日(土)兵庫県立美術館のナゾにせまる「美術館探検ツアー」を開催しました。

    今回も人気が高く定員いっぱいの30人の探検隊員が集まってくれました。

    はじめに隊長と副隊長、記者の自己紹介の紹介と見習い隊員(黄色のエプロンの人たち)の紹介です。
    探検隊員からも、自己紹介をしてもらいました。

    イベント画像その1
    隊長(右端)と隊員たち
    ドキドキ、わくわく。どんなところに行くんだろう・・・?とすこし緊張気味の隊員たちです。

    探検にむかう準備をしてまずは、展示室へ出発です。

    イベント画像その2
    副隊長の気になる作品を目指して出発しました。
    副隊長(チラシを持っている人)の案内で展示室へ

    この日は、コンサートの日でした。ピアノの音をききながら、静かに移動です。
    展示室に入って探検隊の前に現れたのは、とても大きな作品でした。

    イベント画像その3
    ふしぎな作品が探検隊の前に!
    これはなんだろう?さぁ、作品たちのひみつにせまろう。

    大きな作品をみたあとは、「具体(ぐたい)」と呼ばれるグループに入っていた人たちの作品をみにいきました。
    この部屋でも、ふしぎな作品がいっぱいです。

    白いクッション?まくら・・・・・?
    イベント画像その4
    なんだかわからないけど数をかぞえてみようかな・・・

    イベント画像その5
    なんだこれは!?穴が開いているよ。

    いろいろな発見を、隊長や副隊長に報告しながら展示室をみていきました。

    つぎは、美術館の外のナゾをみつけにいきました。

    イベント画像その6
    美術館の屋外にも作品が?????
    みんなで確かめにいこう!

    外に出たとたん、元気に走り出した隊員たち。
    座ることのできる作品や、手で触れる作品に大興奮です。

    イベント画像その7
    外の作品も、キレイにお掃除される時があるんだね。
    副隊長がお掃除の時の写真を持っていました。

    さぁ、ナゾのあつまる場所!バックヤードへ出発です。
    裏口から警備員さんがいる場所へ

    イベント画像その8
    ここからは作品を守るための場所に入ります
    奥に入る人はみんな警備員さんのチェックを受けます。

    警備員さんのチェックを終えて、さて中へ!
    しかし、ここからは・・・・・美術館の中でも、とても大事な場所です。
    みなさまにお伝えしたいところですが、作品を守るのも美術館の大事なお仕事のひとつです。
    なにがあったのかは、ご想像ください。
    今回参加した隊員のみなさんも、ひみつにしてくださいね♪

    イベント画像その9
    最後は「任務完了!」のスタンプを押して終了しました。

    美術館探検は、毎年行っている人気のイベントです。
    今回参加できなかったみなさんも、ぜひ来年お待ちしております!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    保護者のみなさまへ

    近頃、電話受付日からすぐに定員に達してしまい、申し込みをお断りすることが多くなっております。
    イベント参加をご希望の場合は、受付開始が始まりましたらお早めにご連絡頂ければ幸いです。
    ※電話受付でない場合もございます。ご注意ください。

    7月はメンテナンス休館のため、こどものイベントもお休みを頂いております。
    8月からは、「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」関連のこどものイベントを開催予定です。
    詳しくは「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」のページをご覧下さい。

    みなさまにお会いできるのを、スタッフ一同お待ちしております。

    「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」ページへ
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    「カンディンスキーと青騎士」展関連  こどものイベント「音楽→いろ・カタチ」を開催しました!

    5月5日(木・祝)こどもの日に、こどものイベントを開催しました。
    こいのぼりもきれいにあがる青空の日に、たくさんのみなさまに集まって頂きました。

    まずは、「カンディンスキーと青騎士」展のお話を、学芸員さんに話してもらいました。

    どんな展覧会なんだろう・・・?

    青騎士(あおきし)ってなに?

    イベント画像その1
    これから見に行く展覧会にドキドキした様子のみなさんです♪

    会場に到着!絵をじっくりみてもらいます。そして感じたことを発表してもらいました。

    イベント画像その2
    カンディンスキーの《印象V(コンサート)》という絵のまえで発表中です。

    『何を描いているのかな?』
    『真ん中のきいろは、なにかなー!』
    『人がたくさんいる、左上はごちゃごちゃしてるよ!』
    『これはもしかして演奏会してるの・・・?』

    スタッフもドキッ!とするような意見がいっぱい出て、楽しい鑑賞の時間が過ぎました。

    そしてアトリエに戻ってから、本日の創作の課題を発表しました。

    「音楽を絵にしてみよう!!」

    これはカンディンスキーがシェーンベルクの「3つのピアノ曲」を実際に演奏会で聴いて、その感動をもとに《印象V(コンサート)》を描いたというエピソードにちなんだ課題です。

    そしてカンディンスキーのキレイな色を創作しながら体験してもらうために、「色をまぜないで、絵をかいてもらいたい♪」、「筆を使わずに手や色々な道具をつかってみよう!」というルールをお伝えました。
    手を使って描く方法と、ローラーなどの道具の使い方の説明をして、本番前の練習曲で(学芸員さんが用意したストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』からの3楽章という曲です♪)
    少しだけ練習の時間をとったところで、お昼の時間を迎えました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    お昼ごはんを食べた後は、午前中にひきつづき別の曲をひとつ練習してもらいました。(ヤナーチェクの「霧の中で」という曲です♪)

    イベント画像その3
    曲のお話を学芸員さんから聞きながら、本番曲に向けて練習です

    イベント画像その4
    ローラーをコロコロ・・・真剣!

