モディリアーニ、シャガール、藤田嗣治 ―パリに生きた画家たち アメデオ・モディリアーニ《扇を持つ女(ルニア・チェホフスカ)》1919年 パリ市立近代美術館

主な出品作
 エコール・ド・パリ展 ―素朴と郷愁―

20世紀前半、パリは、世界各地からやってきた若い芸術家たちの出会いの場となり、その交流から様々な芸術が生まれました。イタリアからモディリアーニ、ロシアからはシャガール、日本からは藤田嗣治がこの時代のパリに来て、それぞれ個性豊かな芸術を生み出しました。この一群の画家をエコール・ド・パリ(パリ派)と呼びます。
エコール・ド・パリの美術家たちは、20世紀絵画の先駆者ルソーやドランのプリミティヴ(原始的、素朴)な表現への志向を受けつぎ、生命感に満ちた純粋さと、異邦人としての郷愁と哀感を抱えた作品を制作しました。
この展覧会では、こうしたプリミティヴな表現志向を切り口として、エコール・ド・パリの芸術を紹介します。モディリアーニ、藤田嗣治、シャガール、スーティン、パスキンらの油彩画を中心に、彫刻、水彩などとともに25作家約80点を展示します。

また、当時のアトリエやカフェ、画家の生活などをしのばせる多様な写真資料、関係者のインタビューを含む貴重な映像も紹介し、華やかな時代におけるパリの芸術家たちの様子を立体的に紹介します。


関連事業
記念講演会
「エコール・ド・パリ〜前衛と伝統のはざまで〜」
講師:深谷克典氏(名古屋市美術館学芸員)
11月12日(日)午後2時〜
ミュージアムホール
聴講無料(聴講には観覧券の半券が必要です)

映画会
「モンパルナスの灯」(1958年フランス・109分)
10月28日(土)
時間:10:30〜 / 13:00〜 / 15:00〜
入場料:1000円(前売り800円)=中学生以上
ミュージアムホール
監督・脚本 ジャック・ベッケル
出演 ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメほか

こどものイベント
「エコール・ド・パリにひたろう」
12月3日(日)午前10時30分〜(申し込み制)
お問い合わせ:TEL078-262-0908

エコール・ド・パリの夕べ(学芸員による解説会)
10月28日(土)、11月11日(土)、11月25日(土)、12月9日(土)
午後6時〜6時30分
レクチャールーム

ミュージアム・ボランティアによる解説会
会期中の毎週日曜日、午前11時〜11時15分
レクチャールーム

イベントスケジュール

キッズ

 

ジュール・パスキン
《椅子にもたれる少女》1928年 個人蔵
開館時間:午前10時〜午後6時 (金・土曜日は午後8時まで) 入場は閉館30分前まで

観覧料:一般1,300(1,100)円/大・高生900(700)円/中・小生500(300)円
( )内は前売り料金および20名以上の団体割引料金/兵庫県内在住・在学の中・小生はココロンカードの提示により無料。障害者の方とその介護の方(1名)、および兵庫県内在住の65歳以上の方は、当日料金の半額。
割引引換券

前売り券発売場所:サンケイチケットセンター、チケットぴあ(Pコード:686ー840)、ファミリーマート、サークルK、サンクス、ローソンチケット(Lコード:53874)など京阪神の主要プレイガイド

主催:兵庫県立美術館 産経新聞社 神戸新聞社
後援:フランス大使館 兵庫県 兵庫県教育委員会 神戸市 神戸市教育委員会 (財)伊藤文化財団 NHK神戸放送局 サンケイスポーツ 夕刊フジ フジサンケイ ビジネスアイ サンケイリビング新聞社 関西テレビ放送 ラジオ大阪
協力:日本航空 ホテルオークラ神戸
特別協賛:大阪芸術大学

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