コレクション展III

開館時間:
午前10時〜午後6時
*ただし特別展開催中の金・土曜日は午後8時まで開館(入館は閉館30分前まで)

休館日:
月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)、年末年始(12月28日〜1月3日)、 メンテナンス休館(1月21日〜25日)

観覧料金:
一般  500円(400円)〈300円〉
大高生 400円(320円)〈240円〉
中小生 250円(200円)〈150円〉
*( )内は20名以上の団体割引料金/〈 〉内は特別展セット割引料金
*兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示により無料
*兵庫県内の65歳以上の方は一般料金の半額
*障害のある方とその介護の方(1名)は各観覧料金の半額


関連イベント

ミュージアム・ボランティアによる
コレクション展ガイドツアー

 コレクション展の見どころを1階、2階、屋外に分け、当館ミュージアム・ボランティアが作品を前にご紹介します。
毎週 金・土・日曜日 13:00〜13:45/エントランスホール集合
※屋外を除き、参加にはコレクション展のチケットが必要です。


コレクション展連続レクチャー(聴講無料)

 12月10日(土)「鴨居玲の想い出を語る」榎忠氏(美術家)+聞き手 平井章一(当館学芸員)
1月14日(土)「イメージの奇術師マックス・エルンスト」速水豊(当館学芸員)
2月11日(土)「マックス・クリンガーの版画」岡本弘毅(当館学芸員)
※いずれも午後2時から約90分/於・レクチャールーム/聴講無料


こどものイベント

 12月25日(日) 「クリスマス・イン・ザ・ミュージアム」
1月29日(日) 「ぼくのわたしの『珍獣・幻獣図鑑』」
※参加資格:兵庫県内在住・在学の小学3年生から中学3年生。
事前申し込みが必要です。詳しくは係までお問い合わせください。(TEL:078-262-0908)


キッズ


同時期開催の特別展

 オランダ絵画の黄金時代 アムステルダム国立美術館展
2006年1月15日(日)まで
山田修二の軌跡―写真、瓦、炭...(仮称)
2006年2月4日(土)―3月19日(日)


アムステルダム国立美術館展

展示室3・4
動物ひょうきん属大図鑑





フランシスコ・ゴヤ
『ロス・カプリチョス』より
《いいぞ!いいぞ!》1799年 エッチング・アクアチント・紙
ラスコーやアルタミラの太古より、動物は人類にとってもっとも親密な美術のテーマのひとつでした。それは、自然のパワーに対する畏怖あるいは讃仰の念とともに、地域や時代を超えて様々な民族によってイメージ化されてきました。自然を飼い馴らすことに成功したかに見える近代に至っても、動物のモチーフへの愛着は消えることなく、多くの芸術家たちの手で描かれ続けています。失われゆく自然へのノスタルジーを仮託したものから、人間の内部に宿る非合理な闇を形象化したもの、さらには現代社会の暗部を告発するものまで、動物の表現はますます多彩な様相を呈しているといえるでしょう。
今回の特集展示では、そうした近代美術に登場する動物の姿を、国内外の版画作品を中心に所蔵作品約120点で紹介します。思わず微笑みを誘う可愛らしい動物や空想上の不気味な怪物の姿を観察しながら、芸術家たちの豊かなイマジネーションをお楽しみください。


マックス・クリンガー『手袋』より《誘拐》
1881年 エッチング・アクアチント・紙

  谷中安規《刀をふるう獣人》
木版・紙


横尾忠則「風景」シリーズより《オレンジ猫》
1969年シルクスクリーン・紙

展示室6
没後20年 鴨居玲展


鴨居玲《道化師》 1984年
パステル、油彩・紙

 神戸ゆかりの洋画家、鴨居玲(かもい・れい)の没後20年を機に、鴨居の画業を振り返る展覧会です。
鴨居玲は、1928(昭和3)年金沢市(1927年豊中市の説もある)に生まれ、金沢市立金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)で洋画家、宮本三郎に学びました。1969(昭和44)年には優れた具象画家に与えられる安井賞を受賞して一躍画壇の寵児となりましたが、名声の重圧から逃れるかのように1971(昭和46)年に欧州に渡り、主にスペイン、パリに居住して、酔っぱらいや老婆、教会などをモチーフに充実した作品を残しました。
1977(昭和52)年に帰国後は神戸に居を構え、1980(昭和55)年には神戸市文化賞、1984(昭和59)年には兵庫県文化賞を受賞しましたが、1985(昭和60)年、57歳で亡くなりました。
本展は、激しく時に破滅的なまでの自己探求のなかから、人生の苦悩や喜び、愛をテーマに、生命の実態を描き出そうとした鴨居玲の絵画世界を19点の作品で紹介するものです。


鴨居玲 《蛾》 1966年 油彩・布

  鴨居玲《教会》
1970年 油彩・布

コレクション展IIIでは、この他にも以下の展示をおこなっています。

日本の近・現代美術(1階)


近・現代の彫刻(1階)


小磯良平(2階)


金山平三(2階)


神戸の洋画家たち(2階)


※都合により展示内容が変更になる場合があります。
出品作品の詳細は出品リストをご覧下さい。

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