    そして、本番曲の時間がやってきました。

    展示室にあった《印象V(コンサート)》をカンディンスキーに描かせた曲です。
    曲の名前は・・・「3つのピアノ曲」です。
    (3つからなる曲ですが、今回は3曲目をききました。) 途中に休憩をはさみながら、一時間ほど同じ曲を流し続けました。
    難しい曲だし大丈夫かな?というスタッフの不安も吹き飛ばすように、 ぐいぐいローラーで描いたり、手でなぞったり!
    こどもも大人も夢中になって描いてもらえました。

    イベント画像その5
    どんな色を使おうかな、竹ペンでなぞって・・

    イベント画像その6
    曲にあわせて、絵の感じがどんどん変わっていく!

    さぁ、終わりの時間も近づいてきて発表会がはじました。
    イーゼルに作品をかけると、色とりどりの作品で一気にアトリエが華やかになりました。
    カンディンスキーさんの作品の中の、サインに注目していた人や色に注目していた人など、発表会も大盛り上がりでした。

    イベント画像その7
    『お気に入りはどこですか?』

    『ローラーや竹ペン、色々な道具が使えて楽しかった。』

    『最初に聴いたときは、さみしい感じでした。でも何度も聴くうちにやさしい感じになってきて。』

    感想を聞いてみると、『・・・なんか・・・こんな感じ』というように、自分の作品のできあがりに満足しつつも、感想をうまく言葉にできない子も何人かいました。 そうだね!なんだか胸にくる熱い感じかな!とスタッフも同感でした。

    イベント画像その8

    みなさん、ひとりひとりに色々な体験をしていただけて、美術館スタッフにとってもとても嬉しい一日でした。
    参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

    次のイベントは6月11日(土)の「カンディンスキーと青騎士展 おやこ解説会」です。
    みなさんに、お会い出来るのを楽しみにしております♪
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    美術館の日に「アートであそぼ!」を開催しました

    4月30日(土)に「アートであそぼ!―ぺたぺた版画でみんなの美術館をつくろう―」を行いました。
    美術館のコレクション展Tの『版画の魅力』の部屋にちなんだイベントです。

    大きな紙に、紙でつくった版画の型に絵具をつけてみんなで『ぺたぺた』しました。

    イベント風景画像その1
    真ん中に美術館の写真を貼っています

    切り抜いた形に
    絵具をローラーでころころして
    細かいところは筆でぬって

    イベント風景画像その2
    ローラーに夢中!

    ひっくりかえして、ぺたっ!と押し付けます。
    押し付けるために<バレン>という版画の道具も使ってもらいました。

    イベント風景画像その3
    どんな風にうつってるかな?

    ひさしぶりの版画のイベントでスタッフはどきどきでしたが、とっても素敵なみんなの美術館が出来ました。
    みんなでつくった作品は、5月5日(木・祝)のこどもの日まで美術館のホワイエで展示しています♪
    ぜひ、見にきてくださいね。

    作品の画像

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    こどものイベント展を開催しています

    3月19日からギャラリー棟1階のホワイエで、1年間のこどものイベントを振り返る展示を行っています。
    活動を写真でご紹介しています。写真のまわりには、ミュージアムボランティアのこども班のメンバーと美術館スタッフがコメントを書き込みました。
    『どんなふうに飾りつけて展示したらいいだろう?』とスタッフそれぞれが考え、イベントごとに個性豊かな展示が出来上がりました。

    展示その1  展示その2

    昨年の5月に好評だった、「中山岩太展関連 写真の秘密にせまろう」で作ったピンホールカメラの実物も並びます。
    作り方もご紹介しています。実物をみて、『作ってみたい!』と思った人は作り方をチェックしてくださいね♪

    展示その3

    春の風が一足早く美術館に吹いてきたような、楽しい展示がひろがっています。
    こどものイベントに参加されたみなさまはもちろん、まだ参加したことがないみなさまもごご参加お待ちしています。

    26日(土)、27日(日)午前11時から午後3時まで
    美術館のギャラリー棟1階ホワイエにて、工作イベント「アートであそぼ!」を実施します。
    参加費無料でどなたでも参加出来ます。
    お好きな時間におこし下さい♪
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    「2010こどものイベント展」を開催します。

    この1年間の「こどものイベント」を振り返る展覧会です。
    『こんなイベントもあったな〜』となつかしくふりかえってみたり、『こんなイベントもあったのか!?』と驚いてみたりしませんか?
    会期中には無料で楽しめるワークショップも開催します。
    ぜひご家族そろってご来場ください。

