柳瀬安里(1993-)

埼玉県出身。2016年、京都造形芸術大学美術工芸学科卒業。関西でいま最も注目を集める新進作家のひとり。さまざまな軋轢や葛藤の生じる場所や状況に自らの身体を差し入れ行動することで、その場所や状況を暗黙のうちに規定している明文化されないルールや境界の存在を顕在化させ、それをゆるがすようなパフォーマンスを行う。近年参加した展覧会に「フクシマ美術」(KUNST ARZT、京都、2016)「光のない。―私の立っているところから」(KUNST ARZT、京都、2017)、「接触の運用」(京都HAPS、京都、2018)など。