    展覧会の会期:3月19日(土)〜27日(日)
    時間:10:00〜18:00(金、土は20時。最終日は15時まで。)
    場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階

    ★ワークショップ「アートであそぼ!」
    みんなに人気のこどものイベントのマスコット「イベチャン」と「ントチャン」のバッジを作ろう!
    その後は、胸にバッジを付けて展覧会や美術館を探検して帰ってね♪

    日程:3月26日(土)、27日(日)
    時間:11:00〜15:00
    場所:こどものイベント展会場(兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階)
    参加費:無料
    対象:どなたでも
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    1000人のおやこ絵画大会の作品をお返ししています

    昨年の10月10日に開催し、その後ホワイエで作品展示をしていました1000人のおやこ絵画大会の作品を2月19日(土)、20日(日)に返却しました。
    大切な作品を預けていただき、ありがとうございました。
    返却日にはこどものイベントキャラクターのイベチャンの看板前で、作品を持って写真をとっていらっしゃる方の姿もあったりと嬉しい2日間でした。
    ほとんどの作品が無事にお返しできましたが、残念ながら何点かは残ってしまいました・・・。

    みなさまの作品はしばらく大切に保管しております。
    まだ受け取りに来られてない方は、是非、こどもプログラム担当にお電話をください。
    受け取り日時をご相談の上、取りに来て頂くことが出来ます♪
    作品は、みなさまのお迎えを待っています。
    ご連絡をお待ちしております☆

    「着払いにて発送」を希望された参加者の方は、3月5日発送致しました。
    もう少しお待くださいね♪


    こどもプログラム担当
    TEL078ー262ー0908
    (10:00〜18:00、月曜日は休館)
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    『アートであそぼ!「コトバを形に」』を開催しました!

    神戸市の幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校 造形展「神戸っ子アートフェスティバル」の期間にこどものイベント、『アートであそぼ!』を開催しました。

    『アートであそぼ!「コトバを形に」』の内容は、ドキドキやドカーンッ!などのおもしろい言葉を絵に表してみよう!というものです。

    イベント画像その1

    たくさんのご家族が来館されました。
    アートであそぼ!の実施場所のホワイエもにぎわっていました。

    イベント画像その2
    朝から美術館の入り口はいっぱいです!

    まずは美術館にある光島貴之さんの作品を鑑賞してもらいます。
    あたたかい光の線や、グイグイのびる木々。
    「どんな感じがするかな・・・?」と絵の前で感想を話してもらいました。

    イベント画像その3
    展示室の外にも作品はあるんです!

    さて、受付をした場所にもどって制作開始です。
    コトバBOXという箱から、ポヨヨーン、クルクルなど書いたくじをひいて、そこに書かれた言葉から思ったイメージを紙の上に表現してもらいます。

    イベント画像その4
    コトバBOXです!

    イベント画像その5
    銀色のくじには、いろいろな言葉が書いてあります。

    材料は丸・三角・四角に切られた折り紙と色鉛筆やクレヨン、マジックです。
    限られた材料に最初は戸惑いもあったようですが、みんな自分の世界に入って夢中で作品をつくってくれました。

    イベント画像その6
    丸や三角、四角でいっぱいつくれるんだ!と嬉しい感想もありました。

    最後は作品を持っての写真撮影です。
    立派な作品がいっぱい出来上がりました。

    イベント画像その7
    こちらの作品のコトバは「ぐちゃぐちゃ」!

    イベント画像その8
    この作品は「ツンツン」です

    今回参加してくださった215名のみなさん、ありがとうございました!
    次回の制作イベントは3月末に予定しています。

    2月のこどもイベントは鑑賞が中心です。
    特別展「森村泰昌 なにものかへのレクエムー戦場の頂上の芸術」のおやこ解説会が12日(土)13:30からあります。参加費無料で事前申し込みも必要ありません。
    おやこ解説会では楽しく鑑賞できるヒントをスタッフが解説します。
    今回ご参加できなかった皆様、是非次回お待ちしています。
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    こどものイベント「凧をつくってあげよう」を開催しました!

    1月16日(日)に今年に入ってはじめての、こどものイベントを開催しました。
    コレクション展示室の作品を鑑賞して、それをヒントに絵を描いた凧をつくり、美術館の空にあげる毎年恒例のプログラムです。
    今回のテーマは「空にわたしの影を浮かべようです!」です。

    イベント画像その1
    雪もまじる寒い日でしたが、15名のご参加です

    まずは、展示室に移動して作品鑑賞しました。
    今回注目した作品は、「人の形」や「影」をテーマに扱った作品です。

    この影の人はどんな人・・・?どんなポーズかな・・・?
    みんなで絵をみて、感じたことや思ったことを発表しました。

    イベント画像その2

    ギャラリー棟の2階へ移動です。
    ここは普段閉まっていて入れませんが、今回は特別に開けて壁を使いました。
    壁を使って何をしたかというと、、、

    イベント画像その3
    保護者の方に光を当ててもらって、自分の影を壁にうつしています

    イベント画像その4

    すこしポーズを工夫するだけで影はどんどん変わります。
    冷蔵庫のように冷えた廊下で心配でしたが、みんな大興奮の時間になりました。

    ここで一旦、午前の部を終了して昼食休憩をとりました。

    午後からは写しとった影の色つけと、凧の組み立てをしてもらいました。
    凧は骨組みが命!丁寧に作業を進めました。
    色つけもピンクやブルーのカラフルな影が、沢山出来上がりました。

    イベント画像その5

    イベント画像その6

    作品が完成したら、待ちにまった凧あげ大会です!
    凧の絵を一生懸命に描いて疲れてしまわないかな・・・?というスタッフの心配も無くなるぐらい、みんな自分の凧をもって外に元気に飛び出しました。

    イベント画像その7

    ぐんぐん高くあがっていく凧が、1つ・・・2つ・・・3つ、4つ、いっぱい!!
    美術館南側の青空に、凧があがる姿は息をのむ光景でした。
    美術館スタッフ、ボランティアも一緒になって凧をあげました。

    イベント画像その8

    後半はあまりの風の強さに糸が切れ、海に落ちてしまった凧もありました。
    大事につくった作品が無くなってしまうのは悲しいことです。
    今回の気持ちを忘れずさらに素敵な作品をつくって、ぜひ美術館の空にまた飛ばして欲しいな!と願っています。

    今回来れなかった人も、来年お待ちしています。

    次回のこどものイベント開催は、1月29日(土)と30日(日)です。
    詳細は前回のイベント通信をご覧下さい。
    みなさまの元気な笑顔に会えるのをイベント担当一同、楽しみにお待ちしています☆
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    平成23(2011)年1月開催! こどものイベントのお知らせ

    【神戸っ子アートフェスティバル】こどもプログラム
    2011年1月29日(土)・30日(日)
    神戸市の全ての幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校のみんなの作品を展示する「神戸っ子アートフェスティバル」にあわせてイベントを開催するよ。

    @「アートであそぼ!」
    11:00〜15:30(自由参加)
    無料
    申込み不要。ホワイエにお越しください。
    兵庫県立美術館の作品をヒントに、オリジナル作品を作ろう。
    簡単に作れる楽しい工作の時間です。
    制作が得意な人はもちろん苦手な人も、子どもも大人もみんなで挑戦してください。

    A「ギャラリーツアー in 県美コレクション」
    14:00〜14:30(30分間)
    中学生以下は無料です。高校生以上はコレクション展の団体観覧料が別途必要です。
    申込み不要。14時までにホワイエにお越しください。
    兵庫県立美術館の「コレクション展」を美術館のスタッフと一緒にまわってみませんか?
    29日(土)は神戸市立小磯記念美術館の先生が小磯さんの作品を紹介。
    30日(日)は兵庫県立美術館の学芸員が絵画や彫刻などいろいろな作品を紹介します。
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    コレクション展U関連 こどものイベント 金氏徹平ワークショップを開催しました!

     10月24日(日)13時半よりコレクション展U「美術の中のかたち」関連 こどものイベント金氏徹平ワークショップを開催しました!
    イベントは「美術の中のかたち」展に出品されている作家の金氏徹平さんの「GHOST IN THE MUSEUM (ゴースト・イン・ザ・ミュージアム)」にちなんで、「ゴーストバスターズ・イン・ザ・ミュージアム」と金氏さんが名づけられました。美術館にいる幽霊をみんなで退治しよう!というイベント名です。
    さて、その様子は!

    「ゴーストバスターズ・イン・ザ・ミュージアム」のご案内の画像

     気になる内容は、まず展示室でアイマスクをして作品を触ってもらいました。
    最初は見えない世界にドキドキ!
    だんだんと、手から伝わる感覚にみんな夢中になって触って頂けたようでした。
     金氏さんから、「どんな感じがする?」との問いかけに、

     ふあふあ・ちくちく・ざらざら、、、、、ぺたぺた!?、、とげとげ?

     元気な声が展示室に響きました。

    イベントの様子の画像その1

     つぎはアイマスクをとって、作品をみてもらいながら触ってもらいました。
    「あれ?さっき触っていたのはこれ?」
    「こんなに大きな作品だったんだ」と次々に声があがりました。
     予想以上のいろいろな触り方、感じ方にスタッフもびっくりの前半でした。

    イベントの様子画像その2
    作品を抱きかかえたお父さんを撮っています。

     後半は、「自分も作品のひとつになってみよう」をテーマに、バットの作品をもってお互いに写真撮影をしてもらいました。
    金氏さんもいっしょに、ポーズをとって集合写真も撮りました。
    このあと受付けのお部屋に戻り、写真を見ながら今日の感想を発表してもらいました。
     「みていることと、見えないことがこんなにちがうんですね!」との感想に一同納得。
    貴重な体験が出来ましたと嬉しいお声も頂きました。
     最後に今日撮った写真をプレゼントしました。後ろには、金氏さんのサインも!!
    イベント大成功で24日が終了しました。

     次回は11月20日(土)・21日(日)の11:00から14:00に、美術館のエントランスでイベントを行います。
    スタッフ一同、たくさんの方にお会い出来るのを楽しみにしております。
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    「第3回 HATでART! 1000人のおやこ絵画大会」無事終了!

    10月10日(日)秋晴れ!
    一昨年より開催しています「HATでART! 1000人のおやこ絵画大会」。
    今年は、前日までの雨の予報を覆す見事な秋晴れとなりました。

    今回のテーマは「見たことのない絵を描こう」(ちなみに1回目は「へんな絵を描こう!」。2回目は「おもろい絵を描こう!」でした。)
    先生は、美術館にゆかりの深いアーティストの元永定正さんと中辻悦子さん。第1回目から3回連続でご指導いただきました。
    また、今回は、おふたりの娘さんの紅子さんと紅子さんの夫の川嶋さん(おふたりともアーティスト)もご参加くださいました。

    今回のテーマは「見たことのない絵」ということで、制作に入る前の「はじめの会」で、元永さんと中辻さんが、おもしろおかしくアドバイス。
    元永さんが、『「見たことのない絵」がどんなものか聞かれても、見たことがないからわかりまへんなぁ〜』とおっしゃると会場は笑いに包まれました。
    元永さんは、絵というものは、うまい下手ではなく、良いか悪いかだとアドバイス。それを人の顔に例えて、『美人でもそれを鼻にかけていたらいやらしい顔になりますわなぁ〜』とわかりやすく説明してくださいました。
    たくさん描くうちに良い絵が生まれる。好きなことを続けることが大切と、どんなことにも通じる人生の教えもいただき、保護者の方もなるほどとうなずかれていました。
    中辻さんは、自分が描きたいと思う場所をまず見つけて、そこからまわりのものをいつもとは違った視点で見つめてみようとアドバイスくださいました。
    例えば海の波だけ見つめてみるとか仰向けになってみて空に浮かぶ雲を見ていると面白い形が見つかるかもしれないと具体的にお話くださり、参加者のみなさんもイメージが湧いてきた様子でした。

    画像その1
    はじめの会はなごやかな空気に包まれました

    おふたりのお話を聞いてなごんだ後、みんなでHAT神戸エリアのおえかきゾーンへ出発!
    それぞれ好きな場所を見つけて、たくさん描いてくれました。

    画像その2

    画像その3
    「見たことのない絵」に挑戦する参加者のみなさん

    今回、みなさんが描いてくれた「見たことのない絵」は、11月23日(火・祝)〜2011年1月22日(土)に「みんなの展覧会」としてギャラリー棟1Fに展示します。
    提出してくれたみなさん、これを読んで興味を持ってくださったみなさん、入場無料です。ぜひご来場ください。

    更に、今回は、美術館のアトリエ1にて当館が所蔵しております元永さん、中辻さんの作品をご紹介する「も〜やん・えっちゃんのおもろい絵」展を特別に開催しました。会場では、おふたりのユーモア溢れる作品と、絵本の代表作を楽しんでいただきました。
    また、大会当日は、この会場にて、元永さん、中辻さんに作品をみてもらうコーナーも設け、多くの来場者で賑わいました。

    画像その4
    展覧会の会場で作品を見ながらお話する先生方

    その後、中辻さん、紅子さん、川嶋さんはなぎさ公園で制作中のみなさんと交流。 みなさん、先生方とお話しできましたか?

    画像その5
    先生方とお話し中。どんなことをお話ししたの?

    そして、最後に、元永さんと中辻さんにお話していただく「おわりの会」に突入し大会は終盤へ。
    このおわりの会では、おふたりへのQ&Aコーナーもあり、大いに盛り上がりました。
    元永さんも中辻さんに直接質問できるとあって、子どもたちも緊張気味。なぜかみんな同じ質問を繰り返すという珍事に、会場は再び笑いの渦に包まれました。

    参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
    また美術館でお会いしましょう♪
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    こどものイベント「写真の秘密にせまろう」を開催しました。

    本日、中山岩太展関連事業のこどものイベント「写真の秘密にせまろう」を行いました。
    写真というと、携帯電話でも簡単に撮れるとても身近なものですが謎に包まれた部分がたくさんあります。
    携帯電話やデジタルカメラで撮った写真と、岩太さんが撮った写真は、見た目は似ていますが仕組みはぜんぜん違うのです。
    携帯電話やデジタルカメラで撮れる写真は、撮った画像を電子データとして残しています。
    岩太さんの生きた時代には、もちろんデジタルカメラはありませんでした。
    岩太さんの写真は、フィルムやガラスなど、ものの上に画像を残しています。それを元に焼き付けると、展覧会の会場で見られるような素敵な写真になるのです。
    展示されている写真と、その元のになっているガラスの版との違いは、どこにあるのでしょうか?
    それは、中山岩太展の会場で確認できます!
    画像が写っているガラス板が並んでいる台を見つけたら、右手にある黒いボタンを押してみましょう。
    下から光が当たって、とても美しいですよ。
    でもそれだけで終わらないでくださいね。写真と比べてみることをお忘れなく。

    さて、前置きが長くなりましたが、これまでのところでおわかりの通り、写真は仕組みや原理の説明が本当に難しいのです。
    言葉を尽くせば尽くすほど、余計にわかりにくくなります。
    これをどうやってこどもたちにわかりやすく伝えるか?
    ということで、今回は、言葉より体で感じてもらうことにしました。 写真の原理がよくわからないなら、カメラを作って現像してしまえ!という単純かつ大胆な発想で、ピンホールカメラを作成することに決定。
    内容は次のとおりです。

    まずは、自分のおうちで箱を探してもらうところからスタートしています。 こちらで大きさを規定して、それに当てはまるような箱を持ってきてもらいました。 この箱が自分のカメラに生まれ変わります。この箱を使って写真を撮ります。
    というわけで最初に自己紹介を兼ねて、自分の箱紹介をしてもらいました。
    それぞれの箱の由来がわかりとても面白かったです。

    作り方は以下のとおり
    @光を通す穴を取り付けるための窓を作ります。
    画像その1

    A箱の内側を真っ黒にぬって光が反射しないようにします。
    画像その2

    B1mm程度の小さな穴を空けたアルミ板を窓に取り付けます。
    画像その3

    C印画紙を置くスペースを作ります。暗い中での作業になるので、手探りでもわかるガイドを取り付けます。
    画像その4

    D穴から光が入らないように、穴をふさぐカバー(カメラのシャッターの役割)を取り付けます。
    画像その5

    これでカメラは完成です!

    小さな穴を通して写真を撮るカメラだから「ピンホールカメラ」と言います。ピンホールとは針穴のことです。
    ふつう、カメラにはレンズが付いていますが、このカメラにはありません。穴がレンズの役割をはたしているのですね。

    次に撮影です。
    真っ暗な部屋(暗室)で、カメラの中に印画紙(画像を映す紙)を取り付けます。(暗いので写真を撮れませんでした。ごめんなさい。その1) 美術館の南側には運河や倉庫群、橋などが見える広々とした空間が広がっています。

    建物も円形の階段や大きなひさしなど、見所がいっぱい!
    それぞれ好きな所で写真を撮ってもらいました。晴れていて良かったね。
    画像その6

    写真を撮ったらいよいよ現像です。
    美術館のアトリエ準備室がいつの間にか現像室に!この現像室は当館のミュージアムティーチャーの努力の結晶です。
    その現像室で現像作業に挑戦しました。(暗いので写真を撮れませんでした。ごめんなさい。その2)
    薬品を使った失敗できない作業にみんなドキドキ。
    印画紙を取り出して、現像液に浸すと、だんだん画像が黒く浮き上がってきます。
    暗室ですから、この時点ではよく見えないのですが、画像が浮き上がっているということはおぼろげに確認できます。
    全ての工程を経て、電気を付けた瞬間が今回のイベントの山場のひとつ。
    自分の作ったカメラで撮った画像がうまく撮れた子は大興奮!うまく写らなかった子は悔しそう。
    でもご安心ください。うまく写らなかったみんなには再度チャレンジしてもらいました。

    現像後は、ドライヤーで乾かします。
    画像その7

    最後にそれぞれ素敵なフレームを付けて完成です。
    画像その8

    今回のイベントは、数年前に実施した「ビル・ヴィオラに挑戦!」をしのぐテクニカルな内容で、私達、教育普及スタッフにとっても大きなチャレンジでした。
    薬品を使用することもあり、無事に開催できるか悩む日々もありましたが、参加してくださったみなさんの笑顔を見ていると、挑戦して良かったと思います。
    ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
    今回、惜しくも、このお知らせ欄で、イベントの開催をお知りになられた方は、月1度の「こどものイベント」にまたぜひご参加くださいませ。
    みなさまにお会いできますことを楽しみにお待ちしております。

    教育普及担当
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    「クリスマス・ファミリーコンサート 〜美術館で楽しむ☆きらめきミュージック♪〜」を開催しました

    去る12月20日(日)に、こどもプログラムとしては初めての家族向けコンサートを開催しました。 今回の出演は、神戸を中心に活躍中の素敵な女性4人組「アンサンブルちょうちょ」さん。

    アンサンブルちょうちょのみなさん

    クリスマスも間近ということで、今回は会場をイルミネーションで飾り、ちょっとだけクリスマス気分を盛り上げてみました。

    クリスマスイルミネーション!?

    プログラムは、現在開催中の「男鹿和雄展」にあわせ、「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」等、スタジオジブリのアニメーションの名曲とクリスマスミュージックの計12曲。
    ♪「さんぽ」や♪「となりのトトロ」など、みんながよく知る曲が演奏されると、声を合わせて歌ってくれる子もいて、終始ほのぼのしていました。

    コンサートの様子

    ファミリーコンサートということで、小さなこどもたちがくつろいで楽しめるように、前方にマットを敷いてみました。

    マットの上で楽しむこどもたち

    最後には、いつも、こどものイベントで制作を指導している藤原ミュージアムティーチャー秘蔵の民族楽器が登場!
    会場のお友達に様々な珍しい楽器を演奏してもらい、聴衆全員で手拍子のリズムを打ちながら♪「崖の上のポニョ」の大合奏に。

    民族楽器に挑戦!

    みんなが参加できる楽しいコンサートになりました。
    アンサンブルちょうちょさん、素晴らしいコンサートを本当にありがとうございました。

    アンサンブルちょうちょさんの活動についてはこちらをご覧くださいませ。
    アンサンブルちょうちょ公式ウェブサイト

    (おまけ)
    今回のコンサートは2回公演だったので、1回目と2回目の間に、クリスマスの飾りをつくる「おりがみコーナー」を設けました。
    サンタやとなかい、ひいらぎの葉などクリスマスらしいかざりを折って、藤原ミュージアムティーチャー手作りのクリスマスツリーに飾り付けてもらう予定だったのですが、参加してくれたみんなはお家に持って帰りたい様子。
    みんなが作ってくれた可愛らしい折り紙は、お家で飾ってもらうことになりました。
    みんな楽しいクリスマスを過ごせたかな?

    みんなが作ってくれた折り紙

    今年のイベントはこれにて終了ですが、来年は年明け早々1月9日(土)に凧揚げイベントを開催します。
    ぜひご参加くださいね。
    ではみなさま良いお年を。

    来年もよろしくお願いします。
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    「第2回HATでART!1000人のおやこ絵画大会」無事終了!

    10月10日(土)快晴!
    昨年から新しく始まった「HATでART!1000人のおやこ絵画大会」。 今年は、昨年の雨の記憶を吹き飛ばすような、素晴らしい天気に恵まれました。

    今回のテーマは「おもろい絵を描こう!」(ちなみに昨年は「へんな絵を描こう!」でした)
    昨年に引き続き、美術館にゆかりの深いアーティストの元永定正さんと中辻悦子さんにお越しいただき、「おもろい絵」の描き方についてお話くださいました。
    元永さんは、人と同じことをしていてはおもろい絵は描けないということ。
    うまい絵と良い絵は違うということ。
    何枚も何枚も思い切り描くうちに良い絵が生まれる。
    「我流が一流や」という元永さんならではのアドバイスを。
    中辻さんは、みたものをそのまま描くのも良いけれど、今回は、普段描かないような、ものの部分だけを描いてみたり、空気や風など目に見えないものを表現してみたり、何か新たな発見をして欲しいと、その温かなお人柄が伝わるような素敵なアドバイスをくださいました。

    おやこ絵画大会の写真その1
    はじめの会は爆笑の連続でした。

    おふたりのお話に大爆笑した後、みんなでHAT神戸の4つのおえかきゾーンへ出発しました!
    それぞれ好きな場所を見つけて、たくさんの「おもろい絵」を描いてくれました。

    おやこ絵画大会の写真その2 おやこ絵画大会の写真その3
    おもろい絵を描く参加者 元永さん・中辻さんとお話できたね。

    今回、みなさんが描いてくれた「おもろい絵」は、12月8日(火)〜2010年1月11日(月・祝)の「みんなの展覧会」(会場:ギャラリー棟1F)にて展示します。
    皆さま、ぜひご来場ください。
     
    そして、最後に再び、元永さんと中辻さんにお話していただく「おわりの会」に突入し大会は終盤へ。
    このおわりの会では、おふたりへのQ&Aコーナーもあり、大いに盛り上がりました。
    元永さんも中辻さんも、子どもたちからの質問攻撃に負けず、全ての質問に丁寧にお答えくださり、会場全体が満足感に包まれる中、大会は無事終了しました。

    参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
    来年の絵画大会でぜひまたお会いしましょう♪

    追伸)
    この日、美術館に新しい作品が仲間入りしました。
    その作者は今回の絵画大会の先生の元永定正さん!

    おやこ絵画大会の写真その4
    元永定正さん(もーやん)の新しい作品

    実は、この作品には名前が付いていません。
    ただいま、ネーミングを募集中です。応募用紙を美術館においていますので、ぜひ美術館に来て、本物をみながらおもろい名前を考えてくださいね。
    10月20日(火)まで募集しています。くわしくはこちら
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    「美術館の日に『アートであそぼ!』を開催しました!」
    美術館の日に「おもしろ風景」を作りました。

    2002年4月に美術館が開館したのを記念して、さまざまなイベントを実施している「美術館の日」。
    こどものイベント担当では、誰でも気軽に参加できる「アートであそぼ!」を開催しました。
    制作体験風景写真
    美術館のエントランスで制作体験。なかなか新鮮です。

    今年は、「コレクション展T 特集 風景画に親しむ」をヒントに、雑誌やチラシからイメージを切り抜いて、行ったことも見たこともない「おもしろ風景」をつくるという内容。
    はさみで切って、のりで貼るだけの簡単な方法ですから、小さな子どもたちから大人まで気軽に参加できたようで、次々にうまれるユニークな作品を私達スタッフも楽しませていただきました。

    コラージュに挑戦しているこどもたちの風景写真
    コラージュに挑戦中

    今回、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
    これを読んで、ちょっと興味を持ってくださった方は、次回ぜひご参加くださいませ!

    完成した作品の展示風景
    たとえばこんな作品が・・・
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    「ウィーン展関連イベントを開催しました!」
    こどものイベント「静物画の謎?!」で、《朝食図》に挑戦!

    さる2月21日(土)、22日(日)に、ウィーン展のこどものイベント「静物画の謎?!」を開催しました。

    おやこで展覧会をじっくり鑑賞した後、作品をつくる恒例のこどものイベント、今回は、ポスターやチラシにも使われているコルネーリス・デ・ヘームさんの《朝食図》に注目!

    自然な食卓風景に見えて、実は驚きの仕掛があるデ・ヘームさんの《朝食図》。
    子どもたちはさすがの観察眼で、面白いポイントをいくつも発見してくれました。

    こどものイベント
    ワークシート片手におやこで静物画の謎に迫る

    鑑賞後は、オリジナル作品を作るためアトリエへ行き、
    デ・ヘームさんの作品をヒントに、自分たちの静物画を作りました。

    朝食図には、プリプリの牡蠣や皮を剥いたレモン等がおいしそうに乗っている皿が前に描かれています。
    でも、今回のイベントで使った下絵には、それらの食べ物が不思議なことに消え去っていました!
    さあ大変!
    と言うわけで、参加者のみなさんには、自分でテーマを決めて、好きな静物を画用紙に描き、それをお皿の上に盛りつけてもらいました。

    こどものイベント
    盛りつけ方も考えながら制作中

    好きな食べ物を盛りつけてくれた人が多かったのですが、中には文房具のお皿もあり、主催者にとっては、参加者の皆さんの笑顔が嬉しいイベントとなりました。

    皆さんも、ぜひ、展覧会の会場で、デ・ヘームさんの《朝食図》の謎に迫ってみてください!

    こどものイベント
    個性溢れる作品の数々をみんなで楽しく鑑賞しました
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    「ブラジル展関連イベントを開催しました!」
    文化の日 子ども達がブラジル展のアーティストに挑戦しました!
    11月2日(日)・3日(月・祝)の2日間、「文化の日」にちなんで、「ブラジル交流展」開催中の美術館ではさまざまなイベントを開催しました。
    毎月実施している「こどものイベント」も、文化の日イベントに参加!
    「アートであそぼ! ブラジル2DAYS!」というビックリマーク「!」がいっぱいのイベントを行いました。
    今回挑戦したアーティストは、「ブラジル交流展」展覧会場の最初と最後を飾るジョゼ・アントニオさん。
    県立美術館の空間を活かした素晴らしいインスタレーション(空間構成)作品をつくりあげてくれました。


    ジョゼさんの作品の一部 ※本物の作品はぜひ美術館でお楽しみください。

    いつもは個人制作で持って帰ってもらえる作品を作ってもらっているのですが、 ジョゼさんの作品を見て、教育担当スタッフは、美術館の建物の中に、繋がって増えていく作品にすることに決定。

    展示期間中には、ミュージアム・ティーチャーが作成したサンプルを手に、 ジョゼさんご本人にイベントの内容をご説明する機会も得、現代作家とのコラボレーションならではの醍醐味も味わいました。
    ジョゼさんご本人を前にしての説明は、作品の意図を誤解してはいないかと不安だったのですが、 こちらも驚くほど喜んでくださり、俄然やる気に燃えるスタッフでした。

    イベント当日は、こども達の素敵な作品がどんどん生み出され、美術館のエントランスを美しく飾り、大いに賑わいました。


    大人も子どもも真剣です。


    ふしぎな生き物?


    できたパーツはどんどん飾っていきます。


    足元にも・・・・


    完成!


    2日目の朝には、ジョゼさんご夫妻とマゼさんが見に来てくださり、みんなの作品に感動のご様子。
    ブラジルのオスカー・ニーマイヤー美術館でも、このイベントを開催したいとおっしゃてくださいました!
    遂に、県立美術館の「こどものイベント」が世界進出か!?
    今後の展開に乞うご期待です!


    ジョゼさんご夫婦もあそびに来てくれました。


    ともあれ、今回のイベントは、「日本×ブラジル 旅が結ぶアート」という展覧会タイトルが示すとおり、 「アーティスト」と「スタッフ」、「ジョゼさんの作品」と「みんなの作品」、それぞれの「作品」と「作品」、 さまざまな出会いとコラボレーションが生まれた素晴らしいイベントとなりました。


    作品と一緒に記念撮影

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